ネアンデルタール人にとってかわったのは伝染病の拡大にともなう免疫問題ゆえ?

 現代人につながるクロマニョン人が先行するネアンデルタール人にとってかわられたことはよく知られています。その要因として投擲具がかかわったとする考えも流布しています。またこの淘汰を通して両者の交雑も行われ、現代人にネアンデルタール人の遺伝子が数パーセント残っていることも報告されています。  ↓はこのとってかわりに免疫遺伝子の獲得の有利さ…
コメント:0

続きを読むread more

当り前ですが、「暑さ指数」でいう〇℃と、温度の〇℃は違います。

 マラソンや競歩の札幌開催をめぐって、ドーハと東京の「暑さ(指数):WBGT」が極めて近いとの指摘があり、「暑さ指数」に注目が集まっています。  知っている人には当たり前な話ですが、暑さ指数での℃と、温度計の示す℃は違います。ざっくりいって「暑さ指数」の〇℃の方が、温度計の示す〇℃より、はるかに危険です。  たとえば、運動が原則禁止…
コメント:0

続きを読むread more

11月1日~

フジ「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 BSフジ「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 NHKラジオ「子ども科学電…
コメント:0

続きを読むread more

アルコールの飲みすぎで脳が萎縮するのではなく、脳が小さいとアルコールの消費量が多くなる???

 アルコール使用障害(いわゆるアルコール依存)での脳の萎縮が古くから報告されてきました。しかし、これらの報告はいわゆるワンショット研究(横断的研究)で相関関係は示せても、因果関係は示せません。つまり、アルコール消費が脳萎縮を生むのか、もともとの脳の小ささがアルコール消費量を増すのか、はたまたその相互作用なのか、これまでの研究スタイルでは…
コメント:0

続きを読むread more

医師の確信が痛みを低減する

 プラセボ効果を防ぐために、薬品の効果実験などでは二重盲検法を使います。患者にも医師にもどちらの薬が偽薬かわからないようにして投与するのです。↓は医師がその薬は効くという確信を持っていると、それが表情に現れること、また、患者も痛みのレベルが低下し、表情に痛さが表れにくく、皮膚の反応も異なっていたそう。 Socially transmi…
コメント:0

続きを読むread more

腸内細菌が脳に影響するメカニズムの一端が明らかに

 哺乳動物では微生物相の組成変化が発生や代謝、免疫細胞機能などに影響を与えることや、複数の疾患への抵抗性やかかりやすさと関連することが知られています。また社会的活動やストレス、不安関連反応などの調整にもかかわることが知られています。しかし、そのメカニズムは明らかではありません。  そこで、↓の研究では、微生物相をなくしたり減らしたりす…
コメント:0

続きを読むread more

ノンレム睡眠時、忘却と記憶の定着が生じる

 睡眠は、記憶の固定と忘却の両方に関係しています。↓によれば、このバランスはδ波(delta wave)と徐波(slow oscillation)によって演出されており、紡錘波とδ波が出会うと忘却が促され、一方で徐波(slow oscillation)と紡錘波が出会うと記憶の定着が起きるのだそう。睡眠時には忘却が主であるが、その中で、徐…
コメント:0

続きを読むread more

おお、とうとうアミロイドβをターゲットとした認知症治療薬が承認されるのか?

 アデュカヌマブはアミロイドβの除去によってアルツハイマー病の進行抑制を目指した薬だったが、第3相試験の無益性解析(ある段階のデータ量から有効性が見込めるかを推定する解析)で効果が見込めず、実験の中止を発表した薬。  1638人と1647人を対象に18か月の投与試験を行い、1748人のデータについて無益性解析を行ったところ、効果が認め…
コメント:0

続きを読むread more

サッカー選手は認知症など神経変性疾患による死亡率が高い(スコットランドの研究)

 アルツハイマー病などの認知症やパーキンソン病などの神経変性疾患は強いコンタクトを伴うスポーツ選手で多いことが、アメリカンフットボールなどで報告されています。しかし、サッカーでどうなのかは明らかになっていなかったそう。  そこで、後ろ向きコホート研究を実施。7676人の元プロサッカー選手(スコットランド選手のデータベースから特定)と、…
コメント:0

続きを読むread more

遊技障害で問題となる認知の歪みは「勝ちの効果の過大視」「問題認識の歪み」か?

