抗てんかん薬が認知的介入との併用でギャンブリング障害に効果

 サンパウロ大の研究。ギャンブリング障害(いわゆるギャンブル依存)の外来患者30人を対象とした無作為化試験。てんかんの薬、トピラメートと簡易な認知的介入の組み合わせが、単に認知的介入を行った場合より(プラセボー摂取)、ギャンブルに対する渇望を減らし、ギャンブルに費やす時間や金額を減らし、ギャンブルについての認知のゆがみをより修正し、社会的適応を有意に改善したそうです。しかし、衝動性や抑うつ感の改善は認められなかったとか。
 このところ物質関連障害および嗜癖性障害群についてマスコミ等で取り上げられ、治療または改善施設につながることが強調されますが、実はこうした無作為化試験は少なく、その治療、プログラムの有効性が高いエビデンスレベルで確かめられてはいないのが現状です。
 エビデンスのレベル→http://higeoyaji.at.webry.info/201606/article_2.html
Topiramate Combined with Cognitive Restructuring for the Treatment of Gambling Disorder: A Two-Center, Randomized, Double-Blind Clinical Trial.
de Brito AM, de Almeida Pinto MG, Bronstein G, Carneiro E, Faertes D, Fukugawa V, Duque A, Vasconcellos F, Tavares H.
J Gambl Stud. 2016 Jun 2. [Epub ahead of print]

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