「はげひげ」の脳的メモ

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<<   作成日時 : 2018/09/02 22:40   >>

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 尾崎先生&久里浜のゲーム障害調査がらみで、脳とゲーム障害あれこれが注目されています。以下が代表的なメタ解析などだと思いますが、この見方として、これらは相関関係に過ぎない点には注意が必要です。ゲームにはまって脳がこうなった、のか、脳がこうだった人がゲームにハマった、のか、その相互作用か。発達障害など背景障害を考えるとむしろ後者かもしれないわけで、ゲーム時間との相関も縦断的に見ないといかんわけです。
 このとき、ギャンブル障害(依存)でもゲーム障害(依存)でも、チェックリストの前に、DSMなどでは、「臨床的に意味ある機能障害や苦痛を引き起こす持続的反復的な〜」との記載があることは忘れん方がいいですね。マスコミも知っていた方がいい。この文言の無視が調査では横行するし、簡易ではそうなりがちなのもいたしかたない。リスクを幅広く警告するスクリーニングとしてはいいが、有病率にすり替えてはいけないわけです。
 とくに、尾崎&久里浜調査は、ギャンブル障害のときも536万人⇒240万人⇒70万人、に適切な説明をしてきたとは思えんし、国際比較のデータもGriffithとかWilliamsとか参照すると、それでいいのか、とも思うし、あんまりちゃんとした論文化もしてないし。そのあたりは、報道側はきちんと突っ込んだ方がいいと思うわけです。
 また、ゲーム障害の議論を健常の子どもに当てはめるのも気をつけましょう。ゲーム時間と学業成績についてはいろんな報告があります。
ゲーム時間は何時間まで?
https://higeoyaji.at.webry.info/201610/article_12.html

嗜癖障害共通の知見がゲーム障害にも
The prefrontal dysfunction in individuals with Internet gaming disorder: a meta-analysis of functional magnetic resonance imaging studies.
Meng Y, Deng W, Wang H, Guo W, Li T.
Addict Biol. 2015 Jul;20(4):799-808.

タバコ使用障害とゲーム障害の比較
Difference in the functional connectivity of the dorsolateral prefrontal cortex between smokers with nicotine dependence and individuals with internet gaming disorder.
Ge X, Sun Y, Han X, Wang Y, Ding W, Cao M, Du Y, Xu J, Zhou Y.
BMC Neurosci. 2017 Jul 27;18(1):54.

前頭葉、前頭葉−線条体などの萎縮など
Functional and structural neural alterations in Internet gaming disorder: A systematic review and meta-analysis.
Yao YW, Liu L, Ma SS, Shi XH, Zhou N, Zhang JT, Potenza MN.
Neurosci Biobehav Rev. 2017 Dec;83:313-324

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