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「はげひげ」の脳的メモ

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「はげひげ」の脳的メモ
ブログ紹介
篠原菊紀(しのはらきくのり)。諏訪東京理科大教授。健康教育、脳科学が専門。「学習」「運動」「遊び」など日常的な脳活動を調べ、サービス・製品・教材開発などに生かす試みをしている。
茅野市縄文ふるさと大使。
著書、監修:「脳がよくにゃるパズル」(宝島社)、「合格賢脳レシピ80」(法研)、「「すぐにやる脳」に変わる37の習慣 」(KADOKAWA)、「中高年のための脳トレーニング」 (NHK出版)、「ナンプレシリーズ」(永岡書店)、 「子どもが勉強好きになる子育て」(フォレスト出版)、他多数。
★共同研究:新学社と幼児教材開発(幼児ポピー監修)。エポック社と「ジグソーパズル達人検定ジグソーパズル脳力診断」、アポロ社とピクチャーパズルステップ脳シリーズ開発。ユーキャンと楽ラク脳トレーニング DVD全12巻。PSK総研などと快感研究、遊技障害予防研究、健康ぱちんこの展開。プローバAC事業部と脳のリハビリ。ビクトリノックス社とナイフと脳。豊丸と遊びを介護予防に生かす研究。ほか、あれこれ。
テレビ、ラジオ:フジテレビ「とくダネ!脳活ジョニー」、「今夜はナゾトレ」、BSフジ「脳ベルSHOW」、NHK「あさいち」「歌の日曜散歩」「夏休み子ども科学電話相談」「国民アンケートクイズリアル日本人」、日テレ「頭脳王」、TBS「ゲンキの時間」、SBC「ラジオJ」などで解説や監修。
★取材・実験・研究依頼は、s96hige@gmail.com、FAX 0266-73-1304(篠原研)で。講演依頼は業者さん(メデイア21:06-6345-2800、等)経由またはfax0266-73-1304でお願いします。
スケジュール(2月1日〜)

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タイトル 日 時
関係者必読、遊技業界のいわゆる「ギャンブル等依存症」対策について
遊技業界のいわゆる「ギャンブル等依存症」対策については、以下をご覧ください。 パチンコ・パチスロ遊技障害対策私案(篠原) http://higeoyaji.at.webry.info/201701/article_17.html パチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)、知識・スキル、暮らし調査案 http://higeoyaji.at.webry.info/201702/article_6.html ギャンブリング障害(いわゆるギャンブル等依存症)報道ではエビデンスレベルを考慮すべ... ...続きを見る

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2017/02/21 06:01
サッカーヘディング問題
 アルベルト・アインシュタイン大のネット調査。ニューヨーク市のアマチュアサッカークラブの成人男女の選手222人が回答。回答者は前年に6カ月以上サッカーをしており、直近の2週間でヘディングしたのは、男性平均44回、女性平均27回。男性の37%、女性の43%は、後頭部にボールがぶつかるなどの偶発的な頭部衝撃を1回以上経験していたそう。  日常的にヘディングを行う選手は、さほどヘッディングしない選手と比較して、脳震盪の症状を示す可能性が3倍以上。偶発的な頭部衝撃を2週間で2回以上受けた選手は、そうで... ...続きを見る

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2017/02/20 08:25
90代なら高血圧が逆に認知症の発症率を低下させる
 中高年での高血圧は晩年でのアルツハイマー病など認知症の発症率を高めることが知られ、血圧管理などの心臓疾患リスク因子管理(運動、食事、血圧測定、服薬など)が認知症予防的であることはよく知られています。一方で、超高齢者での血圧上昇はかえってリスクを下げるとする報告も散見されていました。  ↓はカリフォルニア大などの研究。90歳以上の559人を3年近く追跡調査。した。研究開始時は認知症0。血圧の推移を確認しつつ、6カ月ごとに認知症について評価。結果、40%が認知症を発症したそう(この数字もだいじ)... ...続きを見る

