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虐待によるストレス耐性の低下
 小児期の虐待が子どもの脳を変えることがしばしば報告されている。  ↓は死後脳の研究から、脳の前島で内因性オピオイドの発現が低下していた証拠を示したもの。κオピオイド受容体(Kappa)遺伝子発現が抑制され、Kappa遺伝子第2イントロン領域のDNAメチル化が低下し、オピオイドの働きが低下していたのではないかというもの。ストレスの緩和に内因性オピオイドが役立つ可能性が指摘されてきており、この働きの低下がストレス耐性を低下させ、きれやすくしてしまうのかもしれない。  第2イントロン領域はストレ... ...続きを見る

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2017/08/28 14:19
乳酸が発毛を促すらしい
幹細胞は体中の様々な組織に存在し、毛にも幹細胞が存在することがわかっています。皮膚で隠れていて普段見えない毛の奥の部分にバルジと呼ばれる領域があり、そこに毛のもとになる毛包幹細胞と毛の色の元になる色素幹細胞が存在します。毛包幹細胞は毛を形作る細胞である角化細胞の元の細胞として機能し、色素幹細胞は毛の色をなす色素細胞を生み出します。  また毛包幹細胞が17型コラーゲンによって毛のバルジ領域に維持され、TGF-βを出すことによって色素幹細胞を維持していることも示されています。 Tanimura... ...続きを見る

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2017/08/28 14:03
いわゆるパチンコ依存の実態
 本日(2017年8月24日)、社安研の調査報告会が行われました。9000人を対象としたパチンコ・パチスロ遊技障害(いわゆるパチンコ依存)の実態を明らかにするための全国調査で、結果、直近一年間での、パチンコ・パチスロ遊技障害(いわゆるパチンコ依存)のおそれのある人は40万人ほどでした。  一般にこのうち重度の疑いの人(借金のしりぬぐいを頼む、職業的危機にさらされる等)は1〜2割なので高めに見積もって8万人程度。  また同時に行った調査で、自然軽快または回復が8割程度観察されています。特に相談... ...続きを見る

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2017/08/24 14:47
ウィスキーには水を数滴たらすとよいらしい
 うーん。ウィスキーの味わいですか。  飲む前に数滴の水をたらすと味わいがさらに深まるんですか。  知らなかった。  ウィスキーの味わいは、水にもアルコール(エタノール)にも溶ける両親媒性分子(親水基と疎水基の両方を持つ分子)が関係しているんだそうです。ウイスキーは、瓶詰めされる前にアルコール含有量が約40%になるまで水で希釈。この希釈でウイスキーの味わいが大きく変わるんだそうです。そして、ウイスキーの通は、ウイスキーを飲む前に数滴の水を加えて味わいをさらに際立たせるんだとか。  ↓はそ... ...続きを見る

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2017/08/22 03:06
味細胞はなぜ同じ場所に落ち着くか
 舌に多く存在する味蕾は味覚受容体細胞と支持細胞から形成されている。人では舌のほか、軟口蓋(口の奥の上面)、喉頭蓋、および食道上部内面など、口や喉に幅広く分布している(舌以外でも味を感じる)。  この味覚受容体細胞(味細胞)の寿命は5〜20日ほどで、常に新しい味細胞が補充されているわけだが、この味細胞が結合相手である神経節ニューロンと適切な結合を再構築する仕組みについてはよく分かっていない。  ↓は、味受容器細胞が、味受容器細胞タイプごとに異なる軸索ガイダンス分子を使って、特定の味質を表現す... ...続きを見る

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2017/08/20 23:03
学習するなら午前中
 東大の清水先生らは、記憶の形成に強くかかわる海馬でSCOPたんぱく質の役割を明らかにしています。SCOP は主に脳神経細胞に発現する分子で、視交叉上核における発現量が日内リズムを示す分子です。 学習刺激が海馬に入ると、神経細胞内のCaイオン濃度が上昇し、タンパク質分解酵素であるカルパインが活性化する。 活性化したカルパインはSCOP を分解し、それまでSCOPに結合して抑制されていたK-Ras が活性化する。K-RasはERK カスケードの活性化を介して長期記憶形成に導くCRE依存的な遺伝子を... ...続きを見る

