中高年期の肥満は認知症のリスクだが、運動不足は認知症の結果かもしれない。

 WHOの2019年、認知症及び認知機能低下予防に関するガイドラインでは、運動や禁煙、地中海食やバランスのいい食事、認知的トレーニング、過体重や肥満への介入、糖尿病、高脂血症への介入などが推奨されている(https://higeoyaji.at.webry.info/201907/article_7.html)。一方で、運動不足や食事内…
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コカイン使用障害におけるオキシトシン効果は、性別とトラウマ体験の有無で異なるらしい

 依存症には自己治療仮説がある。何かに依存するのは、こころや体の痛みやストレスから逃れるためで、たとえばトラウマの疼きを自己治療するように薬物等を使用するといったものです。脳でいえば、単に腹側被蓋、側坐核、線条体、腹内側前頭前野といった快感系に出来上がったニューラルネットワークが問題なのではなく、痛みにかかわる島皮質や、嫌悪にかかわる偏…
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ゲーム依存やぱちんこ依存の予防に役立つと思われる質問

 われわれの調査では、ぱちんこ依存では「自由にしていい時間で遊ぶ」「上限を決めて遊ぶ」といった健全なぱちんこ遊技の仕方にかかわる質問項目を含めて、依存得点を予測する式を作ると、こうした「健全ぱちんこ項目」の影響(寄与)が遊技量(頻度、時間、負け額など)をはるかにしのいで強くなる。  依存得点の項目には、やめようと思ったが失敗した、など…
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父親のde novo変異と自閉スペクトラム障害

 父親の染色体に生じるde novo変異(親から受け継いだ変異ではなく、ある個体において新しく発生した変異)は、自閉症のリスクで受胎時の父親の年齢と相関することが知られています。そのため、将来の妊娠を避けることを選択する場合がありますが、親の性腺のde novo変異がどういう影響をするのかは十分に理解されてはいません。  そこで、子孫…
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医療情報の読み方(ギャンブル障害の一例)

「ギャンブル等依存症を予防するために」平成31年指導参考資料より   こういう症例研究や体験談を読むときには、アルコール使用障害についてのDSM‐5の次の記載などを踏まえてほしい。 「治療を受けに来る人達が典型的には長年にわたる重度のアルコール関連問題を抱えているという事実から、しばしばアルコール使用障害が手に負えない障害であると誤…
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うまく描くとは、しっかり見て(想像せず)描くことなのかもしれません。素人ほど想像してしまう。

見ているものをどう捉えるか(conscious perception)は脳の視覚野(visual cortex)ではなくより高次の脳領域・前頭皮質(前頭葉)が担うことがしられています。 Neural Correlates of the Conscious Perception of Visual Location Lie Outsi…
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遊技障害⇔認知のゆがみ、ぱちんこにおけるギャンブル障害に及ぼす認知のゆがみ

 新たに開発した「パチンコ・パチスロ版認知の歪み尺度」を用いて、パチンコ・パチスロに関する8つの「認知の歪み」を取り上げ、それらがパチンコ・パチスロ遊技障害に及ぼす影響について3回にわたる縦断調査を計画し、現在2回目の調査を終了した。これまでの調査結果からは、8つの「認知の歪み」のうち、次のような4つの「認知の歪み」が遊技障害に影響を及…
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老化は4歳、60歳、78歳で急速に進む。。。。。

 ↓の研究のTony Wyss-Coray は2014年に若者の血液を輸血すれば老齢ネズミの体や脳が若返ることを示しています(https://higeoyaji.at.webry.info/201405/article_4.html)。このことは血液の加齢に関連する分子変化が加齢への新しい洞察を提供できるという仮説を支持しうるわけで、今…
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GDF15が体重やエネルギーバランスへのメトフォルミンの作用を修飾する

 メトホルミンは糖尿病の薬として世界で最も用いられています。その効果の60%強はメトホルミンの体重減少効果によります。しかし、メトホルミンがどのようにして体重を減らすのか、そのメカニズムはよくわかっていません。  ↓は分化増殖因子のひとつ、GDF15がメトホルミンの作用を媒介するという研究。GDFではGDF11が若返り因子として注目さ…
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中年は一日10分の運動で言語記憶が良好?