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2017/02/18 19:35
ギャンブリング障害(いわゆるギャンブル等依存症)報道ではエビデンスレベルを考慮すべきだ。
 ギャンブリング障害(いわゆるギャンブル等依存症)報道ではエビデンスレベルを考慮すべきだ。「わたしは〜だった」「私の知っている〜は〜だった」という体験談等(ケーススタディ:レベル5:下記参照)でギャンブリング障害(http://higeoyaji.at.webry.info/201702/article_6.html参照)を議論してはいけない。  たとえば、「ぱちんこにハマっている人は最初に大勝ちしている」という観察があったとする。あるいは「私は最初に大勝ちした」というギャンブリング障害体験者... ...続きを見る

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2017/02/18 10:50
キスぺプチンで脳元気?
 「キスぺプチン」、なんとも艶っぽいホルモン名だが、東大の岡教授によれば、「キスペプチンとは,脊椎動物脳内のおもに視床下部とよばれるところにあるニューロンがつくる,ペプチドである。KISS1 遺伝子の産物で約54個のアミノ酸よりなるこのペプチドは,武田製薬の大瀧徹也ら日本人研究者がガンの転移(metastasis)抑制因子として2001年に発見したことから,メタスチン(metastin)とよばれていた。その後メタスチンが脳下垂体からの生殖腺刺激ホルモンの強力な分泌促進作用をもち,思春期の開始に重... ...続きを見る

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2017/02/17 20:35
自閉症スペクトラム障害を6〜12か月での脳スキャンデータの機械学習で予測できる
 自閉症スペクトラム障害(ASD)では、脳が大きくなることが指摘されている。↓は6〜12か月の時点で皮質成長率が増大していることと、24か月時点でのASD診断が関連することを示した研究。ディープラーニングを使った予測率は88%に及んでいる。 Early brain development in infants at high risk for autism spectrum disorder Heather Cody Hazlett, Hongbin Gu, Brent C. Munsell... ...続きを見る

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2017/02/16 21:18
ADHDの発生がまともな食生活で抑制できる?(ただし相関研究)
 スペインのADHDと診断された小児、青年60名と、性、年齢をマッチングさせた対照60名の比較研究。摂取エネルギー、朝食抜きなど食事のとり方、地中海食の励行度、家族背景を測定、ロジスティック回帰分析を行った。  結果、地中海食の励行度が低いこととADHDと診断されることが有意に相関した。オッズ比は7.07、相対リスクは2.80、地中海食の励行度が低いとADHDと診断される確率が2.8倍になっていたという話。ほかに、果物、野菜、パスタ、ライスの低消費や、朝食を抜くこと、ファーストフード店での食事... ...続きを見る

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2017/02/16 09:43
アミロイドβオリゴマーの除去でアルツハイマー病が回復
 ありがたいことです。国立精神・神経医療研究センターの田之頭先生らの研究。アルツハイマー病の回復の可能性が実証的に示されました。  アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβが蓄積し、集合体(Aβオリゴマー)化することが病気の引き金になると考えられていますが、この除去がアルツハイマー病の回復につながりうることを実証的に示した研究です。  ラットの胎児脳由来の神経細胞をAβオリゴマーに2日間さらした後、空にその処理を続けた細胞と、オリゴマーを除去した細胞に分け、さらに二日間培養。まずオリゴマーにさ... ...続きを見る

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2017/02/14 23:16
有酸素運動は行動上の障害を持つ小児の振る舞いを改善する
 ギャンブリング障害の背景に学習障害、ADHD、自閉症スペクトラム障害などがあることが、ギャンブリング障害回復支援施設ワンデーポートなどから指摘されている。またワンデーポートではウォーキングやマラソンへの参加を入所者等に進めているが、それがかなり合理的であることを示唆する報告とも読める↓。  ↓は、学習障害、ADHD、素行症など行動上の障害がある小児(7-16歳)を対象としたRCT。週二回、30-40分のエアロバイクトレーニングを行ったところ、いつもの体育を行った対照群に比し、7週間後、教師評... ...続きを見る

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2017/02/12 17:35
レスベラトロールはアルツハイマー病の改善にかかわりうる
アルツハイマー病は脳でのアミロイドβプラークの蓄積とタウタンパクの毒性によって生じると考えられています。  ↓は、アルツハイマー病患者にブドウの皮に含まれているレスベラトロール(ポリフェノールの一種)を投与して、アルツハイマー病の改善を目指すプラセボ対照無作為化第2相試験。被験者119人のうち脳脊髄液(CSF)Aβ42が600 ng/ml未満のアルツハイマー病基準を満たした38人のデータ解析。1年間の服用で、CFS中のAβ42のレベルダウンがおき、血液脳関門(BBB)を傷めうるCSF中MMP... ...続きを見る