以下、堀内ら、パチンコ・パチスロに関する認知の歪み尺度の信頼性・妥当性の検討-パチンコ・パチスロ問題に対する認識に関する2種類の尺度の作成-、IR*ゲーミング学研究 (15) 1-11 、2019より抜粋及びまとめ。  従来のギャンブリング研究において、 ギャンブリングに対する認知的な歪みを持っていることが問題のあるギャンプリ…
コメント:0

続きを読むread more

神経興奮を抑制する仕組みが長寿を促す?

 転写抑制因子RESTは神経興奮を抑制する。そしてRESTオルソログ(遺伝子重複)の機能喪失変異は、神経興奮を上昇させ、長寿命のdaf-2変異個体の線虫の寿命を短縮したのに対し、RESTオルソログの過剰発現は、野生型線虫個体の寿命を延長したそう。また、脳でのREST遺伝子の条件的欠失は加齢マウスの大脳皮質の活動やニューロンの興奮性を上昇…
コメント:0

続きを読むread more

歩行速度は体や脳、そして見た目の若さとかかわり、3歳時点での知能や運動機能が中年時点での歩く速度と関連

 歩行速度は、高齢者の機能低下や死亡リスクとかかわることが知られていますが、人生の早い段階での歩行速度に関連する要因、およびそれが中年期に与える影響についてはほとんど検討されていません。  そこで、↓の研究では、45歳までの参加者(2019年4月まで)を観察したニュージーランドの1972年から1973年の出生コホートのデータを解析。 …
コメント:0

続きを読むread more

災害時のストレス対応

 災害や大事故、テロなどが起こったとき、厚生労働省のガイドライン(https://www.ncnp.go.jp/nimh/pdf/saigai_guideline.pdf)によれば、住民の約20%に広い意味でのPTSD(心的外傷後ストレス障害*文末に説明)が生じるが、約80%は自然回復するそうです。しかし、災害等の体験後、半年から1年以…
コメント:0

続きを読むread more

自閉傾向がある場合、ゲームの健康効果を阻害するかもしれない

 脳の動機づけネットワークは前頭前野、報酬系、島皮質などからなり、やる気にかかわるほかいわゆる依存にもかかわります。  ↓は健康的なゲームユーザー(インターネットゲーム障害とは認められないユーザー)で、動機づけネットワークでの神経接続がうつスケールや自閉スケールの影響を受けるのかを調べたもの。119人の健康的なボランティアで安静時MR…
コメント:0

続きを読むread more

乏しい食事をしているうつ的な若者は、3週間の食事改善でうつ状態を改善しうる

 乏しい食生活、すなわち、果物、野菜、魚、赤身の肉が豊富でない食事が、うつ病と関連しているという強い疫学的証拠があります。また、健康的な食事を摂ると、うつ病のリスクが低下することも示されています。  しかし、それを示したランダム化比較試験(RCT)は1件のみで、若い成人では、そのようなRCTは実施されていません。そこで、うつ症状のレベ…
コメント:0

続きを読むread more

色の好みが時間によって異なる

 色に対する好みは先天的なものか、後天的なものなのか、はたまた前世代での後天学習が世代をまたいで伝わるのか、議論が分かれている。  ↓はショウジョウバエの色の好みが一日の時間帯で異なることを示した研究。 (1)青色光は一日を通して嫌がられる。この忌避は、おもにmd(multidendritic)ニューロンを介して起こる。そのとき、ロ…
コメント:0

続きを読むread more

10月1日~

フジ「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 BSフジ「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 NHKラジオ「子ども科学電…
コメント:0

続きを読むread more

後天遺伝あれこれメモ 恐怖反応、メタボリック、探索学習、性依存

ダーウィニズム的遺伝だけではなくラマルク型遺伝がありうる話。あれこれ。 チューリッヒ大の研究 トラウマは世代をまたぐ、幼児虐待は三代たたる? https://higeoyaji.at.webry.info/201404/article_10.html マックスプランク研究所 後天的に獲得された形質は次の世代に遺伝する …
コメント:0

続きを読むread more

いわゆる性依存のマイクロRNAを介した遺伝

 いわゆる性依存(hypersexual disorder:HD)はDSM-5の診断として提案されましたが採用されず、しかしICD-11では衝動制御障害として提示されています。 一方、ここ十数年の研究で遺伝はDNAによるものばかりではなく、メチル化などを通してエピジェネティックに伝わるものもあることが知られるようになってきました。たとえ…
コメント:0

続きを読むread more

タトゥーは運動に影響しない?

