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「はげひげ」の脳的メモ

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「はげひげ」の脳的メモ
ブログ紹介
篠原菊紀(しのはらきくのり)。諏訪東京理科大教授。応用健康科学、脳科学。茅野市縄文ふるさと大使。
★ガチャ、ルートボックス、バトル、予告、疑似連など、確率的条件は遊びの快を増幅します。その増幅率を推定する方法を研究しています。テレビ等で脳トレクイズの監修をしていますが、正解率の組み合わせが番組作りの基本です。一方で、快の増幅は依存問題を生みます。e-sports賞金大会はそそりますが、景表法の逸脱は企業を危うくします。安全の担保がだいじです。NIRS、アイトラッカーで脳や視線の研究もしています。
著書、監修:「クイズ! 脳ベルSHOW 50日間脳活ドリル」 (扶桑社ムック)、「1日10分! 大人の脳トレ 名作なぞり書き」(青春出版)、「脳活ドリルシリーズ」(TJMOOK)、「「すぐにやる脳」に変わる37の習慣 」(KADOKAWA)、「中高年のための脳トレーニング」 (NHK出版)、「ナンプレシリーズ」(永岡書店)、 「子どもが勉強好きになる子育て」(フォレスト出版)、他多数。
★共同研究:新学社と幼児教材開発(幼児ポピー監修)。エポック社と「ジグソーパズル達人検定ジグソーパズル脳力診断」、アポロ社とピクチャーパズルステップ脳シリーズ開発。ユーキャンと楽ラク脳トレーニング DVD全12巻SCRAPと謎検。プレイケアと高齢者の遊びあれこれ。PSK総研などと快感研究、遊技障害予防研究、健康ぱちんこの展開。プローバAC事業部と脳のリハビリ。豊丸と遊びを介護予防に生かす研究。ほか多数。
テレビ、ラジオ:フジテレビ「とくダネ!脳活ジョニー」、「今夜はナゾトレ」、BSフジ「脳ベルSHOW」、NHK「あさいち」「ごごナマ」「夏休み子ども科学電話相談」「国民アンケートクイズリアル日本人」「NHKスペシャル」、日テレ「損する人得する人」、SBC「ラジオJ」などで解説や監修。
★取材・実験・研究依頼は、s96hige@gmail.com、FAX 0266-73-1304(篠原研)で。講演依頼は業者さん(メデイア21:06-6345-2800、等)経由またはfax0266-73-1304でお願いします。
スケジュール(2月1日〜)

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タイトル 日 時
うつ病と自殺リスクに共通する遺伝子と有効な薬物を特定?
 自殺者の90%以上に気分障害(大うつ病)がみられること、また気分障害の自殺傾向に対する遺伝的脆弱性が指摘されていますが、その根拠を示す研究はあまり行われていません。  イラン医科大のAli Bozorgmehrらは、文献レビューで、うつ病と自殺行動に関連する遺伝子および遺伝学的薬物治療についての検討を行い、最も基本的な共通遺伝子として、脳由来神経栄養因子をコードするBDNF、セロトニントランスポーターをコードするSLC6A4、遺伝子の転写因子のCREB1、腫瘍壊死因子のTNFがあげられた。 ... ...続きを見る

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2018/02/21 00:13
「ゲーム障害が病気に」・・注意点あれこれ
《「ゲーム障害」が病気に、注意点いくつか》 世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を精神障害の一つとして、2018年より正式に認める方針であると話題になっています。 ここで注意しておきたい点が2つあります。 ひとつはギャンブル障害で指摘されてきた自然回復率の高さです。日本のぱちんこではこの自然回復率が8割に及びます。つまり、ギャンブル障害について進行性で不可逆的、一度「たくあん」になった脳は「大根」に戻らない、などといった言説が流れているが、そうである比率はせいぜい2割程度と予測され、おそ... ...続きを見る

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2018/02/20 20:44
人のツキはバカにできない。ツキだけでそこそこ長期でも勝てたりする。
人のツキはバカにできない。ツキだけでそこそこ長期でも勝てたりする。  図は北斗無双と甘海のシミュレーションデータから算出したもの。たとえば黒線は北斗無双遊技で、右に行くほど月の遊技時間が長くなる。たとえば月60時間遊技で、年の負け額を12で割ると、ツキのない人(ツキのなさ上位10%)では月12万負けている。甘海なら75000円くらい。一方、ツキのある上位10%は、月60時間遊技で月2万ずつ勝っている。甘海ならツイていても月一万負ける。興味深いのは、月30時間まではツキ上位10%は少しずつ勝ちを伸ばしており、それ以降は時間粗利の影響を受け、少しずつ勝ちが小さくなっ... ...続きを見る