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2017/02/12 17:17
パチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)、知識・スキル、暮らし調査案
パチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)、および、知識・スキル、暮らし調査案(用語の整理を含む) パチンコ・パチスロのめりこみ対策私案(篠原)(http://higeoyaji.at.webry.info/201701/article_17.html)の補足説明です。私案もご覧ください。 ...続きを見る

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2017/02/11 10:39
白黒がはっきりする指標で判断を
 統合失調症の転帰についての研究だが、その効果の検討について、soft outcomeに頼るだけではなく、八仮測定可能なhard primary outcomeを報告すべきというコメンテーターの主張が興味深い。  ↓はドパミンD3/2受容体部分アゴニストCariprazineの効果をリスペリドンとの比較で行った、欧州11か国での調査。統合失調症患者の意欲欠如や引きこもりなどの陰性症状の評価指標(PANSS-FSNS)がより改善した。現在の精神病治療は主観に左右されやすいやわな転帰(soft o... ...続きを見る

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2017/02/10 08:37
うつの男性はうつの女性に比べて薬物乱用、リスク行動が多い
 32研究10万8260人のメタ解析。うつ病男性は、女性と比較し、アルコールや薬物乱用、リスクテイキング、脆弱な衝動性コントロールなどが有意に多く、しかし効果量は小さかった。女性は抑うつ気分などが強く、摂食障害や体重変化、睡眠障害が多かった。  ギャンブリング障害は、タイプT(単純嗜癖型)、タイプU(他の精神障害先行型:大うつ病、双極性障害、統合失調症、不安障害、アルコール使用障害など)、タイプV(パーソナリティ等の問題型:境界性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、アスペルガー症候... ...続きを見る

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2017/02/09 23:57
脳がよくにゃるパズル:猫好きのための脳トレ本です
脳がよくにゃるパズル:猫好きのための脳トレ本です 脳がよくにゃるパズル:猫好きのための脳トレ本です ...続きを見る

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2017/02/04 22:01
ちょっとの飲酒は認知症のリスクを低下させうる、ただしちょっと
 酒は百薬の長などといわれ、適度な飲酒は健康に役立つと関得られてきた。しかし、最近の研究では、がん、生活習慣病などでは、飲酒はリスクであり、適量はないとのメタ解析が報告され、酒好きをがっかり?させてきた。その酒好きの残されたフロンティア?は、認知症予防への適度な飲酒の効果であった。地中海食が認知症予防に役立ち、地中海食ではワイン1,2杯が推奨されていることにもよる。  この唯一の希望を強化するメタ解析が中国海洋大から報告された。電子データベースから、すべての認知症についての11研究、アルツハイ... ...続きを見る

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2017/02/04 17:52
寝不足、とくにレム睡眠不足は、脂肪や甘いものを欲したくするらしい
2017年2月2日 (木)配信朝日新聞から。  睡眠研究で数々の実績を上げている筑波大のチームから、寝不足によるレム睡眠(眼球がぴくぴく動く浅い眠り、夢見とかかわる)不足が太りやすさを生んでいるとする研究。  飼育ケースの底に金網を敷いた不安定な環境にマウスをおくと、レム睡眠だけが極端に減る現象を使って、レム睡眠を減少させたところ(論文読んでいないのでわからないですが、このストレス環境はレム睡眠減少以外の波及効果も生むのでそのコントロールの工夫をどうやったのかが楽しみ)、餌を自由に選択できる... ...続きを見る

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2017/02/04 17:39
とりあえず早歩きしましょう
 東京都健康長寿医療センターの研究。2002〜14年の65〜90歳の認知症でない高齢者1,686人を調査。通常歩行を歩行速度と歩幅について高、中、低パターンに分類、最大速度歩行も同様に分類し比較。  結果、通常の歩行速度の低パターンは高パターンに比べ認知症発症率が3.46倍、歩幅では2.12倍であり、最高速度では、歩行速度で2.05倍、歩幅で2.80倍だったそう。  想定される交絡因子の影響は除去されているので、歩くのが早い方が認知症の出現率は下がるわけですな。ま、早く歩く訓練で認知症の出現... ...続きを見る

