テーマ:ギャンブル障害

依存チェックは極めて幅広

① 過去1年間、私はパチンコ・パチスロのことがいつも気になって仕方がなかった。 あてはまらない(1点)、どちらかといえばあてはまらない(2点)、どちらかといえばあてはまる(3点)、あてはまる(4点) ② 過去1年間、パチンコ・パチスロは、ストレスから逃れるために私にとってなくてはならないものだった。 あてはまらない(1点)、どちら…
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ギャンブル障害、ゲーム障害での対応を数的バランスでどう考えるべきか

 以下はギャンブル等依存症にかんする議論だが、ほぼ、ゲーム障害にも当てはまると思われる。  ギャンブル等依存症対策法でのギャンブル依存症の定義(1)は、国際疾病分類ICD11(2)に近い。すなわち、DSM-5での9項目を動機、行動、結果に分ければ、行動のうちのコントロール障害と結果を問題視ししたもので、項目反応理論による分析ではほぼ重…
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マスコミの方、ゲーム症の調査報告があったらこんな質問をしてください

ゲーム障害(ゲーム症)の実態調査報告が行われるそうですが、記者会見などの際、マスコミの方々は以下のような質問をして、正しい報道をしていただければと思います。 ・ 今回の調査は、直近一年間についてのものですか? ICD-11では「ある一年間」となっていますが、どうなのでしょう。 ギャンブル等依存症調査でみなさまはSOGS(Sou…
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ギャンブル障害と性格と機械学習

 40人のギャンブリング障害の人と、160人の性年齢などをマッチングさせた人を対象として、ビッグファイブを使い、機械学習でギャンブリング障害の識別を試みた研究。77.3%の識別力(微妙)。  神経症傾向、開放性、誠実さが分類に寄与し、ギャンブリング障害では、神経症傾向が高く、開放性が低く、誠実さが低かったそう。  分類樹では、①開放…
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ぱちんこ関連のギャンブル等依存(ギャンブル障害)疑いリスクメモ

ぱちんこ関連のギャンブル等依存(ギャンブル障害)疑いリスクメモ 2017年社会安全研究財団報告(https://www.syaanken.or.jp/?p=10120)に基づくと、ぱちんこ関連のギャンブル等依存(ギャンブル障害)疑い、遊技障害疑い、と有意な関連の合った項目(過去一年でパチンコをしたことのある現役プレーヤーのうちで遊技障…
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ぱちんこによるギャンブル等依存についての質問です。

 ぱちんこによるギャンブル等依存についての質問です。専門家や関係者ならちゃんと答えられるようにしておきましょう。 問題  2017年のぱちんこによるギャンブル等依存についての5000人全国調査によると、ぱちんこによるギャンブル等依存を疑われる人が21人(40万人相当)いました。そのうち6名はDSM-5で9点相当(4点以上で疑い、…
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ギャンブル等依存を考えるとき、DSM‐ⅣとDSM‐5では「障害疑い」が拡張している

 日本で使われている「ギャンブル等依存症」の範疇は、ギャンブル等依存症対策基本法(http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=430AC1000000074)が出来上がった今でも、ほわっとしており、定義がないかのように見えます…
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ぱちんこ依存について議論するなら、これらの基礎論文には目を通してほしい

 いわゆる「ぱちんこ依存」(パチンコ・パチスロによるギャンブル障害)について、IR法がらみで議論になってきたが、その基礎資料となる論文は少なく、多くはカジノ系のギャンブル依存論文に依拠した議論であったり、体験者、家族会、医師などの主観的報告に依存した議論であった。  しかし、久里浜のギャンブル等依存症関連全国調査をはじめとして、基礎資…
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パチンコ、パチスロによるギャンブル障害(ぱちんこ依存)のリスクライン

 パチンコ、パチスロによるギャンブル障害(ぱちんこ依存)のリスクは、月2~5万円の負け、月の負け額/年の世帯収入が0.003-0.005で高まる。ハイリスク制限による検討。オープンアクセス論文。 Kumiko Akiyama et al , Risk of gambling disorder based on participatio…
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スポーツくじのギャンブル障害リスクファクター、ぱちんこのギャンブル障害リスクファクター

 IR法案にからんで、カジノの入場回数制限、入場料徴取などがギャンブル障害(ギャンブル等依存症)対策として提案されている。一方で、ギャンブル障害のリスクファクターについての具体的な解析は、若者がリスク要因であるといった一般論や、Gotoらの遊技場へのアクセスが容易だとリスクが上昇するといった研究が紹介される程度で、あまり紹介されていない…
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うつ⇒恥⇒ギャンブル、アルコール

