テーマ:ドーパミン

ドーパミンニューロンの活動は行動の開始確率とその後の強度にかかわる

 生き物は生き残るために、行動を起こすか、起こさないか、起こすならどのタイミングでがだいじです。一方、パーキンソン病におけるsubstantia nigra pars compacta (SNc) :黒質緻密部のドーパミンニューロン(DANs)の欠落は、行動の開始の障害につながり、行動の緩慢さにつながります。自発運動におけるDANsの役…
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幼児期のドーパミン神経の正常化が重要?

 快感に強くかかわる報酬系は主にドーパミン作動性で、腹側被蓋(VTA)を起始点として側坐核、前頭葉へと投射しています。↓は幼少期に「VTA転写因子Otx2」の抑制によってストレスの影響を受けやすくなり、うつ的状態が生じやすくなるというもの。しかもこれが幼少期に永続的に生じやすくなるらしいというもの。  逆に幼少期にVTAのOtx2発現…
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おもしろいな。プラセボ(偽薬)は偽薬と分かっていても効くらしい。

 おもしろいな。プラセボ(偽薬)は偽薬と分かっていても効くらしい。  三か月以上腰痛を訴えている被験者83人(実験達成者数)を対象として、通常の治療群と、通常の治療に加えてプラセボをプラセボと告知して与えた群の比較(open-label placebo)。3週間のトライアル。  結果、プラセボ群は最大の痛みと通常の痛みの主観的指標が…
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おなかがすいている方が物覚えがいいらしい

 共同通信 2016年8月24日 (水)配信によると、ショウジョウバエの実験で、あるにおいと電気ショックの組み合わせ、および、べつなにおいと電気ショックなしのくみあわせを学習させたところ、おなかのへっているショウジョウバエほど学習成績が良かったとか。また空腹時、強化学習に強くかかわるドーパミンの分泌が1.5倍になっていたとか(東京都医学…
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うれしいことや前向きな気持ちで元気になる仕組み

 昇進、結婚などの普通に考えれば幸せなことも、心身にはストレスになりえ、日常ストレス度チェックのリストに入っており、心疾患やうつのリスク要因になりえます。  一方で、楽しいことがあれば元気になり、いいことが起こりそうという期待は、健康状態の改善などに役立つことが健康心理学的調査によって知られていたりもします。  ↓は報酬系の腹側被蓋…
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報酬条件付けは、そちらを選びがちになるのみならず、近づく速度を上げる

 このブログではおなじみの、やる気や直感に強くかかわる「線条体」を含む大脳基底核には、直接路と間接路があり、直接路は報酬にむすびつく行動を促進、強化し、後者は逆に報酬につながらない行動を抑制すると考えられています。  ↓は、これらの経路が単に報酬につながる行動を選択、強化するだけではなく、その報酬を獲得するための行動測度を調整する、つ…
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ドーパミンのD2受容体の活動を高めると、ラットをリスク回避型にすることが出来る

 ドーパミンにはD1~D5まで受容体があり、これとドーパミンが結びついて脳に作用します。そしてカジノ的パチンコ的な光と音の演出はD3受容体を介してハイリスク行動に誘引するとの報告があります(http://higeoyaji.at.webry.info/201602/article_19.html)。  ↓はD2受容体。もともとD2受容…
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音や光の修飾はリスク選好度を増す

 アイオワギャンブリング課題は、Becharaらにより開発された課題で、被験者はA ~ D の 4 つのデッキのいずれかを選び、カードを 1 枚ずつひいていく。いくつかのカードは賞金がもらえ、いくつかは罰金を払わなければならない。2つのデッキ (A、B) は、賞金が高いが、罰金が非常に高く、結果的に損をする。一方、残り 2 つのデッキ …
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セロトニン、ドーパミン、攻撃、自殺、道徳判断

 抗うつ薬のSSRIやSNRIは、特に若者で攻撃性や自殺を増やすことが報告されてきましたが、北欧コクランセンター(デンマーク)のTarang Sharmaらは↓、70件の臨床試験(治験総括報告書68)に参加した1万8,526例をメタ解析し、全体では攻撃行動の増加がみられ、小児/青少年では自殺行為も増えていることを報告しました。 Sui…
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トゥレット障害、ドーパミン

 トゥレット障害は、音声や行動のチックを主体とし、小児期に発症し、軽快・増悪を繰り返しながら、約半数は18歳までにチックが消失、消失しなくても予後は良いとされる。チックの症状のひとつに、意図せずに卑猥なまたは冒涜的な言葉を発する汚言症がある。ドーパミン神経の過活動が関与すると考えられています。  そのためドーパミン関連薬の開発が続いて…
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視床下部のドーパミン作動性ニューロンが育児的行動を促す

 視床下部は攻撃、性行動、摂食などにかかわっていますが、ここには雌雄差(男女差)があることは知られています。こういうのを性的二型性といいますが、攻撃や性行動、子の世話などの行動に性差があるのは、この視床下部の二型性にあるのではないかと考えられています。  T Kimchiらは、マウスの視床下部に性的二型性を示すドーパミン作動性ニューロ…
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恋のドキドキはドーパミン

 以前から、熱愛中のパートナーの写真を見ると、ドーパミンが強く関与する報酬系の起始点、腹側被蓋や、行動と快感を結びつけやる気にかかわる線条体の尾状核が活性化し、逆に相手を疑うことにかかわる扁桃体や頭頂側頭接合部の活動が低下することが、fMRIによって明らかにされてきた。  しかし、この脳活動にドーパミンがかかわるとは推測されるものの、…
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4時間周期で気持ちいい??

 快感ややる気、運動調整などにかかわるドーパミンには約4時間の周期があるのだとか。昔、霞が関の人たちの血中物質を調べたときには単に午前中高かっただけだが、ドーパミンのレベル変動と4時間周期の体内時計が同調しているのだとか。  ドーパミンを過活動させると概日周期と縮日周期の調和を乱し、精神疾患と合併する睡眠-覚醒周期障害に似た異常を誘発…
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やる気は左線条体、腹内側前頭前皮質のドーパミンにかかわり、嫌気は島皮質のドーパミンにかかわる

ヴァンダービルト大学のマイケル・トレッドウェイらの研究。 被験者25人に、利き手で7秒間に30回ボタンを押す課題(報酬は1ドル)か、非利き手の小指で21秒間に100回ボタンを押す課題(報酬は1~4.3ドル)を選んでもらう。ただし報酬が得られる確率が12%、50%、88%のいずれかという条件。この課題時の脳中のドーパミンニューロンの活性…
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快感

 ある行動をする頻度が高まっていく学習を「正の強化学習」と呼びます。あらゆるサービス産業はユーザーのサービス参加頻度を高めることを目指しますから、「正の強化学習」の成功がそのサービス産業の成功とほぼ同義です。ソーシャルゲーム業界やぱちんこ産業の成功もこの「正の強化学習」システムをうまく生かした成功であり、その分、依存の危険をはらみます。…
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常夏蝶々はいい台だと思います。

ウエノくんご推奨の常夏蝶々、とてもいい台だと思います。ただ設置店が少ないのが悲しい。あれ、バラエティじゃなく、せめて5台並んでいるととてもいいと思うのです。直接開発にかかわったわけではないですが、脳汁たくさん出ると思います。 くじの低い当選確率を高く見積もってわくわくしてしまう傾向に、脳内のドーパミンが関与。D1受容体の量が少ない人ほ…
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