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2017/08/15 11:15
睡眠中の新規学習は浅い眠りの間だけ?。。ま、よく寝ましょう
 マウスで睡眠中に場所の好みの学習が出来るとか(http://higeoyaji.at.webry.info/201503/article_4.html)、人で徐波睡眠中に記憶の定着が起きるらしいとか(http://higeoyaji.at.webry.info/201408/article_19.html)、睡眠中の学習促進を示す研究は多々ある一方で、こうした実験がうまくいくケースとうなくいかないケースがあることも知られています。  パリENSなどの研究チームは、レム睡眠時と浅いノンレム睡眠... ...続きを見る

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2017/08/15 10:39
過体重(BMI(体重kg÷身長m÷身長m)25〜30)程度なら認知症の増加と関連しない
 スイス・ジュネーブ大等の研究。19の研究のメタ解析。最大42年間58万9,649人の追跡調査。2,040人が認知症を発症。  結果、中年期(35〜65歳)の肥満(BMI≧30)が晩年の認知症の発症を1.33倍(95%CI:1.08〜1.63)高めることと関連した。しかし、過体重(25<BMI<30)程度では関連が認められなかった。  中年期の低体重との関連を指摘した論文もあったが、メタ解析では関連が認められなかった。 Body mass index in midlife and deme... ...続きを見る

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2017/08/07 15:04
アイスクリーム頭痛
 かき氷やアイスクリームを「急いで」食べると、おでこのあたりなどが痛くなる。アイスクリーム頭痛という。  なぜそうなるのか、本当は心臓が痛いのに歯が痛くなるなどの関連痛の一種だとか、急激に下がった腔内温度を上げるために急激に血流上昇が起こり血管を拡張する、その痛みだとか、諸説あるが、「翼口蓋神経節神経痛」が有力だ。口蓋の奥に「翼口蓋神経節」がある。ここが刺激されることが片頭痛や群発頭痛とかかわることが知られているが、この神経束は冷たい食べ物に敏感に反応する。だから冷たい食べ物がここを通ると頭痛... ...続きを見る

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2017/08/07 14:54
ギャンブル等依存症(ギャンブリング障害)の真実と迷信
 今日、2017年8月6日、「今、必要なギャンブリング問題のとらえ方〜医学的視点から生活機能的視点への転換〜」というテーマで、リカバリーサポートネットワークの西村先生が依存問題研究会で話してくださいました。  その中で、「ワイリー・ブラックウェル社の異常なgamblingについてのハンドブック」、David C.S.Richard、Alex Blaszczynski、およびLia Nower編から、エビデンスに基づいたギャンブル障害の真実と迷信の例として以下を紹介してくださいました。  なぜ... ...続きを見る

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2017/08/06 22:27
朝食前の運動には効用がある
 朝食前の運動は血圧上昇のリスクなどからあまりすすめられていませんが、↓は朝などエネルギーの欠乏している状態での運動は脂肪消費量を増やすという報告。筑波大。  朝食前に運動を行うと、座位で過ごした場合と比べて24時間のエネルギー消費量、総炭水化物酸化量とともに総脂肪酸化量が増大することが分かったそう。519±37kcal/日に対して400±41kcal/日だったとか。 Exercise before breakfast increases 24-h fat oxidation in fema... ...続きを見る

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2017/08/03 10:23
青少年で骨折が多いのは?
 子どもや思春期の青少年は骨折しやすいことが知られています(骨折経験30〜50%)。スポーツ選手と特別なスポーツをしていない中学生との比較では、毎日二時間以上スポーツをしている人は骨強度が弱く、スポーツ時間が長いほど骨折しやすいことを示唆する日本の研究もあります(渡部ら2003)。  ↓は身長が伸びなくなっても骨量の増加は続いており、骨の質の成長が重要とするもの。米フィラデルフィア小児病院などの研究。米国内の5〜19歳の男女2,014人を、2002〜2010年の間、最長で7年間追跡調査。  ... ...続きを見る

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2017/08/03 10:13
尿酸値のコントロールは肥満対策、節酒だとか
尿酸値を気にして、ビールを焼酎に替えたり、プリン体カットビールに替えたり、プリン体の多い食品の摂取を抑えたり、努力なさっている方も多いと思います。しかし、尿酸は食物から摂取される量より、体内で合成される量の方が多く、かつ、成人男性の体内での尿酸蓄積1200mgのうち、腎臓から500mg、腎臓以外から200mgが排出されますが、この排出量は肥満になると低下するんだとか。  なので肥満そのものをターゲットにした方が尿酸値コントロールには役立つそうです。  また、アルコールは生ビール一杯くらいな... ...続きを見る

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2017/08/02 20:57

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篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
「はげひげ」の脳的メモ 2017年8月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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