ギャンブリングは自己治癒行動であるとの理論によれば、若者はうつ的なネガティブな気分から逃れるために、アルコールやギャンブリングに走る。↓はその媒介要因として「恥」の感覚を提案したもの。  211人の追跡調査で、第一波でうつ傾向が高かった人は、第二波で「恥」の感覚が高く、これがギャンブルをよりたくさんすることと、アルコール問題を予測し…
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ギャンブル依存の回復支援では併存する精神疾患への配慮が必要

 ギャンブル障害には、アルコール使用障害、うつ、統合失調症、ADHDなどの併存障害が多いことはよく知られている。Dowling NA et al.(2015)によれば、アルコール使用障害 15.2%、薬物使用障害 4.2%、大うつ病性障害 29.9%、双極性障害 8.8%、統合失調症 4.7%、パニック障害 13.7%、社交不安障害 1…
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言語性知能が標準偏差分低くなるごとに、ギャンブル問題のリスクが2倍になる

 イングランドの一般世帯の7403名についての2007精神疾患調査の分析から、ギャンブル問題を抱えている人は0.7%(95%CI、0.5-1.0%)で、問題を抱えるリスクは言語性IQテストの成績が低いほど高く、言語性IQが1標準偏差分低くなるごとに、そのリスクが2.1倍(95%CI、1.3-3.4倍)となっていたそう。これはギャンブル問…
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アルコールとエナジードリンクを混ぜて飲むことが、ギャンブル障害のリスクを三倍にする

 うーん、アルコールとエナジードリンクの混ぜて飲むことが、ギャンブル障害のリスクを三倍にするのか。4494名を対象とした多変量解析。19%の学生がギャンブル障害のうたがいまたはリスクのあるギャンブラー、43.9%がアルコールとエナジードリンクを混ぜて飲んでいて、23.9%がアルコール単独使用。  アルコールのみの人は、ギャンブル障害ま…
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ギャンブル等依存症で自己申告の渇望は暗示効果程度で改善する、とでも解説すればいいのか

 ギャンブル障害(ギャンブル等依存症)では、自己申告による渇望感は、暗示効果程度で十分改善する、その程度のものだ、とでも解説すればいいのだろうか。  ↓はTMS(経頭蓋磁気刺激法)といって脳の外から磁気を使って脳を刺激する方法で、ギャンブル障害の渇望抑制を目指したが、シャム(実際磁気刺激をしていないがが施術したふり)でも渇望の抑制効果…
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「ゲーム障害が病気に」・・注意点あれこれ

《「ゲーム障害」が病気に、注意点いくつか》 世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を精神障害の一つとして、2018年より正式に認める方針であると話題になっています。 ここで注意しておきたい点が2つあります。 ひとつはギャンブル障害で指摘されてきた自然回復率の高さです。日本のぱちんこではこの自然回復率が8割に及びます。つまり、ギャン…
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ぱちんこ関連のギャンブル等依存を議論するときに知っておくべき基礎データ

ぱちんこ関連のギャンブル等依存を議論するときに知っておくべき基礎データ 1) 総粗利 3.11兆円(2016年) ぱちんこユーザーの年間損失額=ぱちんこ店がユーザーから得た金額。DK-SIS白書2016より。 総売り上げ20.1兆円は賞品提供分を考慮していない。総売り上げを遊技人口で割り一人当たりの消費額を議論するケースがマス…
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日本のギャンブル等依存症の回復率はやたら高い&ギャンブル等依存症話は過去一年有病率で

 日本国内では久里浜の全国調査(2017)などの報道で生涯有病率3.6%(320万人)が主に報道されがちだが、最近の諸外国の調査では過去一年有病率をあわせて報告するか、過去一年有病率のみの報告が多い。久里浜調査では0.8%(70万人)。  生涯有病率は過去のどこかでギャンブル障害の疑いがあったことを示すので、基本的に減らず累積していき…
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平成29年12月25日ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議幹事会申し合わせ、基本的な考え方、の問題

平 成 2 9 年 1 2 月 2 5 日 家族申告によるアクセス制限の実施について ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議幹事会で、家族申告によるギャンブル等へのアクセス制限を推進することが申し合わされた(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gambling_addiction/kanjikai_dai…
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ナルトレキソンは点鼻薬でもOK