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2018/02/16 01:34
外側側頭葉の電気刺激で記憶障害が回復しうる
 外側側頭葉の電気刺激で記憶障害が回復しうるという研究↓。  てんかん患者25人に12個の単語を覚えてもらう実験をし、そのさなかの脳活動を調べ、あとで思い出せているかで機械学習させる。その結果、脳の状態から、覚えていられるかの判断ができ、また、記憶のコード化がうまくいっているかどうかも予測できた。そこでそのような場合に、外側側頭葉を電気刺激すると、記憶の定着が12%向上したそう。  やたら側頭葉を電気刺激すれば賢くなるというわけにはいかないが、覚えていられるかは覚えた時で決まっているのは興味... ...続きを見る

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2018/02/16 00:57
同じ種でも大集団で暮らした方が賢くなっているらしい
 同じ種でも大集団で暮らした方が賢くなっているらしい。カササギフエガラスの中には大きな集団で暮らすものもいれば、比較的小さな集団で生活している者もいる。  この集団サイズと、課題解決能力を比較した場合、大きな集団のものの方が課題を解く速度が速かったとか。このいわば一般知能が高いと、繁殖を行う機会に恵まれ、成功もしやすいらしい。  脳の進化は社会集団の大きさによって決定づけられたとする、社会脳仮説の傍証である。 Cognitive performance is linked to group... ...続きを見る

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2018/02/16 00:33
直近の感覚履歴は後部頭頂皮質からワーキングメモリに影響するらしい
 後部頭頂皮質は、前頭前野と連動して、記憶や情報を一時的に保持し、処理をする、ワーキングメモリ機能を支えている。ラットの実験で、とくに後部頭頂皮質は現在進行中のタスクにかかわる情報より、過去のその思考にかかわる感覚刺激についての情報をより豊富に持ち、ここの活動を抑制することで、むしろワーキングメモリ課題(二つの聴覚刺激の一方を選ぶと報酬が得られる課題)の成績を向上させた。  直近の過去は現在のタスクをこなすうえで一般には役立つが、単純課題の繰り返しなどでは、むしろ過去の課題が干渉作用を及ぼして... ...続きを見る

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2018/02/16 00:24
ドーパミンニューロンの活動は行動の開始確率とその後の強度にかかわる
 生き物は生き残るために、行動を起こすか、起こさないか、起こすならどのタイミングでがだいじです。一方、パーキンソン病におけるsubstantia nigra pars compacta (SNc) :黒質緻密部のドーパミンニューロン(DANs)の欠落は、行動の開始の障害につながり、行動の緩慢さにつながります。自発運動におけるDANsの役割はその行動の増強にかかわる一方で、報酬予測がDANsの一過性の活動にかかわることも知られています。特に行動の開始時のこれらの関係が様々に確かめられてきました。し... ...続きを見る

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2018/02/09 00:52
加熱式たばこの低リスク商品としての販売案、FDAが認めず
 日本では喫煙関連法案の審議に伴い、加熱式タバコが注目されているが、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は2018年1月25日、フィリップモリス社が販売を申請していたiQOSについて、通常のたばこ製品と比べてたばこ関連の疾患リスクが低いであろうが、リスクが低い製品として販売したいという同社の販売案は認めなかったそう。  加熱式タバコは日本で加熱しているとみることができるらしく、Caputiらによれば、日本では加熱式たばこの販売が開始された2015年に加熱式たばこ関連ワードのグーグル検索数が1,... ...続きを見る

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2018/02/05 10:09
ぱちんこと遊技時間、負け額の不思議なメカニズム
 ぱちんこ依存対策に遊技時間制限を、という人がいるが、たとえば、北斗無双の時間粗利を800円(DKSIS2015白書のパチンコの時間粗利。4円パチンコは1100円くらい、1円パチンコは350円くらいになるが、ここでは平均粗利で計算した。傾向は変わらない)としたとき、超長期的には負け額は時間粗利に遊技時間を乗じたものに収束するのは当然だが、1日の遊技で見た場合は本当に遊技時間が長くなると経済リスクは高まるのだろうか。  1,2,4,6,7,8時間、各5万人分のシミュレーションを行った結果(5万人... ...続きを見る

