よーわからんが重要そうな話だ。

島が侵されると喫煙意欲がなくなる
bio today より

2007-01-31 1日に40本以上吸っていたある患者が島(insula)を障害する脳卒中を起こした後にすぐに喫煙意欲が消失したことにヒントを得て実施した試験の結果、喫煙依存に島が重要な役割を果たしていると分かりました。
様々なタイプの脳損傷を被った喫煙者69人を対象にした調査の結果、69人中19人は島を含む脳損傷を患い、そのうち12人は脳損傷後に喫煙意欲がなくなって禁煙しました。
このことから喫煙依存には島が極めて重要な役割を果たしていると示唆されました。
脳内の島は知覚の遂行に関与する領域と考えられています。

ネガ情動の関与?他の習慣的行為では?
よーわからんが重要そうな話だ。
↓清宮さんのコメント含め、さらに重要な話だ。

死に行く終末期患者の家族と心通う会話をすこし長めにすることで、集中治療
室(ICU)で死亡した患者の家族の精神的負担を軽減できると分かりました。

 ▽すこし長く話しを聞くことで、ICUで死に行く患者の家族の精神的負担を
  軽減できる
  http://www.biotoday.com/view.cfm?n=17755

この試験では、ICUスタッフが一定の指針に従って家族と対話した場合の効果
を評価しました。

指針とは以下の5つです。

 ・家族が言ったことを十分に理解し、その言動を尊重する。
 ・家族の感情を理解する。
 ・傾聴する。
 ・患者を1人の人間として理解できるように家族に質問する。
 ・家族からの質問を引き出す。

介入群では上記5点を心がけた話し合いをし、コントロール群ではそれぞれの
病院の通常診療に従って患者と対話しました。
この結果、介入群では患者の死後の家族メンバーの心的外傷後ストレス障害、
不安、うつに関連した症状が有意に改善しました。
介入群での話し合いの時間の中央値は30分、コントロール群では20分でした。
すなわち、僅か10分ほど長く話しをするだけで、家族の精神的負担の有意な緩
和というとても大きな効果が得られたのです。
ただし、この10分の差はあくまでも中央値であって、各病院やICUの環境等に
よって家族のサポートに必要な時間は異なってきます。

ではICUのスタッフはICUにいる患者の家族のサポートにどれぐらいの時間をか
けたら良いのか?
今回発表された文献のエディトリアルにその質問への答えとして参考になる提
案が掲載されています(1)。
このエディトリアルには、研究成果を根拠として、成人ICUに勤務している臨
床家が意思決定の共有プロセスにおいて家族メンバーと過ごす時間は、ICUの
患者死亡率とおおよそ対応させるべきと提案されています(1)。
例えばこの提案によると、死亡率が2%の外科ICUの常勤臨床家は、患者と家族
のサポートに毎週およそ2時間を費やせばよいことになります。
一方死亡率が20%の内科ICUでは、上記と同じ臨床家は家族のサポートに毎日
およそ2時間費やす必要があります(2)。
この提案を効果的に使用すれば、死亡率を上昇させることなく死亡前に患者
がICUで過ごす日数を減らしたり(2)、家族と過ごす時間を抑制したりすること
でコストを大幅に節約可能と考えられます。
このようなリソースの有効活用の考え方は、病院全体で取り組んでいく必要が
あるでしょう。

病院全体で取り組む問題と平行して、患者の家族の効果的なケアにむけてICU
スタッフ各自が取り組んでいくべき課題もあるかもしれません。
そんな課題の中でも最も重要なことは、患者の家族がどんな気持ちで過ごして
いるかを理解する感性を育むことでしょう。
感性を育むことの重要性がエディトリアル(1)の結論に以下のようにまとめら
れています。


 “All providers of critical care should receive training that will
  allow them to offer the kind of support that they would want if
  they had a family member who was facing death in an ICU.”

 “クリティカルケア(重症患者の診療)の提供者は、自分たちの家族がICU
  において死に直面したときにして欲しいと思うようなサポートを実際の臨
  床の場で提供できるようになるためのトレーニングを受けるべきである”


ICUスタッフに限らず、患者やその家族と接する全ての医療従事者にとって患
者やその家族の気持ちを分かってあげる、または分かろうとすることは何にも
まして大切なことなのだと思います。(終)


(1)The Healing Power of Listening in the ICU. NEJM. Volume 356:513-515
February 1, 2007 Number 5
http://content.nejm.org/cgi/content/full/356/5/513

(2)An intensive communication intervention for the critically ill. Am J
Med. 2000 Oct 15;109(6):469-75.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=retrieve&db=pu
bmed&list_uids=11042236&dopt=Abstract

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