テーマ:依存

ぱちんこなんて自由時間だけやっていればだいたい大丈夫

 PPDS(パチンコパチスロ遊技障害尺度、秋山ら)では61点以上で、直近一年間の遊技障害(パチンコ関連のギャンブル等依存)の疑いが生じます。  ぱちんこプレーヤーで61点以上と、61点未満で有意な差が認められた項目と、効果量、中央値を2017年報告から抜粋すると以下(https://www.syaanken.or.jp/?p=1012…
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パチンコ・パチスロ遊技障害全国調査 調査報告書 などがHPで公開

社会安全研究財団の刊行物です。いずれもギャンブリング問題に関心のある方は目を通しておくべきものかと思います。 ①パチンコ・パチスロ遊技障害全国調査 調査報告書  http://www.syaanken.or.jp/?p=10120 ②ワイリー・ブラックウェル ギャンブリング障害 ハンドブック http://www.syaank…
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なんでも「依存」というのはどうかと思う、言うなら軽い風邪、ちょっと熱レベルで言おう

「近年、アルコールやギャンブル、薬物だけでなく、痴漢や万引きなども治療の必要な一種の依存症=脳の病気であることが少しずつ一般に認知されつつあります」 その認識はミスリードでしょう。 最近の久里浜の報告(生涯でのギャンブル等依存症の疑いが320万人、直近一年の疑いが70万人)から推測すれば、250万人は回復しており、8割は自然回復して…
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救急外来を長期トリートメントのきっかけにしたい

 約108万人の調査で、自傷、薬物乱用、アルコール乱用、暴力による怪我で救急科(ED)で治療された英国イングランドの思春期若者(10-19歳)は、こうした理由でなくEDに来た若者に比べて、退院後10年間の死亡率が女児では7.3人 vs 3.8人/1000人、男児では15.6人 vs 6.0人/1000人と、相当に高いことが示されたそうで…
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神的体験は報酬系を刺激する

 ユタ大の研究。敬虔なモルモン教徒若者19人を対象として、スピリチュアルな感覚を高める活動をしているときにfMRIで脳スキャン。結果、被験者が救世主について、永遠に家族とともにいることについて、天国での恩恵について考えるよう指示されたとき、ほぼ全ての被験者が、実験中に穏やかな気持ちになり、暖かな身体感覚を得たと回答し、実験終了時に涙ぐん…
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「ギャンブル依存と生きる」(稲村厚)、おすすめです。

 ↓は、ギャンブルに問題がある人の日本で初めての支援施設・NPO法人ワンデーポートの設立からかかわり、現在、理事長の司法書士、稲村厚氏の著書。出版元による内容紹介の一部をそのまま紹介する。いわゆるギャンブル依存にかかわる人、必読の本だ。これを読むと陳腐化するいわゆるギャンブル依存本、多数。あわせておすすめは、「ギャンブル依存との向き合い…
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ADHD児には運動が有効

 長野県の箕輪町では、子どもたちに運動遊びの機会を提供しています。提供している運動プログラムは柳澤運動プログラムと呼ばれるもので、柳澤秋孝氏(前松本短大教授)が開発したもので、ご子息の弘樹博士(子どもプラス(株)社長)が積極的に全国展開しています。11月には箕輪町で運動遊びの大会があるそうで、わたしも少し話します。  ここ数年、教育経…
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ご検討ください

アミューズメントジャパンの中村さん(ワンデーポート)の余暇進での講演まとめは、いわゆる依存(ギャンブリング障害)対応としてもっとも先端的だと思います。昔、大当たりでドーパミンどばどば、とか研究し、依存は病気だの片棒をかついだわたしの反省とも重なります。 アミューズメントジャパン、読んでみてください。http://onedaypt.ju…
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DSM-5では「依存」「依存症」という用語は使われず、使用障害、中毒、離脱が使われている

 基礎的な話ですが、DSM-5では「依存」「依存症」という用語は使われず、使用障害、中毒、離脱が使われています。  「物質使用障害」は、物質に関連した重大な問題が生じているにもかかわらず、その人が物質を使用し続けるのが本質的な特徴。制御障害、社会的障害、危険な使用、薬理学的基準の4群が判断基準。 1) 物質に使用に対する制御障害(意…
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視床から側坐核への入力が麻薬依存を媒介している

「視床から側坐核への入力が麻薬依存を媒介している」のだそうです。 薬物の使用障害に関してDSM5では、「使用障害」「中毒」「離脱」を診断基準化しています。一方、ギャンブル障害は物質使用障害と似ている証拠が多い反面、「中毒」「離脱」が診断基準化されていません。これは薬物のようにはっきりした身体反応的な「中毒」「離脱」がないためで、たとえ…
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いわゆる依存は共通性とともに差を踏まえましょう