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2018/02/02 01:42
1から10まで数える声を聴くだけで、声の主の浮気度がそこそこわかるらしい
 浮気をしている男女20人と浮気していない20人の声を聴かせ、浮気度合いを推測させる実験。  声の質は、基本周波数の標準偏差、ジッタ(ピッチ変動)、シマ(ピッチ振幅変動)、倍音ノイズ比率(Harmonics-to-Noise Ratio,HNR)、声サンプルの長さを一致させた。身長、体重、ウエスト・ヒップ比(Waist-to-Hip Ratio,WHR)、肩まわり・ヒップ比(Shoulder-to-Hip Ratio,SHR)、体格指数(Body Mass Index,BMI)、マスターベーシ... ...続きを見る

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2018/02/01 22:49
2月1日〜
2月1日、試験監督。 2月2日、14:00-15:30、スザカ迎賓館、須高ブロック講演会。 2月5日、15:30-PSK打ち合わせ。18:00-食事会。新宿泊。 2月6日、→茅野。 2月8日、10:30−決定会議。12:30-14:00、NHK、みょうじ、収録。14:00-15:00、マッキャンヘルスケア三谷さん。 2月15日、15:00-判定会議。退職関連。 2月16日、14:30-15:30、茅野広域シルバー人材センター、講演→品川泊。 2月17日、愛媛生涯学習センター、松山市... ...続きを見る

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2018/02/01 20:30
ぱちんこ関連のギャンブル等依存を議論するときに知っておくべき基礎データ
ぱちんこ関連のギャンブル等依存を議論するときに知っておくべき基礎データ ...続きを見る

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2018/01/27 17:09
高塩分は高血圧を介さず、認知機能をむしばむ
 塩分の多い食事が高血圧につながることはよく知られているし、高血圧が認知機能低下や認知症のリスクを高めることもよく知られている。  ↓はこうした認知機能の低下が高血圧を介さず、過剰な塩分摂取で免疫系を介して起こることを示したもの。  Costantino Iadecolaら、高塩分の食餌をマウスに与えた。結果、数週間で血管内皮の機能不全と脳血流量の減少が発生。認知機能不全も認められた。しかし、血圧に変化はなかったそう。  一方、高塩分の食餌によって腸内のTH17細胞(白血球の一種であるヘル... ...続きを見る

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2018/01/23 00:38
コカイン使用障害を免疫系でコントロール?
 コカイン使用障害者にコカインを連想させる映像などを見せると、ドーパミン系が活性化するほか、免疫応答が生じることが知られている。  ↓は、コカインの使用によって顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)が発現上昇することを明らかにしたもの。さらに、側坐核にG-CSFを注入すると、コカイン摂取量は増加したが、砂糖水については摂取意欲が変わらなかったそう。さらに、G-CSFを中和する抗体を側坐核に注入すると、マウスのコカイン摂取意欲が減退したとか。  コカイン特異的に摂取意欲をコントロールするのに免疫... ...続きを見る

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2018/01/23 00:28
ADHDにグルタミン酸系治療薬
 注意欠如・多動症(ADHD)ではドーパミン伝達系の多型のほか、代謝型グルタミン酸受容体(mGluR)神経伝達物質のシグナル伝達に関連する遺伝子変異が報告されている。しかし、ADHDの一般的な治療薬はドーパミン系であり、グルタミン酸系はなかった。  そこでEliaらは、mGluR系アクチベーターの一種であるファソラセタム水和物(NFC-1)で、少人数のADHDの青年(男性20人、女性10人)を対象とする第T相試験を実施した。が参加した。mGluRシグナル伝達関連遺伝子の変異が認められている被験... ...続きを見る