 認知症の予防や認知機能低下予防に、WHOは運動を強く推奨している(https://higeoyaji.at.webry.info/201907/article_7.html)。また米国保健福祉省(HHS)は健康のため運動を推奨しているがそのガイドラインでは週150分の運動を推奨している。またある程度の強度ある運動を推奨している。  …
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人の意見を聞き入れるのは、同じような意見の時だけらしい

 人は意見を持つとその意見に固執しがちです。その脳的メカニズムの一端は玉川大の出馬先生らによって明らかにされています。いわゆる「すっぱいブドウ」効果です。  出馬先生らは大学生男女20名にMRIスキャンをしながら160種類の食べ物(コンビニエンスストアなどで売られている商品)に対する好みの度合いをひとつづつ回答してもらいました。すると…
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快感を思い出しているときにケタミン注射で、飲酒量抑制。ギャンブリング、ゲーミングでも???

 世の中の人は、記憶は思い出すたびに強化されると思っている。それが復習。実際、復習によって忘れる速度が低下していき、長期記憶化しやすくなることは古くから知られてきた。しかし、記憶の固定(定着)過程はもう少し複雑で、実は、記憶は呼び起こされたとき不安定化する。それから新しい情報も取り込みつつ再統合、固定がすすむ。  そしてこのプロセスへ…
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子どもたちはおおむね望ましいゲーム時間を知っている?

 久里浜の予備調査によれば平日のゲーム時間は、1時間未満が40.1%、1~2時間が27.1%、2~3時間が14.6%、3~4時間が9.0%、4~6時間が6.5%、6時間以上が2.8%でした(https://www.ncasa-japan.jp/pdf/document15.pdf  https://www.ncasa-japan.jp/…
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PM2.5はアルツハイマー様脳変化および記憶障害を促進しうる???

 最大2回の脳スキャンを5年間隔で受けた73〜87歳の998人の1999年~2010年の女性のデータを使用した研究。  脳スキャンでは、アルツハイマー病の人々の脳スキャンによって機械学習されたプログラムを作成、アルツハイマー病の脳パターンとの類似性に基づいたスコアを算出。女性たちはCalifornia Verbal Learning …
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超長寿者の免疫力はCD4陽性キラーT細胞が支えている?

 T細胞は、他の免疫細胞を助けるCD4陽性ヘルパーT細胞とがん細胞などを殺すCD8陽性キラーT細胞に分類されます。しかし、理化学研究所の橋本先生らの研究によれば、110歳以上のご長寿の方では、通常はないCD4陽性キラーT細胞が特異的に増加していたとか。  彼らは、110歳に到達したスーパーセンチナリアン7人と50~80歳の5人から採血…
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ネアンデルタール人にとってかわったのは伝染病の拡大にともなう免疫問題ゆえ?

 現代人につながるクロマニョン人が先行するネアンデルタール人にとってかわられたことはよく知られています。その要因として投擲具がかかわったとする考えも流布しています。またこの淘汰を通して両者の交雑も行われ、現代人にネアンデルタール人の遺伝子が数パーセント残っていることも報告されています。  ↓はこのとってかわりに免疫遺伝子の獲得の有利さ…
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当り前ですが、「暑さ指数」でいう〇℃と、温度の〇℃は違います。

 マラソンや競歩の札幌開催をめぐって、ドーハと東京の「暑さ(指数):WBGT」が極めて近いとの指摘があり、「暑さ指数」に注目が集まっています。  知っている人には当たり前な話ですが、暑さ指数での℃と、温度計の示す℃は違います。ざっくりいって「暑さ指数」の〇℃の方が、温度計の示す〇℃より、はるかに危険です。  たとえば、運動が原則禁止…
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アルコールの飲みすぎで脳が萎縮するのではなく、脳が小さいとアルコールの消費量が多くなる???