 覚醒剤がらみで、いわゆる依存をみなごっちゃにした話が出てくるだろうが、何かと違いがあることは知っておこう。  たとえば、DSM5で、精神刺激薬、アルコールなど物質関連障害は基本的に「使用障害」「中毒」「離脱」、それぞれに診断基準がある。しかしタバコには「中毒」が定義されていない。カフェインは「使用障害」がない。ギャンブリングは「中毒…
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いわゆる依存治療の道は厳しい。オピオイド拮抗剤、治療効果を示せず。

 アルコール使用障害、ギャンブリング障害ともドーパミン作動性の報酬系の関与が指摘され(ただしこの経路は依存特異的ではなく、仕事、好み、やる気などに当たり前にかかわる)、またエンドルフィンなどオピオイドの関与が指摘されている。そしてオピオイド拮抗薬、ナメルフェン、ナロキソンなどが治療薬候補に挙げられてきました。  しかし、↓によれば、こ…
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ギャンブル障害対策メモ

「一般入賞口に玉が入らないようにし、スタートチャッカーへ入りやすくして、確率ゲームに偏らせることで射幸性を高めている」という話が出ています。それは法や規則の体系上、是正すべきことに違いないのですが、このこと、あるいは確率ゲームに偏らせることが、直ちに依存リスクを高めることに結びつくかどうかは、証拠がなく、いまだ不明であることは押さえてお…
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売り上げと利益高は違う。消費金額と、負け額も違う。ちゃんとわかって議論しよう。

「レジャー白書によると、パチンコにおける1人当たりの平均消費金額は1989年が年間50万円ほどだったのに対し、2014年は年間300万円ほどと約6倍に跳ね上がっている。ギャンブル性の高いパチンコ台に多額のお金を注ぎ込んでいる人が多いとみられ、家族らを巻き込んだ多重債務問題につながっているとの指摘が出ている」(J-CASTニュース、201…
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ゴミ屋敷、ためこみ症、過度の医療化

 「ためこみ症(hoarding disorder:HD)」の中核的症状は、ためることの必要性の認識、あるいは捨てることの苦痛により、他人にとっては価値がないつまらないものでも、捨てることができず、ためこんでしまう行為で、実生活空間が物で占拠され、乱雑となり、「深刻な生活機能上の障害」が生じる(向井ら、ためこみ症、精神科治療における処方…
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脂肪と炭水化物の比にハマる

Scientific Reports 2015年5月14日 Nutrition: What makes snack foods irresistible? ポテトチップははまりやすい。これまでの研究で、ネズミは食物のカロリーを感知しており(高カロリー食のほうが生存上有利だから)、代替甘味料などでは報酬系が活動しにくいことが報告されてい…
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パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドラインの目的

 パチンコ、パチスロ業界は、いままで依存問題電話相談を運営しているリカバリーサポートネットを支えるなど、いわゆるパチンコ依存問題に対応してきたが、さらに業界あげていわゆる依存問題に対処していくため、「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン」「と「対応運営マニュアル」を策定した。 http://www.nichiyuk…
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ギャンブルに問題を抱える人を支援しているワンデーポートの中村さんのご意見です。

ギャンブルに問題を抱える人を支援しているワンデーポートの中村さんのご意見です。 ギャンブルの問題を抱える家族がしてはならない10か条 2015.05.11 Monday13:31(一歩通信より、http://onedaypt.jugem.jp/?eid=1071) 1.ギャンブルさえやらなければすべての問題が解決すると考え…
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依存の背景に不安あり

Nature Communications 2015年4月22日 Neuroscience: A trigger for nicotine withdrawal anxiety  「依存」というと報酬系(ドーパミン系)に焦点が当てられがちですが、渇望感ややめたときのイラつき感につながる不安回路も大事な役割を果たしているのではないか。む…
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甘いものに対する渇望を断ち切るには

 生き物が甘いものを欲するのは、糖質(炭水化物)が生きるエネルギーであるからで必然です。一方で、病的、強迫的に糖を欲する場合があり、それが生き物本来の欲求と同じ経路であるのか、別経路なのか議論されてきましたが、↓によれば、摂食中枢である視床下部外側と報酬系のスタート点、腹側被蓋野をつなぐ経路を阻害すれば、どうしようもない甘いものに対する…
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ネット依存にしても、ギャンブル依存にしても

