フラッシュバブル記憶にはノルアドレナリンもかかわる

 フラッシュバルブ記憶は、個人的に重大な出来事や世界的な重大事件についてよく覚えている現象。写真のフラッシュを炊いた時のように、そこだけが鮮明に浮き上がる記憶。これが起こるのは、記憶の直前または直後に、衝撃的で新奇な刺激があったり、記憶に関連する事柄が起こると、腹側被蓋野からのドーパミン神経が刺激され、海馬が強く働き記憶の符号化が容易になるためと説明されてきた。しかし、↓によれば、青斑核から海馬へのノルアドレナリン投射もこの機構にかかわることが明らかになったとか。青斑核→海馬、腹側被蓋→海馬、ま、ノルアドレナリンとドーパミンはだいたい共放出されるので、新規刺激には報酬予測誤差のみならず、覚醒もかかわるわけだ。
Locus coeruleus and dopaminergic consolidation of everyday memory
Tomonori Takeuchi, Adrian J. Duszkiewicz, Alex Sonneborn, Patrick A. Spooner, Miwako Yamasaki, Masahiko Watanabe, Caroline C. Smith, Guillén Fernández, Karl Deisseroth, Robert W. Greene & Richard G. M. Morris
Nature 537, 357–362 (15 September 2016) doi:10.1038/nature19325

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