 アルコール使用障害(いわゆるアルコール依存)での脳の萎縮が古くから報告されてきました。しかし、これらの報告はいわゆるワンショット研究(横断的研究)で相関関係は示せても、因果関係は示せません。つまり、アルコール消費が脳萎縮を生むのか、もともとの脳の小ささがアルコール消費量を増すのか、はたまたその相互作用なのか、これまでの研究スタイルでは…
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医師の確信が痛みを低減する

 プラセボ効果を防ぐために、薬品の効果実験などでは二重盲検法を使います。患者にも医師にもどちらの薬が偽薬かわからないようにして投与するのです。↓は医師がその薬は効くという確信を持っていると、それが表情に現れること、また、患者も痛みのレベルが低下し、表情に痛さが表れにくく、皮膚の反応も異なっていたそう。 Socially transmi…
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腸内細菌が脳に影響するメカニズムの一端が明らかに

 哺乳動物では微生物相の組成変化が発生や代謝、免疫細胞機能などに影響を与えることや、複数の疾患への抵抗性やかかりやすさと関連することが知られています。また社会的活動やストレス、不安関連反応などの調整にもかかわることが知られています。しかし、そのメカニズムは明らかではありません。  そこで、↓の研究では、微生物相をなくしたり減らしたりす…
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ノンレム睡眠時、忘却と記憶の定着が生じる

 睡眠は、記憶の固定と忘却の両方に関係しています。↓によれば、このバランスはδ波(delta wave)と徐波(slow oscillation)によって演出されており、紡錘波とδ波が出会うと忘却が促され、一方で徐波(slow oscillation)と紡錘波が出会うと記憶の定着が起きるのだそう。睡眠時には忘却が主であるが、その中で、徐…
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おお、とうとうアミロイドβをターゲットとした認知症治療薬が承認されるのか?

 アデュカヌマブはアミロイドβの除去によってアルツハイマー病の進行抑制を目指した薬だったが、第3相試験の無益性解析(ある段階のデータ量から有効性が見込めるかを推定する解析)で効果が見込めず、実験の中止を発表した薬。  1638人と1647人を対象に18か月の投与試験を行い、1748人のデータについて無益性解析を行ったところ、効果が認め…
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サッカー選手は認知症など神経変性疾患による死亡率が高い(スコットランドの研究)

 アルツハイマー病などの認知症やパーキンソン病などの神経変性疾患は強いコンタクトを伴うスポーツ選手で多いことが、アメリカンフットボールなどで報告されています。しかし、サッカーでどうなのかは明らかになっていなかったそう。  そこで、後ろ向きコホート研究を実施。7676人の元プロサッカー選手(スコットランド選手のデータベースから特定)と、…
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遊技障害で問題となる認知の歪みは「勝ちの効果の過大視」「問題認識の歪み」か?

以下、堀内ら、パチンコ・パチスロに関する認知の歪み尺度の信頼性・妥当性の検討-パチンコ・パチスロ問題に対する認識に関する2種類の尺度の作成-、IR*ゲーミング学研究 (15) 1-11 、2019より抜粋及びまとめ。  従来のギャンブリング研究において、 ギャンブリングに対する認知的な歪みを持っていることが問題のあるギャンプリ…
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神経興奮を抑制する仕組みが長寿を促す?

 転写抑制因子RESTは神経興奮を抑制する。そしてRESTオルソログ(遺伝子重複)の機能喪失変異は、神経興奮を上昇させ、長寿命のdaf-2変異個体の線虫の寿命を短縮したのに対し、RESTオルソログの過剰発現は、野生型線虫個体の寿命を延長したそう。また、脳でのREST遺伝子の条件的欠失は加齢マウスの大脳皮質の活動やニューロンの興奮性を上昇…
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歩行速度は体や脳、そして見た目の若さとかかわり、3歳時点での知能や運動機能が中年時点での歩く速度と関連