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2017/01/30 23:28
みなさん、運動は週二回で十分らしいっすよ
 イングランドとスコットランドのいくつかの健康調査に回答した40歳以上男女63591人で1994〜2012年に収集したデータの分析。自己申告で運動の強度と頻度を以下に分類。 中程度の運動も強い運動もしていない「非運動群」、中程度の運動が推奨されている週150分未満でかつ強い運動がこれまた推奨の75分未満の「不十分群」(ただしこの群は週の頻度でさらに分類:今回の分析で重要となったのは週1,2回)、週1〜2回の運動、中程度の運動を週150分以上または強い運動を75分以上の「週末がっちり群」、推奨通... ...続きを見る

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2017/01/30 23:14
2月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、毎週月〜金、9:43ころから。 フジテレビ、「今夜はナゾトレ」監修、ときどき火曜日、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」、毎週月〜木、22:00-22:55、解説 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 NHKラジオ、「歌の日曜散歩、歌って笑ってうたわらどん」、月一出演 ...続きを見る

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2017/01/30 12:19
パチンコ・パチスロ遊技障害対策私案(篠原)
パチンコ・パチスロ遊技障害対策私案(篠原) パチンコ・パチスロ遊技障害対策私案(篠原) http://higeoyaji.at.webry.info/201701/article_17.html (メモ書きなので頻繁に更新します。ご覧になるときはリロードして最新版をご覧ください) ...続きを見る

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2017/01/27 07:06
ホラー映画ではドキドキ音のドキのときに顔を上げさせるとよけい怖い?後に残る?
 偏見というのは意識的なものだけではなく、無意識的、身体的なもので根深いものであることを示唆する研究がこれまでに報告されてきている。たとえば、白人が被験者なら、黒人が携帯電話、手工具などを持っている場合、白人が持っている場合より、それを拳銃など武器だと誤認しやすいことが報告されているし、黒人の顔を見せただけで偏桃体、視床下部、交感神経系の恐怖反応系が活性化し、かつこの活性度は被験者が不安を抱えていたり、ストレスにさらされたりしている状況下の方が高まることも報告されている。ドキドキ感が強いほど、不... ...続きを見る

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2017/01/25 11:49
幹線道路の近くに住む人の方が認知症になりやすい?
 カナダオンタリオ州のふたつの住民コホートを対象とした研究。総被験者数は約660万人で、2001〜12年に認知症を発症した人が24万3,611人、パーキンソン病は3万1,577人、多発性硬化症は9,247人。2001年の5年前、1996年時点で幹線道路にどれだけ近接したところに住んでいたかを電話番号をもとに推測、幹線道路との距離と認知症と発症率の関連を推測。  結果、幹線道路から300m超離れた所に住む人に比べて、50m内に住む人は認知症の発症率が7%高く、50〜100mで4%、101〜200... ...続きを見る

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2017/01/22 23:45
ぱちんこユーザーの年平均費用は10万弱?
 警察の立派なところは暗に指摘されれば即座に修正すること。全日遊連での課長講話(http://www.goraku-sangyo.com/archive.php…)。  その中でぱちんこ産業の現状についての指摘、今回の表現はこれ↓ 「ぱちんこ産業の現状について申し上げますと、公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書2016」によれば、平成27年中の市場規模は23兆2,000億円、遊技への参加人口は1,070万人となったと承知しています。前年と比較すると、市場規模では1兆3,000億円で5.... ...続きを見る

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2017/01/22 22:02
トウレット症候群にドーパミンD1受容体拮抗薬が効果?
 トウレット症候群(いわゆるチックなど)の小児40人を対象とした、プラセボ対照第二相試験で、ドパミンD1拮抗薬ecopipamによるチック重症度スコア(YGTSS-TTS)の有意な低減が確認されたそうです。  第三相でもOKならくするとして認可されます。治療期間は4週で、二週目、四週目で有意な低下が認められ、副作用はプラセボと同様だったとか。 Ecopipam Treatment of Tourette's Syndrome in Subjects 7-17 Years. Clinical... ...続きを見る