 ネット依存にしても、ギャンブル依存にしても、何かに対する「依存」という言葉を使い、危機感を喚起し、流行らせようとするとき、必ず「コントロールユーザー(そのことを収入等や自由時間の内々で制御しており問題が生じていない人)」という言葉も使い、流行らせよう。そうでないといらぬ誤解を生む。  世の中に、「そのことをしない人」と「そのことに依…
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このあたりが妥当ですかね

以下のような問題が12か月以内に四つ以上生じ、臨床的に重大な問題や苦痛を引き起こしている場合に、パチンコ・パチスロ障害(いわゆるパチンコ依存)が疑われます。 1、パチンコやパチスロをやめたり、回数を減らしたりすると、落ち着きがなくなり、イライラする。 2、パチンコやパチスロにいく回数を減らそうとしたり、やめようとして努力したが、…
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依存とうつ、セロトニン

 以前、日遊協の連載↓で、遊技で満足できること、渇望感を抱かずに済むこと、強迫的な渇望を育てないことが依存対策として役に立つと指摘したことがありました。 http://www.nichiyukyo.or.jp/FileUpload/files/magazine/noupachi-10.pdf  ニュージーランド、ビクトリア大のブラッ…
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過去一か月で度を越した飲酒をした人のうちアルコール依存の基準を満たすのは10%程度

 138000人の調査で、過去1か月間に度を過ぎた飲酒ありと申告した人のうちアルコール依存の基準に当てはまるのは10%程度だったそうです。飲みすぎだからといって依存症呼ばわりする必要はない場合が多い、わけですな。  この手の話では、久里浜式アルコール症スクリーニングテスト(KAST)で依存症者450万人とかいうどこぞで聞いたような数字…
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「ギャンブル依存、国内540万人」の諸問題

以下暫定的なメモ。  随時、更新しているので、読まれる方は更新ボタンを押したのち、お読みください。またあくまでメモであり、今後の調査研究で内容が変わりうることはお含みおきください。それにしても、日本を代表するようなマスコミの皆さん、カジノ批判、パチンコ批判を知性的にエビデンスに基づき展開しようとしている皆さんは、少なくとも、以下のよう…
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マリファナ常用は眼窩前頭前皮質を小さくし、その内的連結や、他の部位との連結性を高める

 眼窩前頭前皮質は二次的な生物学的価値判断の場として知られています。つまり、生物学的な価値の一時的な判断は扁桃体などでまず行われ、その情報などを含めた二次判断が眼窩前頭前皮質で行われるのです。  ↓の研究によれば、長期のマリファナ常用は、この眼窩前頭前皮質を萎縮させ、その内的連結や、他の部位との連結を強めるようです。一般に脳の成長は皮…
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何かをやめたり、減らしたりしたい方に朗報。睡眠学習が効くらしい。

 イスラエル、レフォヴォト研究所のアルジらは、禁煙をしたいと考えている66人の被験者の睡眠中に、嫌な匂い(腐った卵や魚の匂い)とタバコの匂いを続けて嗅がせたところ、被験者の喫煙量を減らすことに成功したそうです。この睡眠学習に最も適していたのは、やや深い眠りのステージ2、ノンレム睡眠時だったそうです。すでに、睡眠中に音や匂いの条件付けはで…
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依存には快感中核・側坐核のヒストンメチル化、アセチル化がかかわる

 たとえば薬物依存で薬物を絶つと、快感中枢・側坐核などでグルタミン酸系神経が伸長し、そのことが渇望を生み出すのではないかと考えられています。やめると渇望がまし薬物感受性が高まるわけです。  そしてそうなるためには側坐核などで遺伝子発現に関する後成的な変化が生じる必要があるわけですが、側坐核でのエピジェネティックな変化の一端が明らかにな…
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いわゆるギャンブル依存について

リカバリーサポートネットの「さくら通信90号」は必読だ。 まず「適度な距離感で遊技されているAさん(70歳)」のケース。ひとりぐらしのA さんは週1,2回1円パチンコを金額を決めてする。ホールで知り合いになった友達とおしゃべりし、パチンコすると元気になるという。経済的な問題や生活への支障はない。しかし息子はパチンコをすることをよ…
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パーキンソン病などの治療薬(ドパミンアゴニスト)はギャンブル障がい、セックス、買い物依存を強める

 以前からパーキンソン病の治療薬であるLドーパなどのドーパミンの働きを強める薬(ドパミンアゴニスト)によってギャンブル障がいのリスクが数倍高まることが示されてきました。今回、ジョージワシントン大のムーアらは、2003から2012年にFDA(米国食品医薬品局)に報告された副作用などの有害事象を分析し、パーキンソン病、レストレスレッグス症候…
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