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2018/01/23 00:18
日本のギャンブル等依存症の回復率はやたら高い&ギャンブル等依存症話は過去一年有病率で
 日本国内では久里浜の全国調査(2017)などの報道で生涯有病率3.6%(320万人)が主に報道されがちだが、最近の諸外国の調査では過去一年有病率をあわせて報告するか、過去一年有病率のみの報告が多い。久里浜調査では0.8%(70万人)。  生涯有病率は過去のどこかでギャンブル障害の疑いがあったことを示すので、基本的に減らず累積していき、ためにギャンブル障害対策の効果の検証には使えない。とくに3)に示すようにギャンブル障害の回復率は高く、ますます生涯有病率での議論は意味が乏しい。なお、久里浜調査... ...続きを見る

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2018/01/20 20:42
肥満関連遺伝子と食事療法
 ↓の研究チームは肥満関連一塩基多型77を特定し、肥満との関連をスコア化している。このスコアを利用して、米国の医療従事者およそ1万人の20年間(1986-2006年)の体重変化と、4年ごとの食事内容調査との関連を調べたそう。  結果、食事の内容の改善によってBMIや体重の低下が認められ、肥満の遺伝的リスクが高い人ほどその効果が大きかったそう。遺伝的に肥満化しやすい人ほど野菜、果物、ナッツ、豆、全粒穀物をより食べるなどの食事改善が、体重低下に役立つらしい。 Improving adherenc... ...続きを見る

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2018/01/17 02:17
54のSNPで悪性前立腺がんの発症年齢が予測できるらしい
ゲノム塩基配列中に一塩基が変異したものを一塩基多型(SNP)と呼びます。↓は悪性前立腺がんにかかわる54の一塩基多型(SNP)の組み合わせから算出した得点で、悪性前立腺がんの発症年齢を有意に予測出来ることを示した研究。これと前立腺特異抗原(PSA)検診をくみあわせることで、悪性前立腺がん陽性的中率が改善するそう。 Polygenic hazard score to guide screening for aggressive prostate cancer: development and ... ...続きを見る

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2018/01/17 01:54
ダイエットあれこれ
食事法による体重低下の差は微々たるもので臨床的には無意味 http://higeoyaji.at.webry.info/201511/article_4.html さまざまなダイエット法、一年くらいなら効果あり、長期になるとよくわからん、効果があっても微々たるもの http://higeoyaji.at.webry.info/201411/article_8.html?pc=on そうやって、ダイエット後のリバウンドが一年も持続してしまうわけだ・・・・ http://higeoyaji... ...続きを見る

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2018/01/15 01:23
60歳半ばくらいなら筋トレがだいじ
 米ウェイクフォレスト大学の研究。平均年齢67歳の高齢者249人を対象とした実験。 (1)食事療法のみの群 (2)食事療法+週4日の筋力トレーニング(ウエイトリフティング)群 (3)食事療法+週4日の有酸素運動(早足でのウォーキング)群 にランダムに割り付け、18か月追跡調査。  結果、体脂肪量は食事療法のみの群の4.5kg、筋力トレーニング群で7.8kg、有酸素運動群で6.8kg減少。  問題は筋肉量で、除脂肪体重(筋肉量)の減少は筋力トレーニング群で0.8kg、食事療法群で1.0... ...続きを見る

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2018/01/14 01:28
高強度運動、だいじです
国立がん研究センターなどの多目的コホート研究(JPHC Study)グループの研究。1990年か1993年に全国10地域に在住し、10年後(2000年および2003年)にがんや心血管疾患の既往がなく、身体活動の制限がない50〜79歳の8万3,454人を対象。2012年まで追跡調査した研究。  結果、男性では中強度運動に加えて高強度運動を少し行った群で死亡率が22%、高強度運動をかなり行った群では26%、死亡率が低下した。中強度運動のみを行った群と比べて高強度運動もかなり行った群では死亡率は1... ...続きを見る

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2018/01/14 01:18
平成29年12月25日ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議幹事会申し合わせ、基本的な考え方、の問題
平 成 2 9 年 1 2 月 2 5 日 家族申告によるアクセス制限の実施について ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議幹事会で、家族申告によるギャンブル等へのアクセス制限を推進することが申し合わされた(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gambling_addiction/kanjikai_dai4/gijisidai.html)。わたしはギャンブル等への家族申告によるアクセス制限に賛成であるが、この申し合わせで共有された「1 基本的な考え方」は誤り、もし... ...続きを見る