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2017/01/21 00:22
カロリー制限の健康効果は確かにあるらしい
 栄養不足にはならない程度のカロリー制限は、寿命を延ばしたり、加齢関連障害の発症を遅らせたりすることが、線虫やネズミなど多くの種で認められています。しかし、霊長類では相反する結果が出ていました。  一つはワシントン大の研究で、カロリー制限で寿命を伸ばす効果が認められています。一方、National Institute on Aging studyでは寿命の延長効果が認められていません。そこで↓では、この二つの研究をまとめて検討しなおしました。その結果、サルではカロリー制限が健康上の便益を生むこ... ...続きを見る

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2017/01/21 00:15
歳をとると脳は委縮する。しかし、年齢による影響の半分程度は地中海食で抑制できるかも?
 地中海食は、オリーブオイル、木の実、魚、トマト、鶏肉、ブロッコリー類の野菜、果物、濃い緑の葉野菜を多くとり、脂肪の多い製品、赤肉、臓器肉、バターを少なくとる食事ですが、地中海食の遵守度が高い人の方が、アルツハイマー病になりにくいとか、認知機能が低下しにくいとか、健康長寿だとか繰り返し報告されてきました。  ↓はスコットランド・エジンバラ大などの研究。70歳超で認知症のないスコットランド人約1,000人の食事情報を収集し、半数超に73歳時にMRIで脳スキャン(脳の全容積、灰白質、大脳皮質の厚さ... ...続きを見る

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2017/01/20 00:56
スキマに3分 5教科シャッフル まめおぼえ 中1、中2、中3
スキマに3分 5教科シャッフル まめおぼえ 中1、中2、中3 スキマに3分 5教科シャッフル まめおぼえ 中3高校入試 中1、中2もあります。脳っぽいアドバイス付き。 ...続きを見る

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2017/01/14 23:44
心を動かす写真を見てから勉強するとよく覚えられるかも
 ポジティブな感情にせよ、ネガティブな感情にせよ、心が動くような出来事はよく覚えているもので、これは記憶に関係する海馬への情報流入が、感情にかかわる偏桃体の活動によって促進するからと考えられている。だから、何か覚えたいなら無理にでも「楽しい」「これだいじ」「わすれたらやばい」などと感情の刻印を押した方が記憶しやすくなるといわれたりする。  ↓は記憶前に感情を動かしておくと、その余韻で記憶力が高まるという研究。最初に感情を刺激する写真、次にあたりさわりのない写真を見せたグループは、あたりさわりの... ...続きを見る

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2017/01/13 22:59
思春期早期のメンタル受診は意味がある
2005年から2010年までの期間、1238人の14歳について、18か月後と36か月後にうつ症状リスクを調べた英国の調査。結果、14歳時点で精神障害症状を持っており、過去一年間にメンタルヘルスサービスを受けた人は、そうでない人に比べてうつの兆候が大幅に低下しており、17歳の時点でうつの診断を受けた人は7分の一になっていたそうです。 Reduction in adolescent depression after contact with mental health services: a ... ...続きを見る

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2017/01/13 22:26
教育歴の長さが認知症の有病率を低下させているのかもしれない
 以前、フラミンガムスタディで認知症の出現率が低下しているとする研究を紹介しました(http://higeoyaji.at.webry.info/201602/article_13.html)。↓は、ミシガン大などによる2000年と2012年の米国における認知症有病率の比較。  Health and Retirement Study(HRS)から2000年(1万546人)と2012年(1万511人)の65歳以上の米国人口縦断調査によると、65歳以上の認知症有病率は2000年で11.6%、201... ...続きを見る

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2017/01/10 22:14
母の脳の変化、今までの知見と違うのかな
 以前、VBM(三次元形態解析)によって脳の灰白質を比較すると、前頭葉や側頭葉など賢そうな場所はそもそも女性の方が厚いのだが、赤ちゃんを産むと数か月で灰白質の容積が増える。さらに子どもへの思いが深いほど、中脳灰白質(視床下部、黒質、扁桃体など)がより増大するといった報告があり、オキシトシンの影響が指摘されていたが、↓は、心の理論関連部位の変化の報告(以前の変化は示されていない)。  まずは、妊娠、出産を初めて経験した25人の女性、初めて父親になった男性19人、子どものいない男性17人、出産経験... ...続きを見る

