オプジーボ、PD-1、CRISPR-Cas9

 薬価で話題のオプジーボ(ニボルマブ)は、がん細胞の表面にあり、免疫細胞であるT細胞のPD-1と結合して、T細胞からの攻撃から免れるがん細胞上のPD-L1を抑制し、T細胞によるがん細胞への攻撃を促す薬です。以前から、悪性黒色腫と肺癌には、稀に自然治癒例が認められていましたが、それは免疫により癌が攻撃され、治癒した例。
 一方、近年、遺伝子を編集する画期的な方法、CRISPR-Cas9が注目されていますが、CRISPR-Cas9技術でPD-1を除去した遺伝子が中国の四川大学のLu You氏率いるチームによって世界で初めてヒトに投与されたとか。PD-1が除去された免疫細胞が、がん細胞を攻撃することを期待して転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者に投与されたそうです。えらい時代です。
CRISPR gene-editing tested in a person for the first time
The move by Chinese scientists could spark a biomedical duel between China and the United States.
David Cyranoski

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