心を動かす写真を見てから勉強するとよく覚えられるかも

 ポジティブな感情にせよ、ネガティブな感情にせよ、心が動くような出来事はよく覚えているもので、これは記憶に関係する海馬への情報流入が、感情にかかわる偏桃体の活動によって促進するからと考えられている。だから、何か覚えたいなら無理にでも「楽しい」「これだいじ」「わすれたらやばい」などと感情の刻印を押した方が記憶しやすくなるといわれたりする。
 ↓は記憶前に感情を動かしておくと、その余韻で記憶力が高まるという研究。最初に感情を刺激する写真、次にあたりさわりのない写真を見せたグループは、あたりさわりのない写真を見せてから、感情を刺激する写真を見せたグループに比べて、6時間後に、あたりあさわりのない写真についての記憶がすぐれていたそう。脳スキャンで、感情を刺激する写真が感情関連の脳活動を高めた状態が続き、これによって記憶効率が高まったことが示唆されたとか。
 むかついたら勉強?
Emotional brain states carry over and enhance future memory formation.
Nature neuroscience. 2016 Dec 26; doi: 10.1038/nn.4468.
Arielle Tambini, Ulrike Rimmele, Elizabeth A Phelps, Lila Davachi

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