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2018/01/11 17:08
ゲーム障害が国際疾病分類(ICD11)に、注意点いくつか
 今年改訂される国際疾病分類11版(ICD11)のβ版(https://icd.who.int/dev11/f/en#/http%3a%2f%2fid.who.int%2ficd%2fentity%2f1448597234)にGaming disorder(ゲーム障害)が、Gambling disorder(ギャンブル障害)と並びDisorders due to addictive behaviours(嗜癖障害)に分類されるということで話題になっている。すでに2013年にはDSM-5でインター... ...続きを見る

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2018/01/10 22:18
1月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、月〜金でときどき、9:43ころから。 フジテレビ、「今夜はナゾトレ」監修、ときどき火曜日、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」、毎週月〜金、22:00-22:55、解説 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 ...続きを見る

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2018/01/10 21:27
パンダはなぜかわいい?
1) ベビーフェイスバランス 哺乳類は赤ちゃんをかわいいと思うように仕組まれている。 そうでないと哺乳行動も子育てもできず、子孫が残せない。 赤ちゃんをかわいいと思う仕組みを持ったものが淘汰的に残ってきた。 おでこが広く、目の位置が低い(中心より下) 目が相対的に大きく、黒目勝ち 鼻や口が相対的に小さい ほほなど丸っこい こういうバランスを見ると人はつい引き付けられる、見入る、かわいいと思う。 逆に赤ちゃんは、〇〇▽で顔らしい表象をつくると、目で追う。 こうして、親子は見つめ... ...続きを見る

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2017/12/20 23:14
遺伝的な高学歴はアルツハイマー病の保護因子、なぜか喫煙も
 International Genomics of Alzheimer’s Projectからの報告。以前、Plos medcineに報告されたものの再解析なのかな。17008例のアルツハイマー病例と37154の対照群について、24の修正可能な危険因子について、メンデル無作為化試験によって検討した研究。修正可能なリスク因子を直接扱っているのではなく、代替指標として遺伝学的変量(SNP)を用いた研究。この手法によって被験者の選択が無作為化され、観察研究でありながら実験的研究となり、因果関係への言... ...続きを見る

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2017/12/19 00:49
テロメアが長くなる遺伝子
 ノースウェスタン大、東北大学などの研究。インディアナ州バーンのアーミッシュの18〜85歳の177人の調査。43人にプラスミノーゲンアクチベータ・インヒビター(PAI)-1をエンコードするSERPINE(セルピン)1遺伝子の変異がみとめられ、この遺伝子変異があった者の平均寿命は85歳、変異がない者は75歳だったとか。  さらにテロメアが10%長かったほか、糖尿病の有病率が低く、空腹時インスリン値が低かったそう。さらに血管のスティフネス(硬さ)にも違いがあり、やわらかかったとか。  PAI−1... ...続きを見る

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2017/12/17 00:18
同じディープラーニング装置で、乳がんリンパ節転移検出も、糖尿病性網膜症や他の眼疾患も判別した
 ディープラーニングは各所で様々な勝利を収めつつある。囲碁、将棋、画像からの疾病判断、脳データからの疾患分類。↓は、乳がんリンパ節転移の検出に成功、糖尿病性網膜症やその他の眼疾患の検出に成功、いずれも病理学者の判断を上回り、かつ、同じディープラーニング装置でいけたというもの。あっというまに病理診断ではAIにかなわなくなりますな。 Diagnostic Assessment of Deep Learning Algorithms for Detection of Lymph Node Metas... ...続きを見る

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2017/12/16 11:53
寿命を延ばす
ラパマイシンは臓器移植の際、免疫を抑制する薬です。それが作用するターゲットがあるわけで、それがTOR(target of rapamycin kinase )。哺乳類で働けばmamalian TORでmTORと呼び、その複合体はC(complex)をつけ番号が振られています。そしてラパマイシンがTORC1(target of rapamycin kinase complex 1)に阻害的に作用すると、動物は寿命を延ばすことが知られています。  TORC1はRNAポリメラーゼIII(Pol I... ...続きを見る

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2017/12/15 00:46
高強度インターバルトレーニングは脳の乳酸取り込みを介して認知機能を改善するのかもしれない
 立命館大学の研究。短期間全力で運動し(オールアウトに近い運動)、その後緩い運動を行うことを繰り返す、高強度インターバルトレーニング後、ミトコンドリア増などを介して持久力が増すことはよく知られているが、認知機能(ここでは実行機能)が亢進することも報告されている。↓は、この亢進が脳への乳酸の取り込みを介するらしいという報告。  金曜の高強度インターバルトレーニング前のレクチャーでえらそうに語ろう。 Maintained exercise-enhanced brain executive fun... ...続きを見る

