一杯のコーヒーで死亡率改善(高山スタディ)

 コーヒー摂取量と死亡率、有病率などが逆相関するといった疫学研究は多い。↓は岐阜高山のコホートスタディの結果。岐阜大山川先生ら。
 1992年時点で、がん、冠動脈疾患、脳卒中の既往がない35歳以上の住民2万9,079人を対象。2008年まで追跡。食事や生活習慣の因子で調整。Cox比例ハザードモデルで評価した。コーヒー摂取量を含む食事摂取量は食事摂取頻度調査票(Food Frequency Questionnaire:FFQ)による。
 平均14.1年の追跡で、41万352人年が解析に含まれ、5,339例が死亡。コーヒー摂取は全要因死亡および心血管疾患による死亡と逆相関。がんによる死亡とは相関がなかった。
 コーヒーをまったく飲まない人と比較して、多変量ハザード比(HR)は、1杯未満/日は0.93(95%信頼区間[CI]:0.86~1.00)、1杯/日は0.84(95%CI:0.76~0.93)、2~3杯/日は0.81(95%CI:0.71~0.92)。心血管死は、0.87(95%CI:0.77~0.99)、0.76(95%CI:0.63~0.92)、0.67(95%CI:0.50~0.89)。ほかの原因による死亡でも逆相関がみられ、とくに感染症や消化器疾患による死亡でもみられたそうで、抗酸化除去能や免疫力向上が背景にあるのかもしれない。
Associations between coffee consumption and all-cause and cause-specific mortality in a Japanese city: the Takayama study.
Public health nutrition. 2019 May 20;1-8. doi: 10.1017/S1368980019000764.
Michiyo Yamakawa, Keiko Wada, Yuko Goto, Fumi Mizuta, Sachi Koda, Takahiro Uji, Chisato Nagata

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック