テーマ:精神疾患

コカイン、覚せい剤など精神刺激薬使用障害の危険要因と予後要因

 「コカイン、覚せい剤など精神刺激薬使用障害」が話題になっていますが、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)によれば、その危険要因と予後要因は以下だそう。この辺り踏まえておきましょう。コメント足してあります。  気質要因:双極性障害、統合失調症、反社会性パーソナリティ障害、および他の物質使用障害は、精神刺激薬使用障害の発症…
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性格特性にかかわる遺伝子領域は特定の精神疾患とかかわる

 精神疾患の診断・統計マニュアル第五版(DSM-5)ではよく使われるカテゴリー診断とは異なる第Ⅲ部がおもしろい。個人的には臨床用の文化的定式化面接(CFI)の汎用性にひかれるが、パーソナリティ障害を「性格の主要な5因子(ビッグファイブ)」の病的拡張または機能低下としてみる新モデルも興味深い。  ↓は「性格の主要な5因子」に対応するヒト…
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脳由来神経成長因子が精神疾患の指標となりうる

 脳由来神経成長因子(BDNF)は、脳の神経細胞の成長や損傷の修復などとかかわり、たとえばうつ病では記憶に関係する海馬でBDNFが働きずらくなると、過去のいやな記憶などの亢進が困難になるといったBDNF仮説が提案されています。また運動すると海馬でBDNFが増え、これが運動による海馬容積増とかかわり、認知機能の低下予防に結びつくと考えられ…
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性格を決める遺伝子

 「性格」にはいろんな分類があるが、もっともポピュラーで、どの民族でも安定してその因子が取り出せることで知られるものにビッグ5がある。神経症傾向、外向性、開放性、誠実さ、協調性がその五つで、人の性格は、この五次元空間に表現されると考えられている。そして双子研究から、それぞれの性格の遺伝率は30-50%と見積もられ、興味深いことに共有環境…
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生涯にわたり孤独を感じる傾向の14~27%は遺伝的形質によるらしい

 孤独感やうつ傾向は芸術を生み出す側面もあるが、様々な健康上の不利益とも結びつきやすい。これまでの双子研究から、孤独感の感じやすさには遺伝的な形質の影響があり、その影響は37-55%と、性格の遺伝率に近いものだった。また孤独感とかかわる遺伝子(BDNF, OXTR, RORA, GRM8, CHRNA4, IL-1A, CRHR1, M…
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