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zoom RSS リスク家庭の子どもに対する教育的介入は世の中にとってだいじらしい

<<   作成日時 : 2018/11/28 09:37   >>

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アベセダリアン・プロジェクト(ABC)は、米国ノースカロライナ州で実施された教育経済学では著名な介入研究。リスクを抱える低所得家庭の新生児111人(1972〜1977年に誕生)を対象。98%はアフリカ系アメリカ人。
 生後5年間、57人には、週に5日、1日6-8時間の保育を実施。言語活動に特化した知能ゲームを行った。他は、基本的なヘルスケアを行い、教育以外の影響がないようコントロール。
 結果、21歳の時点で、読解力、数理力が上昇。IQが4.4増加。言語IQが4.2増加。大学入学率が対照群20%に対し42%。技術職の就職率が向上。10代で親になる割合が26-45%減少。30歳時点では、4年生大学の卒業率が6%に対し23%。直近2年間での雇用率は53%が74%。公的扶助の利用率20%が4%に。親になる年齢が2年遅くなったそう。
 ↓は、アベセダリアン・プロジェクト(ABC)のRead Montagueたちの追加研究。ABC参加者78人(39〜45歳:対照群含む)を再び招集、社会規範の遵守の要求と計画性を調べるための金融ゲームを実施。
 結果、教育的介入を受けた被験者は将来の計画を立てるのがうまく、プレーヤー間で不平等な金銭の分配があった場合に拒絶する確率が高かったそう。恵まれない生い立ちの子どもたちに教育資源を提供すると、社会的意思決定に対するプラスの効果が長期間持続するらしいというもの。
 別の要因(遺伝、親の経済要因、繰り返しのテストによる達成感効果)の影響を考慮する必要はあるものの、幼児期の知的教育介入は世の中にとってだいじ。
Early childhood investment impacts social decision-making four decades later
Yi Luo, Sébastien Hétu, Terry Lohrenz, Andreas Hula, Peter Dayan, Sharon Landesman Ramey, Libbie Sonnier-Netto, Jonathan Lisinski, Stephen LaConte, Tobias Nolte, Peter Fonagy, Elham Rahmani, P. Read Montague & Craig Ramey
Nature Communications volume 9, Article number: 4705 (2018)

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