 皮膚の入れ墨は、局所的な発汗率を低下させ、発汗ナトリウム濃度([Na +])を増加させることが示されてきました。では運動条件下で発汗率やナトリウム濃度はどうなるのかを調べた研究↓。ラグビーの観戦ではちょっと気になる話かもしれません。  タトゥーサイズが11.4cm2以上、入れてから2か月以上、片側入れ墨の健康な22人(25.1±4.…
コメント:0

続きを読むread more

マスコミの方、ゲーム症の調査報告があったらこんな質問をしてください

ゲーム障害(ゲーム症)の実態調査報告が行われるそうですが、記者会見などの際、マスコミの方々は以下のような質問をして、正しい報道をしていただければと思います。 ・ 今回の調査は、直近一年間についてのものですか? ICD-11では「ある一年間」となっていますが、どうなのでしょう。 ギャンブル等依存症調査でみなさまはSOGS(Sou…
コメント:0

続きを読むread more

ADHD治療薬で脳が変わる

 まあ、カウンセリングでも脳活動はよく変わるし、瞑想でも結合が変わったりするので、「脳が変わる!!」で驚いたふりはくだらんと思いますが、↓はADHDの治療薬メチルフェニデート(リタリン、コンサータ)で男児の脳白質の結合が強まったというもの。  アムステルダム大の研究。メチルフェニデート使用歴がないADHD男児(10~12歳)および成人…
コメント:0

続きを読むread more

健康的な生活スタイルが認知症予防に役立つのは、遺伝的リスクの低い人たちのみ?

 アルツハイマー病ではAPOEε4が遺伝的リスク要因であることが知られ、ひとつ持てばリスクは3倍程度、二つ持てば11倍程度となることが知られている。その一方で、生活習慣もリスク要因であることが知られ、たとえばWHOの2019年、認知症および認知機能低下予防に関するガイドライン(https://higeoyaji.at.webry.inf…
コメント:0

続きを読むread more

9月1日~

フジ、「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 NHKラジオ、「子ども…
コメント:0

続きを読むread more

責任あるギャンブリングメッセージはリスクある人のチラ見は促進するかもしれない

 なるほど。アイトラッカーを使ったこんな研究もあるのか。オーストラリアの研究。  スポーツの試合ではスポーツベッティングの広告が打たれているそうで、そうした広告を打つのなら「責任あるギャンブリング」に関するメッセージも流さなければいけないようになっているそう。しかし、責任あるギャンブリングメッセージがユーザーに届いているのかは不明。 …
コメント:0

続きを読むread more

ASDやADHDがインターネット症の増悪要因かどうかあやしいかもしれない

 インターネット症(IA)は、自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)の青少年に流行していると報告されています。 しかし、ASDやADHDの人たちの追跡調査からインターネット症の経過を示した研究はありません。 そこで、ASDおよび/またはADHDを有する青年89人の2年間追跡調査を実施。 IAのうち60%が自然寛…
コメント:0

続きを読むread more

ギャンブリングへの渇望は結果であり原因でもある

 徳島大などの研究。日本の地方刑務所の332人の男性受刑者を対象に、ギャンブリング行動、アルコール使用障害、インターネット障害、衝動性、および精神疾患に関するアンケートを実施。 犯した犯罪、刑期、受刑歴、教育歴と合わせて分析。  結果、物質使用障害や嗜癖行動、精神疾患からギャンブリングへの渇望が増す経路が明らかになったとともに、ギャン…
コメント:0

続きを読むread more

MDMAがPTSDに有効な可能性があり第三相へ

 MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)は刺激作用と幻覚誘発作用があるアンフェタミン類似化合物で、エクスタシーと呼ばれる違法薬物であるが、主にセロトニンを産生および放出するニューロンに作用し、ドパミン作動性ニューロンにも作用するので、トラウマの解除に役立つ可能性が指摘されてきた。  ↓はPTSDに対するMDMAを補助的に…
コメント:0

続きを読むread more

中高年期の、読書、パソコン操作、社会活動、ゲーム、クラフト活動はおすすめです

 WHO(2019)の認知機能低下および認知症予防についてのガイドラインでは、運動と禁煙を強く推奨し、アルコール使用障害への介入、地中海食、認知的トレーニング、体重管理、高血圧・高脂血・高血糖への介入を条件付きで推奨している(https://higeoyaji.at.webry.info/201907/article_7.html) …
コメント:0