 歩行速度は、高齢者の機能低下や死亡リスクとかかわることが知られていますが、人生の早い段階での歩行速度に関連する要因、およびそれが中年期に与える影響についてはほとんど検討されていません。  そこで、↓の研究では、45歳までの参加者(2019年4月まで)を観察したニュージーランドの1972年から1973年の出生コホートのデータを解析。 …
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災害時のストレス対応

 災害や大事故、テロなどが起こったとき、厚生労働省のガイドライン(https://www.ncnp.go.jp/nimh/pdf/saigai_guideline.pdf)によれば、住民の約20%に広い意味でのPTSD(心的外傷後ストレス障害*文末に説明)が生じるが、約80%は自然回復するそうです。しかし、災害等の体験後、半年から1年以…
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自閉傾向がある場合、ゲームの健康効果を阻害するかもしれない

 脳の動機づけネットワークは前頭前野、報酬系、島皮質などからなり、やる気にかかわるほかいわゆる依存にもかかわります。  ↓は健康的なゲームユーザー(インターネットゲーム障害とは認められないユーザー)で、動機づけネットワークでの神経接続がうつスケールや自閉スケールの影響を受けるのかを調べたもの。119人の健康的なボランティアで安静時MR…
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乏しい食事をしているうつ的な若者は、3週間の食事改善でうつ状態を改善しうる

 乏しい食生活、すなわち、果物、野菜、魚、赤身の肉が豊富でない食事が、うつ病と関連しているという強い疫学的証拠があります。また、健康的な食事を摂ると、うつ病のリスクが低下することも示されています。  しかし、それを示したランダム化比較試験(RCT)は1件のみで、若い成人では、そのようなRCTは実施されていません。そこで、うつ症状のレベ…
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色の好みが時間によって異なる

 色に対する好みは先天的なものか、後天的なものなのか、はたまた前世代での後天学習が世代をまたいで伝わるのか、議論が分かれている。  ↓はショウジョウバエの色の好みが一日の時間帯で異なることを示した研究。 (1)青色光は一日を通して嫌がられる。この忌避は、おもにmd(multidendritic)ニューロンを介して起こる。そのとき、ロ…
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後天遺伝あれこれメモ 恐怖反応、メタボリック、探索学習、性依存

ダーウィニズム的遺伝だけではなくラマルク型遺伝がありうる話。あれこれ。 チューリッヒ大の研究 トラウマは世代をまたぐ、幼児虐待は三代たたる? https://higeoyaji.at.webry.info/201404/article_10.html マックスプランク研究所 後天的に獲得された形質は次の世代に遺伝する …
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いわゆる性依存のマイクロRNAを介した遺伝

 いわゆる性依存(hypersexual disorder:HD)はDSM-5の診断として提案されましたが採用されず、しかしICD-11では衝動制御障害として提示されています。 一方、ここ十数年の研究で遺伝はDNAによるものばかりではなく、メチル化などを通してエピジェネティックに伝わるものもあることが知られるようになってきました。たとえ…
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タトゥーは運動に影響しない?

 皮膚の入れ墨は、局所的な発汗率を低下させ、発汗ナトリウム濃度([Na +])を増加させることが示されてきました。では運動条件下で発汗率やナトリウム濃度はどうなるのかを調べた研究↓。ラグビーの観戦ではちょっと気になる話かもしれません。  タトゥーサイズが11.4cm2以上、入れてから2か月以上、片側入れ墨の健康な22人(25.1±4.…
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マスコミの方、ゲーム症の調査報告があったらこんな質問をしてください

ゲーム障害(ゲーム症)の実態調査報告が行われるそうですが、記者会見などの際、マスコミの方々は以下のような質問をして、正しい報道をしていただければと思います。 ・ 今回の調査は、直近一年間についてのものですか? ICD-11では「ある一年間」となっていますが、どうなのでしょう。 ギャンブル等依存症調査でみなさまはSOGS(Sou…
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ADHD治療薬で脳が変わる

 まあ、カウンセリングでも脳活動はよく変わるし、瞑想でも結合が変わったりするので、「脳が変わる!!」で驚いたふりはくだらんと思いますが、↓はADHDの治療薬メチルフェニデート(リタリン、コンサータ)で男児の脳白質の結合が強まったというもの。  アムステルダム大の研究。メチルフェニデート使用歴がないADHD男児(10~12歳)および成人…
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健康的な生活スタイルが認知症予防に役立つのは、遺伝的リスクの低い人たちのみ?

