テーマ:パチンコ

ぱちんこ依存について議論するなら、これらの基礎論文には目を通してほしい

 いわゆる「ぱちんこ依存」(パチンコ・パチスロによるギャンブル障害)について、IR法がらみで議論になってきたが、その基礎資料となる論文は少なく、多くはカジノ系のギャンブル依存論文に依拠した議論であったり、体験者、家族会、医師などの主観的報告に依存した議論であった。  しかし、久里浜のギャンブル等依存症関連全国調査をはじめとして、基礎資…
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パチンコ、パチスロによるギャンブル障害(ぱちんこ依存)のリスクライン

 パチンコ、パチスロによるギャンブル障害(ぱちんこ依存)のリスクは、月2~5万円の負け、月の負け額/年の世帯収入が0.003-0.005で高まる。ハイリスク制限による検討。オープンアクセス論文。 Kumiko Akiyama et al , Risk of gambling disorder based on participatio…
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いわゆるパチンコ依存の実態

 本日(2017年8月24日)、社安研の調査報告会が行われました。9000人を対象としたパチンコ・パチスロ遊技障害(いわゆるパチンコ依存)の実態を明らかにするための全国調査で、結果、直近一年間での、パチンコ・パチスロ遊技障害(いわゆるパチンコ依存)のおそれのある人は40万人ほどでした。  一般にこのうち重度の疑いの人(借金のしりぬぐい…
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パチンコ・パチスロ遊技障害についての統計的実像について

 以下は、日遊協が2016年6月9日に開催した第27回通常総会の席上、警察庁保安課の大門雅弘課長補佐が小柳誠二課長の講話を代読した内容の一部抜粋だ。 ・・・・ぱちんこ産業の現状について申し上げますと、公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書2015」によれば、平成26年中の市場規模は24兆5千億円、ぱちんこ遊技への参加人口は、1…
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パチンコ・パチスロ遊技障害の規模について

 図は、レジャー白書2015よりパチンコ・パチスロ参加人口を1150万人とし、DK-SIS白書2014年のパチンコ・パチスロの平均時間粗利(ユーザーが一時間遊技したときの店の利益)760円より20円増しにして780円、2015年の日遊協ファンアンケートのユーザーのパチンコ・パチスロを月何回くらいやるのか、平均何時間くらいやるのかのデータ…
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怒ってます

 いままで気付かなかった俺も俺だか、必勝ガイドはいつからリカバリーサポートネットのいわゆる依存チェックリスト付きポスターの掲示を止めたんだ。ガイドに限らずファン雑誌はすべからく掲示すべきだろうが。  この国のギャンブリング障害対策は、パチンコ、パチスロに関してはここ二三年で急速に進みつつあり……という論文を書こうとしてるのに、喉元すぎ…
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うつ病の発症率がインターネットプログラムで減少した。パチンコでも作りたい。

 やや、うつ病の症状のある成人を対象とした、自助的なインターネットプログラムを提供することによって、大うつ病の発現率が低下したそうです。12か月間の介入観察で、大うつ病発現率は対照群(一般診療受診群)では41%、インターネットを介した自助プログラム群では27%で、受診するより高率にうつ病の発病が抑えられたとか。  わたしは、こういうの…
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ギャンブル障害対策メモ

「一般入賞口に玉が入らないようにし、スタートチャッカーへ入りやすくして、確率ゲームに偏らせることで射幸性を高めている」という話が出ています。それは法や規則の体系上、是正すべきことに違いないのですが、このこと、あるいは確率ゲームに偏らせることが、直ちに依存リスクを高めることに結びつくかどうかは、証拠がなく、いまだ不明であることは押さえてお…
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売り上げと利益高は違う。消費金額と、負け額も違う。ちゃんとわかって議論しよう。

「レジャー白書によると、パチンコにおける1人当たりの平均消費金額は1989年が年間50万円ほどだったのに対し、2014年は年間300万円ほどと約6倍に跳ね上がっている。ギャンブル性の高いパチンコ台に多額のお金を注ぎ込んでいる人が多いとみられ、家族らを巻き込んだ多重債務問題につながっているとの指摘が出ている」(J-CASTニュース、201…
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いわゆるギャンブル依存問題についてのメモ(1)

「536万人のギャンブル依存症者」という言い方の諸問題 1 いまどき「536万人のギャンブル依存症者」という書き方をするマスコミはいないと思いますが、この調査はSOGSによる自記式アンケート調査によるもので、「依存症者」であるとの診断ではなく、「その疑い」「リスクのある人」 2 この調査でのSOGSでは「これまでに・・・」という聞き…
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うるさい場所ではあまり聞こえないようにする仕組み

