「ギャンブル依存と生きる」(稲村厚)、おすすめです。

 ↓は、ギャンブルに問題がある人の日本で初めての支援施設・NPO法人ワンデーポートの設立からかかわり、現在、理事長の司法書士、稲村厚氏の著書。出版元による内容紹介の一部をそのまま紹介する。いわゆるギャンブル依存にかかわる人、必読の本だ。これを読むと陳腐化するいわゆるギャンブル依存本、多数。あわせておすすめは、「ギャンブル依存との向き合い方」中村努、高澤和彦、稲村厚(明石書店)。

ギャンブルがやめられず多額の借金を重ねる――本人も家族も安定した生活を取り戻すためにはどうすればいいのか。債務整理さえできればいいのか。施設に通えばいいのか。治療が必要なのか。本人の生きづらさと向き合い、柔軟に粘り強く支える支援とは。依存の当事者と家族を支える、経験豊かな司法書士が共に考えます。

Q:ギャンブルや買い物で何度も借金を繰り返すのは、「依存症」と考えて治療が必要なのでしょうか?

Q:これまで家族が作ったギャンブルの借金を尻拭いしてきました。依存症の専門医からはあなたも「共依存」という病気だと言われました。私も病気で治療しなければならないのでしょうか?

Q:私はギャンブルをやめることができず、自助グループや回復施設、依存症専門の精神科にも行きましたが、止まらず、自己嫌悪に陥ります。どうすればよいのでしょう。

Q:家族が何度も借金を繰り返しています。弁護士や司法書士に債務整理をお願いしたほうが良いのでしょうか?

Q:夫はこれまでも何度も借金を作り、そのつど夫の両親が肩代わりしてきましたが、今回はもう援助してくれません。このままでは将来も不安です。離婚すべきでしょうか?

Q:息子が会社のお金を横領しました。ギャンブルが原因のようです。今後どうしたらよいか途方に暮れています。

Q:定年退職をした主人が、突然出会い系サイトにはまってしまい、何度もだまされてお金を散在しています。何度諭しても聞く耳を持ちません。どうしたらよいでしょう?

Q:子どもが、これまで何度も借金を繰り返したり、親の財布からお金をとったり、家のものを売ったりしています。仕事もいやになるとすぐやめてしまいます。私たちの育て方が間違っていたのでしょうか?

Q:私の子どもは、発達障害の診断を受けています。発達障害だとパチンコ依存症になりやすいと聞きますが本当でしょうか?ゲームばかりやっているので心配です。etc…

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 ギャンブル障害のリスクのある人が500万人規模いるといった推定があるが(Toyamaら 2014)、これをわれわれのパチンコ・パチスロユーザー負け額分布推定(未発表)にママ当てはめると、月2万円、年24万負け以上となり、この水準で重大な苦痛や障害が生じるのだとすれば、それはパチンコ・パチスロの負けのみに起因するとは考えにくく、稲村氏らが想定するような生きがたさを背景に対処するのが妥当に思える。
 一方で、年100万以上の負けが65万人、200万以上負けが3万五千人いることが推定され、ここでは負けを少なくするためにより期待値の高い台をうつ打ちまわしの教育や、期待値がマイナスなら遊技時間を減らすためのオカルトでもいいのでマイルール作りが大事になる。なお、パチンコ・パチスロの一時間の平均負け額は、パチンコ・パチスロを危険視する人の思惑とは、おそらく大きく異なり800円程度である(DKSIS2014)。

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