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2017/01/09 23:32
カクテルパーティー効果は脳の予測的活動による
 Nature Communicationのカクテルパーティー効果関連論文二題。カクテルパーティー効果はパーティーなどの喧騒の中でも、人の話がちゃんと聞き取れる現象。脳が情報の補いを行っていると考えられているが、それを実証的に示したもの。  Perceptual restoration of masked speech in human cortexは、fasterとfactorのように一音だけが違っている単語の組み合わせで、違っている音を雑音に入れ替え、脳活動を示したもの。5人の被験者はいず... ...続きを見る

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2017/01/09 23:11
高脂血症の治療薬スタチンはアルツハイマー病のリスクを低下させる
 アルツハイマー病の発症リスクの低下に高脂血症の治療薬スタチンが役立つとの指摘は以前からあった。たとえば2010年にNIHが250の原著論文を精査して、何が認知機能の低下やアルツハイマー病の予防に役立つか、逆に、リスク上昇に役立ってしまうかといった評価が行われたが、そこではスタチンがアルツハイマー病のリスクを下げることが低い証拠(疫学的証拠)でいえることが示されている。これはアルツハイマー病にかかわるアミロイドβのプラークの蓄積が高コレステロールによって促進されるが、その抑制がアルツハイマー病予... ...続きを見る

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2017/01/05 21:58
ギャンブリング障害と脳、遺伝の関連
 ギャンブリング障害(gambling disorderがDSM−5での正式な名称:ギャンブル依存は俗称)では、ギャンブリング関連刺激で、「やる気」や「行動の開始・維持」にかかわる報酬回路(腹側被蓋〜側坐核含む線条体)の活動が高まりやすくなり、他の事柄では活動が高まりにくくなります。また遺伝子の読出しの仕方も変わると推測されています。こうした仕組みは精神刺激薬、アルコール、高スクロール食でも同様です。  こういうと「脳がギャンブリングの快を覚え、その快を求めてやめられなくなる」などと単純化した... ...続きを見る

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2017/01/05 20:18
脳由来神経成長因子が精神疾患の指標となりうる
 脳由来神経成長因子(BDNF)は、脳の神経細胞の成長や損傷の修復などとかかわり、たとえばうつ病では記憶に関係する海馬でBDNFが働きずらくなると、過去のいやな記憶などの亢進が困難になるといったBDNF仮説が提案されています。また運動すると海馬でBDNFが増え、これが運動による海馬容積増とかかわり、認知機能の低下予防に結びつくと考えられています。  さて、↓は、重度の精神疾患(単極性うつ病、双極性うつ病、躁病、統合失調症)とBDNFの関連を調べたもの。236人の入院患者と100人の健常者の比較... ...続きを見る

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2017/01/02 14:13
運動不足が肥満を呼ぶのではなく、肥満が運動不足を呼ぶ
 肥満は運動不足と関係し、体重増加と悪化させることが知られていますが、その機序はよくわかっていません。そこで↓の研究では、肥満⇔運動不足の関連に、やる気や意欲、運動開始などにかかわる線条体のドーパミンシグナルがかかわると考え研究したそうです。  それによるとドーパミンのD2タイプ(抑制型)が肥満マウスでは減少しており、D1タイプ(興奮型)はかかわらず、D2関連シグナリングを阻害すると運動不足が生じ、回復させると運動増が認められたとか。肥満がD2受容体を介して運動不足を呼ぶメカニズムが示されたわ... ...続きを見る

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2017/01/02 14:01
妊婦から幼児期のω3補給は悪くない、けっこうおすすめ
 サプリメント摂取の効果は疑問視されることが多いが、妊娠期から幼児期にかけての白い目で見られることもあるが、長鎖多価不飽和脂肪酸のサプリメント摂取は、プラセボ対照無作為化試験での有意な効果の報告が比較的多い。たとえば、知能をターゲットにしたライジングインテリジェンスでは、長鎖多価不飽和脂肪酸の摂取が子どものIQを高めることがメタ解析で示されていたりする。  ↓は、n−3長鎖多価不飽和脂肪酸(n−3 LCPUFA)・エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を含むサプリメントを... ...続きを見る