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2017/12/05 22:10
自閉症スペクトラム症と向き合うときはおびえた方がいい?
 人や哺乳類は無意識のうちに目の前にいる人の心的状態の影響を受けるらしいことが知られている。たとえば恐怖を感じている人の冷や汗のにおいをかぐと交感神経活動が増したりする。匂いなどの化学物質が何らかのコミュニケーション手段になっているわけだ。  ↓はそうした無意識の反応が自閉症スペクトラム症では定型発達と真逆であったりするという報告。イスラエルのNoam Sobelらは、神経学的機能が正常な者が無意識に「恐怖の匂い」に触れると、自律神経系の活動が高まったが、ASD者は、そうならないことを明らかに... ...続きを見る

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2017/12/05 21:58
報酬や罰でやる気が変わるのも大人らしさのおかげ
 今年(2017年)、NHKスペシャルの実験に協力し、思春期の若者ではSNSのコンフリクト場面で、前頭前野の活動が小さい可能性があることをNIRSで示した。↓は報酬条件による動機付けが、19,20歳と13〜18歳では異なり、報酬や罰効果が思春期若者では小さく、この差は、報酬評価にかかわる線条体と認知的判断にかかわる前頭前野(特に内側)の接続性の強さに依存することを示したもの。  成人を対象とした研究から、報酬が大きい方が強く動機付けられやすく、本人にとって重要性の高い目標が設定されれば、より努... ...続きを見る

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2017/12/05 21:39
ナルトレキソンは点鼻薬でもOK
 ナルトレキソンは海外ではギャンブル障害の治療薬として使われる場合もあります。  ↓はオピオイド過剰摂取が疑われる患者に高濃度(2 mg/mL)ナロキソン点鼻を行う効果は、筋肉への注射と同等だったそう。有害事象の差も認められなかったそうで、ギャンブル障害でも点鼻薬で行けるようになるといいかも。 Management of Suspected Opioid Overdose With Naloxone in Out-of-Hospital Settings: A Systematic Revi... ...続きを見る

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2017/12/05 00:02
筋ジストロフィーをCRISPR/Cas9で
 デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の変異頻発領域はジストロフィン遺伝子のエクソン45-55の間にあると考えられています。これによってジストロフィンの合成が阻害されます。  ジストロフィン遺伝子エクソン50欠損のDMDモデルマウスのゲノムを、CRISPR/Cas9で1箇所切断してエクソン51が抜き、解読をスキップさせると、欠乏していたジストロフィンが正常レベルの最大90%に回復したとか。  エクソン51をスキップさせるか、51でタンパク合成がストップしないようにすることで、DMD患者の... ...続きを見る

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2017/12/04 23:55
シナモンで肥満抑制??
 シナモンは漢方薬として使う場合は桂皮と呼ばれます。シナモンの香りを生み出す精油である桂皮アルデヒド(cinnamaldehyde)が、脂肪細胞の脂質代謝を改善するそうです。脂肪細胞の脂質代謝にかかわる酵素や遺伝子の発現を促したり、熱発生にかかわる蛋白質を増やして、この効果をうみだしているのだとか。  桂皮は肥満や高血糖を防ぐらしいことがマウスでは明らかになっていましたが、こんな効果もあり、この効果が肥満や高血糖の抑制にかかわるのかもしれないそうです。 Cinnamaldehyde indu... ...続きを見る

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2017/12/03 00:29
12月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、月〜金でときどき、9:43ころから。 フジテレビ、「今夜はナゾトレ」監修、ときどき火曜日、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」、毎週月〜金、22:00-22:55、解説 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 ...続きを見る

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2017/11/27 09:51
ADHDに運動が有効
 ADHDとともにある子どもたちへの運動介入の効果は、日本でも注目され、すでに民間団体がトレーニングプログラムの普及を図っていたりする。このブログでも、「ADHD児には運動が有効」 http://higeoyaji.at.webry.info/201607/article_3.html、「有酸素運動は行動上の障害を持つ小児の振る舞いを改善する」http://higeoyaji.at.webry.info/201702/article_8.htmlなどで紹介した。  ↓はシンガポール国立大学の... ...続きを見る