Nature Communications 2015年5月13日 Hearing: How loud noises trigger a protective reflex  わたしたちの耳は、内耳の液体で満たされた空洞にある数千個の微小な有毛細胞によって感知され、増幅されている。騒音環境でこの増幅システムがそのまま働いたら、うるさくて…
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パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドラインの目的

 パチンコ、パチスロ業界は、いままで依存問題電話相談を運営しているリカバリーサポートネットを支えるなど、いわゆるパチンコ依存問題に対応してきたが、さらに業界あげていわゆる依存問題に対処していくため、「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン」「と「対応運営マニュアル」を策定した。 http://www.nichiyuk…
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4時間周期で気持ちいい??

 快感ややる気、運動調整などにかかわるドーパミンには約4時間の周期があるのだとか。昔、霞が関の人たちの血中物質を調べたときには単に午前中高かっただけだが、ドーパミンのレベル変動と4時間周期の体内時計が同調しているのだとか。  ドーパミンを過活動させると概日周期と縮日周期の調和を乱し、精神疾患と合併する睡眠-覚醒周期障害に似た異常を誘発…
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このあたりが妥当ですかね

以下のような問題が12か月以内に四つ以上生じ、臨床的に重大な問題や苦痛を引き起こしている場合に、パチンコ・パチスロ障害(いわゆるパチンコ依存)が疑われます。 1、パチンコやパチスロをやめたり、回数を減らしたりすると、落ち着きがなくなり、イライラする。 2、パチンコやパチスロにいく回数を減らそうとしたり、やめようとして努力したが、…
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依存とうつ、セロトニン

 以前、日遊協の連載↓で、遊技で満足できること、渇望感を抱かずに済むこと、強迫的な渇望を育てないことが依存対策として役に立つと指摘したことがありました。 http://www.nichiyukyo.or.jp/FileUpload/files/magazine/noupachi-10.pdf  ニュージーランド、ビクトリア大のブラッ…
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「ギャンブル依存、国内540万人」の諸問題

以下暫定的なメモ。  随時、更新しているので、読まれる方は更新ボタンを押したのち、お読みください。またあくまでメモであり、今後の調査研究で内容が変わりうることはお含みおきください。それにしても、日本を代表するようなマスコミの皆さん、カジノ批判、パチンコ批判を知性的にエビデンスに基づき展開しようとしている皆さんは、少なくとも、以下のよう…
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介護予防用に開発されたパチンコ、トレパチ。豊丸から。

豊丸が介護予防用パチンコ、トレパチを作りました↓。介護現場で使いやすいように静音処理、誤飲防止、トレーニング性の加味など工夫しています。 わたしたちは中高年を対象に、目押しトレーニングマシンを使ったトレーニングを4週間行い、対照群に比した認知機能の向上を見出しています。介護予防用にはやや難しいきらいがあり、現場から工夫を求められていま…
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いわゆるギャンブル依存について

リカバリーサポートネットの「さくら通信90号」は必読だ。 まず「適度な距離感で遊技されているAさん(70歳)」のケース。ひとりぐらしのA さんは週1,2回1円パチンコを金額を決めてする。ホールで知り合いになった友達とおしゃべりし、パチンコすると元気になるという。経済的な問題や生活への支障はない。しかし息子はパチンコをすることをよ…
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けんぱちマイスター誕生!

「けんぱち」はパチンコホールをユーザーにとっての健康教育の場としていこうとする試みです。 以下、12回の講座を経て、第一期、けんぱちマイスターを認定しました。 マイスターの皆さんは各ホールでユーザーのための様々な健康教育(依存予防をふくむ)にチャレンジして行くことでしょう。期待しています。 第一回 けんぱちの全体像を理解する …
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ルパンと恐怖記憶の消去

 パチンコ&スロットフェアのレクチャーで、「はずれ」のがっかり感の消去について、少し触れたところ、いろいろと質問が来ています。いちいち答えるのも面倒なので、ざっくりまとめておきます。  恐怖などネガティブな記憶は、記憶を引き出したときが介入どきです。思い出すと記憶が強化されるので、出来るだけ思い出さないようにするのが、嫌な思い出への唯…
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ほー、パチンコのボタンプッシュにそんな意味が有りうるとは・・・

