「はげひげ」の脳的メモ

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zoom RSS 身体がダイエットを破たんさせようとしても、自己管理が上回りうる

<<   作成日時 : 2018/12/20 01:11   >>

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 低カロリーダイエットが失敗するのは、食べ物に対する自己制御を打ち壊すように、ダイエットに対するホルモンの適応が起こることによると考えられてきた。この仮説を検証するため、エネルギーバランスに関連するホルモンとfMRIで食べ物刺激に対する脳活動を調べた。対象は24人の過体重または肥満の人を対象に、低カロリーダイエット前と、1か月後、三か月後で調べた。
 結果、前頭前野の活性化や機能的結合の増加が、1か月後、3か月後の体重減少と相関した。また体重減少は末梢血中のグレリンの増加やレプチンの現象と相関し、さらに食べ物刺激に対する脳の報酬系の活性化と関係した。グレリンは食欲を増進させ、レプチンは減少させるので、ダイエットに伴って脳では食欲の増加が観察されたわけで、これが低下カロリーダイエットの失敗につながるものと推測された。その一方で、自己制御にかかわる前頭前野の賦活が体重減少とその維持に関係した。
 つまり、ダイエットは体重減少で成功に見えても、身体は飢えた状態になり、食欲が増す。しかし前頭前野の賦活があれば体重の現象やその維持が期待できる。自己制御は欲望を抑え込み、体重減少を支える。だから「がまん」と「自己抑制」「自己コントロール」で克服を、というのが著者の主張だが、どうなのかなと思う。
 というのは、「がまん」には容量限界のようなものがあって、「がまん」は擦り切れていく、無理がいつまでも続かない、「自我消耗論」という仮説がある。https://higeoyaji.at.webry.info/201210/article_4.html
 ひたすらがまんはうまくない。むしろ、ダイエット後とかはうまくいっているように見えても、体や心は飢えている。だから欲望が強まって当たり前だし、それをがまんするのは毒ですらある。それを踏まえた受け流し、リバウンドへの許容がだいじだと思う。これはいわゆる依存問題に共通する。ひたすらがまん戦略はうまくない。
Neurocognitive and Hormonal Correlates of Voluntary Weight Loss in Humans.
Neseliler S, Hu W, Larcher K, Zacchia M, Dadar M, Scala SG, Lamarche M, Zeighami Y, Stotland SC, Larocque M, Marliss EB, Dagher A.
Cell Metab. 2018 Oct 15. pii: S1550-4131(18)30632-6. doi: 10.1016/j.cmet.2018.09.024.

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