続きを読むread more

幼児期に伸ばすべきは、実行機能か、社会性と情動のスキルか、国語力や計算力か

 2019年、ペンシルバニア大のシャロン・ウルフらは、ガーナの3862人の子どもたちについて、平均5.2歳ころをスタートに二年おきに調査を行い、実行機能と、社会性と情動のスキル、国語力、計算力の関係を調べた結果を報告しました。  実行機能は計画を立て順序良く物事をこなしていくことができる力で、実行機能の背景にはワーキングメモリ(作業記…
コメント:0

続きを読むread more

マウスに幻覚を見せる

神経を1つ単位で刺激できる光遺伝学的装置を使った研究で、マウス視覚野のわずかな神経の刺激で、幻覚を誘発。見ていないのに見たように振る舞わせることに成功とのこと。 脳疾患症状を決定付ける神経を探す試みも始まっていて、統合失調症やアルツハイマー病モデルマウスで、問題となっている不活発な神経の繋がりを刺激して症状の解消を目指す実験も始まって…
コメント:0

続きを読むread more

WHO(2019)の認知機能低下、認知症予防についてのガイドライン

他の健康的便益を含む推奨になっている部分もあるので、認知機能低下予防、認知症予防にかかわる部分を太字にしました。 ・運動をすること 「認知に問題のない大人にとって、運動は認知機能低下予防に勧められるべきである」    中程度の証拠があり、強く推奨される 「軽度認知障害のある大人にとって、認知機能低下予防に運動を勧めてもよい」…
コメント:0

続きを読むread more

8月1日~

BSフジ、「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 フジ、「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 NHKラジオ、「子ども…
コメント:0

続きを読むread more

鼻は一つなのになぜ穴が二つ?

受精卵⇒分裂⇒三週目ころ:脳やせき髄になる溝ができる(神経管) ⇒この溝の左右に塊ができる(脳)⇒臭いを感じることになる部位の近くに孔ができる⇒近づいて鼻を作りながら穴はふたつ ⇒目も 口は?⇒消化管の一方が口、一方が肛門 手は?⇒手足はソニック・ヘッジホッグ遺伝子⇒手の数、指の数、形などを決めるツールキット遺伝子
コメント:0

続きを読むread more

ソーシャルメディアに費やす時間が増すと、うつ、問題行動、大量飲酒がわずかに増えるかもしれない

 ノルウェーの青年763人(平均年齢15.22±1.44)のパネル調査。6か月間隔二度、ソーシャルメディアに費やされた時間、うつ症状、問題行動、一過性の大量飲酒、スポーツの頻度、レジャーの頻度、友人関係を調査。  ソーシャルメディアに費やされた時間が、うつ症状、問題行動、一過性の大量飲酒を増やすのかを、一階差分モデルで検討。経時的推定…
コメント:0

続きを読むread more

当り前といわれれば返す言葉もないが、肥満は遺伝要因と環境要因の相互作用

 ノルウェーの13~80歳の一般住民11万8,959人のうち、6万7,305人について遺伝素因とBMI(肥満度)の関連を解析↓。太りやすさについて遺伝的感受性を5段階に分け、1960年代から2000年代まで10年単位で評価。  結果、1980年代半ばから1190年代半ばにかけて肥満が増加、遺伝的感受性が最も高い群は、どの10年単位でも…
コメント:0

続きを読むread more

暑いとおなかがすかなくなり代謝が上がる???

 縫線核はセロトニンの分泌にかかわるほか、特に背側縫線核はマイナートランキライザーであるGABA分泌にもかかわり、空腹をなだめ食欲を抑制することが知ら手ている。  ↓はこのGABA分泌神経が気温の上昇で活性化されることを示し、この神経の活性化で空腹を感じにくくなるほか、発熱、運動、代謝活性、エネルギー消費全般も促されるそう。 Reg…
コメント:0

続きを読むread more

OCDが統合失調症の初期症状である可能性に注意

 2000~13年に新たにOCD(強迫性障害)と診断された人の縦断調査。非OCD群はランダムに抽出、性、年齢、都市レベル、所得でマッチング。  結果、OCD群2,009例、非OCD群8,036例が抽出、統合失調症発症リスクは、OCD群876.2/10万人年、非OCD群28.7/10万人年。OCD群で統合失調症リスクが30倍程度高かった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

7月1日~

BSフジ、フジ、監修、解説、「脳ベルSHOW」、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 フジ、「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 「とくダ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

緑茶で認知症、アルツハイマー病、MCI、認知障害が抑制されうる?

 サントリー系の研究。緑茶の摂取と認知症、アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)、認知障害との関連を調査した観察研究のシステマティックレビュー。  PubMedから。コホート研究3件、横断研究5件が抽出され、コホート研究1件および横断研究3件において、緑茶摂取の好影響が支持、コホート研究1件および横断研究1件において、部分的な好影響…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

クロスワードやナンプレを行う人は認知機能テストの成績が良い?

 WHOは認知機能低下および認知症のリスク低下についてのガイドライン(2019)を公表しています。それによれば、認知機能低下および認知症のリスク低減に、運動、禁煙、地中海食、健康的でバランスのとれた食事、危険で害ある飲酒行動をやめたり減らしたりすること、認知的なトレーニング、過体重・肥満・高血圧・高脂血・糖尿病への介入が、かなり低い~高…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

一杯のコーヒーで死亡率改善(高山スタディ)

 コーヒー摂取量と死亡率、有病率などが逆相関するといった疫学研究は多い。↓は岐阜高山のコホートスタディの結果。岐阜大山川先生ら。  1992年時点で、がん、冠動脈疾患、脳卒中の既往がない35歳以上の住民2万9,079人を対象。2008年まで追跡。食事や生活習慣の因子で調整。Cox比例ハザードモデルで評価した。コーヒー摂取量を含む食事摂…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

WHOの認知機能低下および認知症のリスク低下についてのガイドライン

WHOの認知機能低下および認知症のリスク低下についてのガイドライン(2019)のまとめは以下。 認知機能低下および認知症のリスク低減に、運動、禁煙、地中海食、健康的でバランスのとれた食事、危険で害ある飲酒行動をやめたり減らしたりすること、認知的なトレーニング、過体重・肥満・高血圧・高脂血・糖尿病への介入が、かなり低い~高い証拠(多くは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ギャンブル等依存症」などを予防するために(指導参考資料)について

 文部科学省は平成31年3月、「ギャンブル等依存症」などを予防するために、生徒の心と体を守るための指導参考資料を発表している。ギャンブル等依存症(ギャンブリング障害)、ゲーム障害、あるいはひきこもりといった現象が社会問題化する中で「はじめに」に記載されているように早期予防をすすめる上で価値ある一歩であると思う。  一方で、その記載に違…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

6月1日~

BSフジ、フジ、監修、解説、「脳ベルSHOW」、BSフジ(月)〜(金)22:00〜22:55、再放送BS(月)〜(金)10:00〜10:57、フジ(月)〜(金)4:00〜4:55。 フジ、「今夜はナゾトレ」監修、火、19:00-20:00。 「とくダ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「人の名前が。。。」ほかあれこれ

篠原先生に質問 ① 人の名前や顔が覚えられない。会ったことがあるのに、何度も名刺を出してしまうので、恥ずかしいです。名前と顔の覚え方、忘れている時にうまく切り抜ける方法が知りたい。 本当は「人の名前は覚えておくべきもの」「おぼえていないと失礼」という風潮が変わるべきだと思います。というのは、会った人の顔と名前、その人とのエピソー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

失敗続きの認知症治療薬開発に新たな光?

 アルツハイマー病にアミロイドβがかかわることは古くから知られており、アルツハイマー病の治療薬開発はアミロイドβ凝縮の抑制などアミロイドβをターゲットに行われてきました。そして今のところこの戦略での治療薬はすべて失敗に終わっています。  ↓の昭和大などによる研究は、ここに新たな光を差し込ませるかもしれないもの。アミロイドβには主に40…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ぱちんこ業界のギャンブル等依存症対策、チェックのための具体的指標

 平成31年4月19日に、ギャンブル等依存症対策推進基本計画が決まり、ギャンブル等にかかわる地方公共団体や関係機関・団体、事業者等が行うべき対策が提示された。この計画ではギャンブル等依存症(ギャンブリング障害の方が適切とは思うが)対策についてPDCA(Plan, Do, Check, Action)を回す不断の実行が求められており、ギャ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more