 Tom Schonbergらは、まず被験者に、いろんなスナックのそれぞれにいくらぐらいなら払う気持ちがあるかを尋ねた。それから、被験者はコンピューター画面でスナックの画像を見せられるのだが、まれにその音を聞いたらすぐにボタンを押さなければいけない音が画像とともに鳴り、ボタンを押さなければならない。  この後、被験者には、最初に同じく…
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ぱちんこ関連誌は依存予防、健康プロモーションにページを割き、啓蒙を行う責務があります。

 パチスロ実戦術DVDの「パチンコ健康通信」、42回(https://guideworks.co.jp/pachinkokenko/archives/42)の河本先生、佐藤先生に続いて、43回(https://guideworks.co.jp/pachinkokenko/archives/43)は西村先生。パチンコ依存問題のみならずカジ…
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依存の誤解

 病的賭博など、依存問題に話が至った時、よくある誤解が少なくともふたつあります。  ひとつは、「依存」なのだから覚せい剤などと同じようになかなか抜けられない、という誤解です。  たとえばWHOの病的賭博の診断基準には、「賭博および賭け事(興奮を求めての、あるいは金を儲けようとしての頻回の賭博。このカテゴリーの人々はひどい損失、あるい…
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「スポーツゴミ拾い」大会、久米川駅で10月28日実施。健ぱちチームも参加します。

「健康ぱちんこ」を推進している山水さんからこんな↓ご報告が。  スポーツゴミ拾い連盟というのがありまして、競技としてのゴミ拾いをやっています。例えば駅前など1キロ四方内1時間内で、1チーム5名、たばこの吸い殻やペットボトルのキャップなどゴミの種類でポイントが違って、最後に合計ポイントを競うものです。  これを山水で次の日曜日(28日…
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日遊協、連載、「脳で変身ぱちんこ店」最終回は、「依存対策もその一環として健康福祉のホールへ進もう」

日遊協、連載、「脳で変身ぱちんこ店」最終回は、「依存対策もその一環として健康福祉のホールへ進もう」→http://www.nichiyukyo.or.jp/FileUpload/files/magazine/201210/06_nou_de_henshin.pdfです。健康ぱちんこのすすめです。 以下バックナンバーです。 2011、…
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日遊協連載「脳で変身ぱちんこ店」「映像や行動のイメージが記憶を高めやる気を出す」「恋とぱちんこ」

社団法人 日本遊技関連事業協会 広報誌「日遊協 NICHIYOUKYO」の連載、8月号、「脳」で変身ぱちんこ店、第15回は「映像や行動のイメージが記憶を高めやる気を出す」→http://www.nichiyukyo.or.jp/FileUpload/files/magazine/201208/201208%E3%80%8C%E8%84%…
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待てるこころ

OISTの銅谷先生たちの研究は強化学習の基礎を明らかにしてくれており、パチンコでの依存対策や逆にいかにファンを増やすかを考えるうえできわめて示唆的です。 今回のJournal of Neuroscienceに掲載された実験では、最初に5匹のラットに直径1.5mのオープンフィールドに設置したエサ場と水場を交互に訪れるとラットは報酬(エサ…
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肥満抑制薬ベルビークがアメリカで承認、消費者団体は販売停止を予測

ロイター通信によれば、2012年6月27日、米国食品医薬品局(FDA)はArena Pharmaceuticals社の体重管理薬ベルビークを抗肥満薬としては12年ぶりに承認しました。ベルビークはBMIが30以上の成人患者やBMIが27以上で高血圧・2型糖尿病・脂質異常症等の肥満関連合併症を1つ以上有する成人患者に適用されるものです。今後…
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「脳」で変身ぱちんこ店、第14回は「依存など遺伝率を踏まえて業界もゲーム業界も予防策を」

社団法人 日本遊技関連事業協会 広報誌「日遊協 NICHIYOUKYO」の連載、6月号、「脳」で変身ぱちんこ店、第14回は「依存など遺伝率を踏まえて業界もゲーム業界も予防策を」→http://www.nichiyukyo.or.jp/FileUpload/files/magazine/201206%20noupachi.pdfです。ま、…
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パチンコ依存で特に問題なのは社会的破綻

SOGS(The South Oaks Gambling Screen)簡易評価版 (リカバリーサポート・ネットワーク使用)。二個以上チェックがつくようなら問題ギャンブラーとされます。リカバリーサポートネットの2011年度報告によれば特に感度がいい項目が赤字だそうです。 今までに、パチンコで負けたとき、負け分を取り戻すために、またパチ…
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