Sex on the brain! すごい題名の論文で、セックスが認知機能を高めることが示されました

 イギリスの縦断調査、English Longitudinal Study of Ageing(ELSA)の第六波(Wave6)のデータを用いた研究。50~89歳の1万601人のうち、「過去12ヵ月で性行為を行ったか?」という質問にNOを含めて回答した(白紙回答でない)6,833人(男性3,060人、女性3,773人)のデータで、性行為と認知機能の関連について検討。ELSAは認知機能調査も行っており、ワーキングメモリに係る実行機能を評価するテストとして「数列」を覚え逆唱する課題、記憶にかかわるテストとしてあるアルファベットから始まる単語を想起するテスト結果で評価。
 結果、過去12ヵ月で性行為を行ったと回答した人は4,497人(男性2,349人、女性2,148人)で、行わなかったと回答した人は2,336人(男性711人、女性1,625人)で、認知機能との関連がありうる年齢、教育、収入、身体活動、うつ傾向、共同生活の有無、健康状態の自己評価、孤独感、QOLで調整後、認知機能を評価したところ、男性では過去12ヵ月で性行為を行った人の方が実行機能、記憶力とも有意に高く、女性は記憶力のみ高かったそう。
 以前から指摘のあったことですが、中高年の性交渉はわずかではあるが認知機能の改善に役立ちそうです。
Sex on the brain! Associations between sexual activity and cognitive function in older age.
Age and ageing. 2016 Mar;45(2);313-7. doi: 10.1093/ageing/afv197.
Hayley Wright, Rebecca A Jenks

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