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2016/12/30 21:46
パチンコ・パチスロ業界の今後の遊技障害(いわゆるギャンブル依存)対策について(私案)
パチンコ・パチスロ業界の今後の遊技障害(いわゆるギャンブル依存*1)対策について(私案:篠原案) (メモ書きなので更新します。最新版はhttp://higeoyaji.at.webry.info/201701/article_17.htmlになりますので飛んでください) ...続きを見る

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2016/12/30 00:20
オピオイド使用障害の人を逮捕せず、治療につなぐエンジェルプログラムがマサチューセッツで行われている
 2009年から2013年、オピオイド使用障害の人の21%なみが治療(回復支援)を受けていたにすぎなかった。マサチューセッツ、グロスターの警察は地域の過剰使用死の増加に対応するため、逮捕せず、直接、薬物を抜く治療やリハビリ施設につなぐエンジェルプログラムを始めたそうで、これが28州、153の警察に広がり、417件中394件を適切な治療につなげることに成功しているとか。薬物使用障害は摘発より治療。 A Police-Led Addiction Treatment Referral Program... ...続きを見る

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2016/12/29 00:20
成人ADHD有病率は2.8%、不安、気分、行動、物質障害と高頻度に併存
 WHO世界精神保健調査のADHD国際間疫学調査(10か国分)の報告。成人ADHD有病率は平均2.8%。低、中低所得国の1.4%に対して高所得国3.6%、中高所得国3.0%で、所得の高い国の方が成人ADHD有病率が高かった。成人ADHDは男性、既婚者、低学歴に多かった。また、不安、気分、行動、物質障害と高頻度に併存していたそう。  ギャンブリング障害でもADHDの併存がしばしば指摘されており、注意の持続が困難である場合、認知行動療法や12ステップなど高度な認知処理が必要になる療法が適さない場合... ...続きを見る

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2016/12/28 01:40
納豆さすが
 岐阜大、永田先生らの高山スタディ。35歳以上の男性1万3,355人と女性1万5,724人の16年追跡調査。  他の要因を除去したのちの、納豆摂取量の最高四分位は、最低四分位と比較して、心疾患による死亡リスクが25%低かった。総大豆たんぱく質の最高四分位は最低四分位に比べ、脳卒中による死亡リスクが25%低かった。納豆は32%低かった。納豆の最高四分位は虚血性脳卒中の死亡リスクも34%低かった。  納豆だいじ。 Dietary soy and natto intake and cardiov... ...続きを見る

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2016/12/28 01:08
1月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、毎週月〜金、9:43ころから。「今夜はナゾトレ」監修、毎週火曜日19:00-20:00。 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 NHKラジオ、「歌の日曜散歩、歌って笑ってうたわらどん」、月一出演 BSフジ、「脳ベルSHOW」、月〜木、22:00-22:55、解説 ...続きを見る

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2016/12/26 23:14
アルコール使用障害、精神刺激薬使用障害、ギャンブリング障害と遺伝、気質要因
 以下、アルコール使用障害、精神刺激薬使用障害、ギャンブリング障害(いわゆるギャンブル等依存)と遺伝、気質要因についてDSM−5(精神疾患の診断・統計マニュアル)の記載抜粋。「」は断定できるほどのデータが足りていないという意味。 1)アルコール使用障害  ・リスク要因の分散の40〜60%は遺伝的影響によって説明される。  ・アルコール使用障害の近親者で3〜4倍のリスク。  ・アルコール使用障害の実子で生後すぐ養子に出された場合でも3〜4倍のリスクとなる。  ・リスクの低いのはアルコール... ...続きを見る

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2016/12/26 09:00
運動はだいじですが、死亡率を減らすには、テニスなどラケットスポーツ>水泳=エアロビクス>自転車だとか
 オーストラリア・シドニー大の研究。イングランドとスコットランドの30歳以上8万人(平均年齢52歳)を、1994〜2008年の15年間調査。結果、バドミントン、スカッシュ、テニスなどのラケットを使うスポーツをする人の全死亡リスクは約50%低下、水泳、エアロビは30%、自転車は15%低かったとか。心疾患による死亡リスクは、テニスなどが56%、水泳41%、エアロビ36%低かったとか。ただし、因果研究ではなく、相関研究。  日本の研究で週一回以上の運動で認知症のリスクが下がることが示されているので、... ...続きを見る