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2017/11/24 01:43
関節鏡視下肩峰下除圧手術はシャムを上回れない
 手術の効果は、実際の手術と偽手術(シャム)の比較によってその効果が測られます。↓は関節鏡視下肩峰下除圧手術(肩痛緩和手術:肩峰下インピンジメント(衝突)症候群への手術)は、関節鏡検査のみを行って実際の手術は行っていない場合を上回れなかったという報告。イングランドでは2000年の2500件から2010年に221,000件と9倍増えているそうですが、関節鏡下肩峰下除圧手術は効果の裏付けが乏しいとのこと。日本でもよく行われているようで、ちょっと考えものですね。 Prof David J Beard... ...続きを見る

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2017/11/24 01:24
Energy Landscape Analysisか〜
 すごいな。http://tezk.hatenablog.com/entry/2017/07/10/144941の方法。 T. Ezaki, T. Watanabe, M. Ohzeki, N. Masuda, "Energy landscape analysis of neuroimaging data", Phil. Trans. R. Soc. A 375, 20160287 (2017)  これで高機能自閉症の脳のネットワークのダイナミズムを表現でき(ボルツマン分布で)、定型発達と... ...続きを見る

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2017/11/17 23:29
ADHDドライバーにトレーニング効果あり
 認知症ドライバーの事故問題や、てんかんがらみの事故問題は時に注目されるが、不注意、気が散る、多動などとかかわる注意欠陥多動症(ADHD)の若者ドライバーに交通事故障害リスクが高いことはあまり知られていない。また、粗暴運転と素行症(行為障害)の関連もありうるがあまり調べられていない。  ↓は、ADHDとともにある若者25名に「ドライブスマート」というコンピューターアプリケーションでトレーニングを行った結果の報告。危機感知能をターゲットにHazard Perception Test(HPT)なる... ...続きを見る

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2017/11/17 12:15
ナッツだそうです
  「座り時間が長いことが死亡リスク上昇と関連」「18カ国の調査で野菜、果物、豆をよく食べることと死亡率低下が関連」「炭水化物摂取が多いと死亡リスクが高く、脂肪摂取が多いと低い」とか、いろんな報告がありますが、今回はナッツ。米国の医療従事者20万人超を20年超追跡調査した結果、ピーナツや木の実などナッツを食べる人は心血管疾患(CVD)が生じにくかったとか。たくさんナッツを食べるほうがCVDリスクが下がるという量反応関係も認められたそう。 Nut Consumption and Risk o... ...続きを見る

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2017/11/17 11:53
社会的孤立は死亡率を8倍とか12倍とかにしてしまう
「ホームレスの人」「薬物不正使用者」「性を売買している人」「服役者」といった社会から孤立しがちな人の病気や死亡率についてのメタ解析から、こうした疎外集団での死亡率が男性で8倍、女性では12倍にもなっていることが明らかになったとか。もともと孤立しやすい人が。。。という因果も考える必要があるのが悩ましいところですが、インクルージョンヘルスはだいじです。 Dr Robert W Aldridge, PhD'Correspondence information about the author Dr ... ...続きを見る

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2017/11/15 00:16
ダジャレが受けるとうれしいのも腹側線条体
 生理学研究所の研究。ダジャレを言い(自分または他者が)、そのダジャレへの反応(大うけ、ややうけ、うけず)が聞こえる環境でfMRIによる脳スキャン。また関連した脳部位の機能的結合度合いを調査。  結果、「うけ」具合を聴覚野→腹側線条体(快感の中核、依存などで話題になる部位、やる気や社会的評価でも反応)の活動が、(うけた)うれしさと相関し、かつ、自分でダジャレを言った場合には、自己モニターにかかわる内側前頭前皮質の活動が、聴覚野→腹側線条体の活動を調整していたそう。  うれしさは複合的なネット... ...続きを見る