 ナルトレキソンは海外ではギャンブル障害の治療薬として使われる場合もあります。  ↓はオピオイド過剰摂取が疑われる患者に高濃度(2 mg/mL)ナロキソン点鼻を行う効果は、筋肉への注射と同等だったそう。有害事象の差も認められなかったそうで、ギャンブル障害でも点鼻薬で行けるようになるといいかも。 Management of Suspe…
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「ギャンブル依存と生きる」(稲村厚)、おすすめです。

 ↓は、ギャンブルに問題がある人の日本で初めての支援施設・NPO法人ワンデーポートの設立からかかわり、現在、理事長の司法書士、稲村厚氏の著書。出版元による内容紹介の一部をそのまま紹介する。いわゆるギャンブル依存にかかわる人、必読の本だ。これを読むと陳腐化するいわゆるギャンブル依存本、多数。あわせておすすめは、「ギャンブル依存との向き合い…
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ご検討ください

アミューズメントジャパンの中村さん(ワンデーポート)の余暇進での講演まとめは、いわゆる依存(ギャンブリング障害)対応としてもっとも先端的だと思います。昔、大当たりでドーパミンどばどば、とか研究し、依存は病気だの片棒をかついだわたしの反省とも重なります。 アミューズメントジャパン、読んでみてください。http://onedaypt.ju…
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もろもろ考えると、「パチンコ・パチスロユーザー連絡会議」「ソシャゲユーザー連絡会議」が必要だ

 今後とも、「楽しく」「安全に(一定のリスクは覚悟しつつ)」、ソシャゲをしたり、パチンコ、パチスロをしたりしていくためには、消費者団体のようなものが必要だ。  パチンコ釘問題では、警察と業界のやりとりでことがすすみ、ユーザーの存在は希薄だ。かろうじて、いわゆる依存関係で被害者的に声を上げるケースがあったり、保護されるべき対象として抽象…
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ドーパミンのD2受容体の活動を高めると、ラットをリスク回避型にすることが出来る

 ドーパミンにはD1~D5まで受容体があり、これとドーパミンが結びついて脳に作用します。そしてカジノ的パチンコ的な光と音の演出はD3受容体を介してハイリスク行動に誘引するとの報告があります(http://higeoyaji.at.webry.info/201602/article_19.html)。  ↓はD2受容体。もともとD2受容…
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ギャンブル障害の疑いの重症度とADHD症状は関連し、歳をとるほどその関係が強まる

 カナダ・マニトバ大学のJennifer Theuleらは、ギャンブル障害の疑いの重症度とADHD(注意欠如多動症)の症状との関連を調べるため、PsycINFO、PubMed、ProQuest Dissertations & Theses、Google Scholarより、関連する研究を検索し、ランダム効果モデルを用いてメタ分析を行った…
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遊技業界の遊技障害対策について

 パチンコ、パチスロ業界は現在、リカバリーサポートネットというパチンコ・パチスロ遊技障害(いわゆるギャンブル依存)の電話相談を行っているNPOに現在三千万円を支援し、いわゆる依存チェックリストを含むポスターに連絡先を記載してホールに張り出し、また連絡先の記載されたティッシュの配布、ファン雑誌への掲載などを行っている。また、依存ガイドライ…
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ギャンブル障害対策メモ

「一般入賞口に玉が入らないようにし、スタートチャッカーへ入りやすくして、確率ゲームに偏らせることで射幸性を高めている」という話が出ています。それは法や規則の体系上、是正すべきことに違いないのですが、このこと、あるいは確率ゲームに偏らせることが、直ちに依存リスクを高めることに結びつくかどうかは、証拠がなく、いまだ不明であることは押さえてお…
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双極性障害はギャンブル障害の除外項目ですが、そのエンドフェノタイプの話

 ギャンブル障害(いわゆるギャンブル依存)にはそのチェックリストに該当しても、いくつか除外項目、つまり以下ならばチェックリストに当てはまってもギャンブル障害とはしないという項目があります。DSM、ICDで異なりますが、双極性障害、パーキンソン病などドーパミンアゴニストの使用、社交的ギャンブラー、職業的ギャンブラー、痛い目に合うと自己コン…
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虐待を受けると報酬を受けても線条体や視床が活性化しない

2015年11月2日 (月)神戸新聞より  理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(神戸市中央区)と福井大などのグループは、愛着障害がある10~15歳の子ども5人と、注意欠陥多動性障害(ADHD)がある同世代の子ども17人、健康な同世代の子ども17人を対象に、3枚のカードから1枚を選び、金額が書かれていればその額がもらえる、…
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