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2016/12/26 00:44
性格を決める遺伝子
 「性格」にはいろんな分類があるが、もっともポピュラーで、どの民族でも安定してその因子が取り出せることで知られるものにビッグ5がある。神経症傾向、外向性、開放性、誠実さ、協調性がその五つで、人の性格は、この五次元空間に表現されると考えられている。そして双子研究から、それぞれの性格の遺伝率は30-50%と見積もられ、興味深いことに共有環境(ほぼ家庭環境)の影響は0であることも繰り返し報告されている。  さて、↓は12万〜26万人の遺伝子サンプルの解析から、外向性はPCDH15近傍のWSCD2、1... ...続きを見る

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2016/12/25 01:45
貧困、虐待、低IQ、自制心が弱い20%が、刑法犯の81%、福祉給付の66%をしめる
 1037人のニュージーランド人を3〜38歳まで定期的に評価した研究に、行政データベースのデータを関連付け洗い出した研究。  その結果、20%の人口が、成人後の社会による負担(成人後に福祉利用、過剰肥満、犯罪行為、薬剤処方)の約80%を占めた。またこの集団はすでに3歳時点で判別が可能で、社会経済的に恵まれない環境、児童虐待、小児期のIQテストが低い、幼児期の自制心が弱いといった傾向があった。そして、この「高コスト」グループは刑法犯罪の81%、福祉給付の66%、薬剤処方の78%、過剰肥満の40%... ...続きを見る

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2016/12/22 01:15
歳をとるとリスクに耐えられなくなる、のではなく、右の後部頭頂皮質が薄くなることでそうなるらしい
 若者の研究では、右の後部頭頂皮質のボリュームが大きいほど、リスクを好むことが知られている。一方で、歳をとるほどリスク選好度が低下し、慣れたことから離れたがらない傾向が出ることも知られている。しかし、リスク選好度(この研究ではリスク耐久力)と年齢、後部頭頂皮質のパス図は明らかになっていない。  そこで、イェール大のIfat Levyらは、52人の被験者(18〜88歳)に、「5ドルが確実に得られる」と「得られる確率が15%または50%または75%で、得られる額が7ドル、15ドル、30ドルなど60... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/12/22 00:55
女医さんに診てもらいたい、その方が死亡率、再入院率とも低いらしい
 男性医師にくらべて、女性医師の方が、より患者に寄り添った医療を行う傾向があるそうですが、そのゆえなのか、米国の65歳以上の入院患者の調査で(ハーバード大、津川先生ら)、女性内科医の患者の30日間死亡率は11.01%で、男性医師では11.49%、30日間の再入院率は15.0%と15.57%で、わずかな差ですが有意な差だったそうです。 Comparison of Hospital Mortality and Readmission Rates for Medicare Patients Trea... ...続きを見る

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2016/12/21 23:55
「ギャンブル」を使わず、「賭博」と「ギャンブリング」を区別して使おう。
 IR法に伴って「ギャンブル依存症」という言葉が飛び交っている。しかし、「ギャンブル依存症」は俗称で、ギャンブリング障害、問題ギャンブリング、障害ギャンブリング、あるいは「ギャンブリングの問題」という表記の方が国際的には一般的だ。  また、国内事情では、わが国には刑法賭博罪があり、「賭博」という言葉も使われ、「ギャンブル」「賭博」「ギャンブリング」がほぼ区別ない。  しかし、わたしは以下のような区別をし、「ギャンブル」という用語は使わないほうが混乱が少ないと思っている。 ...続きを見る

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2016/12/18 11:49
神的体験は報酬系を刺激する
 ユタ大の研究。敬虔なモルモン教徒若者19人を対象として、スピリチュアルな感覚を高める活動をしているときにfMRIで脳スキャン。結果、被験者が救世主について、永遠に家族とともにいることについて、天国での恩恵について考えるよう指示されたとき、ほぼ全ての被験者が、実験中に穏やかな気持ちになり、暖かな身体感覚を得たと回答し、実験終了時に涙ぐんでいたとか。  またfMRIでは、報酬系(ドーパミン系)や、サリエンスネットワーク(島皮質・帯状回のネットワークで特別なものを検出するネットワーク)、アテンショ... ...続きを見る

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2016/12/17 23:09

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