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2017/11/13 21:15
寝不足は内側側頭葉の神経活動が遅くなる
 睡眠不足の前後で顔認識テストを行い、この際、内側側頭葉の単一ニューロンの活動を記録した報告。睡眠不足のときには、そうでないときに比べて神経の活動が遅くなり、減少し、ゆっくりした応答につながったそう。  内側側頭葉は海馬を含む部位、寝不足は記憶およびその引き出しを緩慢にしてしまうのかもしれない。この神経活動の遅れや減少が脳の他の部位でも同様に起こっているかどうかを調べることが今後の課題。 Selective neuronal lapses precede human cognitive la... ...続きを見る

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2017/11/13 20:22
認知症診断の10年前から認知機能が低下し、3年前から加速する
 ワシントン大の研究。65歳以上4315人の縦断的研究。Cognitive Abilities Screening Instrument(CASI)で、項目反応理論(item response theory:IRT)スコアを使った研究。性別、教育レベル、APOE遺伝子の影響を評価。  認知症診断者は、非診断者と比較して臨床診断の10年以上前に認知機能低下が認められた。その低下は男性、低学歴、APOEε4対立遺伝子1以上と関連した。認知症診断者の軌跡変化点は、平均臨床診断の3.1年前(95%CI... ...続きを見る

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2017/11/12 22:00
寿命関連遺伝子の多型、自閉関連行動は多遺伝子性?
 ヒトの老化速度の個体差には遺伝要因がかかわることが指摘されてきた。サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子などとも呼ばれ、その活性化が長寿化のポイントなのではないかなどといわれたりしている。↓はcエレガンス(線虫)の老化速度にかかわる遺伝子多型として、rgba-1(regulatory-gene-for-behavioural-ageing-1)、神経ペプチド受容体遺伝子(npr-28)の多型を指摘したもの。rgba-1はグリア細胞で神経ペプチドをコードしており、ニューロンでnpr-28がコードする受容... ...続きを見る

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2017/11/12 21:47
当直は脳活動を低下させる
精神科の当直(夜勤)では、夜勤中の睡眠効率がいいと疲労(視覚的評価尺度スコアによる)が低下する相関がみられ、夜勤後は右前頭前野の脳活動が低下(酸化ヘモグロビンの低下)が見られ、その程度とエプワース眠気尺度スコアが負の相関を示したそう。実質的な睡眠不足がなくても夜勤後には脳活動が低下するらしい。WOT100を使った実験。 Nishida M et al. Night duty and decreased brain activity of medical residents: a wearab... ...続きを見る

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2017/11/07 10:13
「ご褒美」と思って糖分をとるのは悪くない
 Appetite(食欲)というストレートな誌名の科学論文誌での報告。  アリゾナ州立大のNaomi Mandelらの研究。 1)大学生76名に、味は同じで含有するタンパク質やエネルギー量も同量だが、一方は糖分が多く脂肪分が少ないもの、もう一方は糖分が少なく脂肪分が多いシェイクを飲んでもらい、その後ビデオ鑑賞時にポテチをどれだけ食べるかも観察。 2)別の大学生193人に、上記の二種のシェイク、それぞれに、“健康的な生活”「低脂肪、低糖質、低カロリー」という栄養情報を示したラベル、あるいは、... ...続きを見る

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2017/11/06 10:25
日本でギャンブル等依存症の疑いがあっても、自然回復率が8割近いのはぱちんこ関連の自然回復率が高いため
 ぱちんこ関連のギャンブル等依存の疑いの自然回復率・・・81%、  公営競技等、ぱちんこ関連以外の依存の疑いの自然回復率・・・44%  ぱちんこ関連のギャンブル等依存の疑いのある人の自然回復率は8割以上と、これまでのギャンブル等依存研究史の中でも突出して高い。 ...続きを見る

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2017/11/03 20:36
飲むなら緑茶ですかね?
 東北大の遠又先生らは65歳以上の日本人高齢者23645人を5.7年間追跡調査を行い、日に五杯以上の緑茶の消費が認知症のリスクを27%低下させたことを報告しています(5杯以上/日 vs.1杯未満/日のハザード比:0.73、95%CI:0.61〜0.87)。また緑茶消費量は、認知症発症リスクの低さと有意に関連していたそうで、カテキン等が海馬に働くことが役立っているのだはないかと考えられています(1)。  (2)はラットに緑茶、ルイボス茶、紅茶をそれぞれ8週間補充した後、認知症の主たる関連物質であ... ...続きを見る

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2017/11/02 14:38

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