 アルツハイマー病ではAPOEε4が遺伝的リスク要因であることが知られ、ひとつ持てばリスクは3倍程度、二つ持てば11倍程度となることが知られている。その一方で、生活習慣もリスク要因であることが知られ、たとえばWHOの2019年、認知症および認知機能低下予防に関するガイドライン(https://higeoyaji.at.webry.inf…
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責任あるギャンブリングメッセージはリスクある人のチラ見は促進するかもしれない

 なるほど。アイトラッカーを使ったこんな研究もあるのか。オーストラリアの研究。  スポーツの試合ではスポーツベッティングの広告が打たれているそうで、そうした広告を打つのなら「責任あるギャンブリング」に関するメッセージも流さなければいけないようになっているそう。しかし、責任あるギャンブリングメッセージがユーザーに届いているのかは不明。 …
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ASDやADHDがインターネット症の増悪要因かどうかあやしいかもしれない

 インターネット症(IA)は、自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)の青少年に流行していると報告されています。 しかし、ASDやADHDの人たちの追跡調査からインターネット症の経過を示した研究はありません。 そこで、ASDおよび/またはADHDを有する青年89人の2年間追跡調査を実施。 IAのうち60%が自然寛…
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ギャンブリングへの渇望は結果であり原因でもある

 徳島大などの研究。日本の地方刑務所の332人の男性受刑者を対象に、ギャンブリング行動、アルコール使用障害、インターネット障害、衝動性、および精神疾患に関するアンケートを実施。 犯した犯罪、刑期、受刑歴、教育歴と合わせて分析。  結果、物質使用障害や嗜癖行動、精神疾患からギャンブリングへの渇望が増す経路が明らかになったとともに、ギャン…
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MDMAがPTSDに有効な可能性があり第三相へ

 MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)は刺激作用と幻覚誘発作用があるアンフェタミン類似化合物で、エクスタシーと呼ばれる違法薬物であるが、主にセロトニンを産生および放出するニューロンに作用し、ドパミン作動性ニューロンにも作用するので、トラウマの解除に役立つ可能性が指摘されてきた。  ↓はPTSDに対するMDMAを補助的に…
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中高年期の、読書、パソコン操作、社会活動、ゲーム、クラフト活動はおすすめです

 WHO(2019)の認知機能低下および認知症予防についてのガイドラインでは、運動と禁煙を強く推奨し、アルコール使用障害への介入、地中海食、認知的トレーニング、体重管理、高血圧・高脂血・高血糖への介入を条件付きで推奨している(https://higeoyaji.at.webry.info/201907/article_7.html) …
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幼児期に伸ばすべきは、実行機能か、社会性と情動のスキルか、国語力や計算力か

 2019年、ペンシルバニア大のシャロン・ウルフらは、ガーナの3862人の子どもたちについて、平均5.2歳ころをスタートに二年おきに調査を行い、実行機能と、社会性と情動のスキル、国語力、計算力の関係を調べた結果を報告しました。  実行機能は計画を立て順序良く物事をこなしていくことができる力で、実行機能の背景にはワーキングメモリ(作業記…
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マウスに幻覚を見せる

神経を1つ単位で刺激できる光遺伝学的装置を使った研究で、マウス視覚野のわずかな神経の刺激で、幻覚を誘発。見ていないのに見たように振る舞わせることに成功とのこと。 脳疾患症状を決定付ける神経を探す試みも始まっていて、統合失調症やアルツハイマー病モデルマウスで、問題となっている不活発な神経の繋がりを刺激して症状の解消を目指す実験も始まって…
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