海馬腹側を介した根気 扁桃体基底外側部(BLA)から海馬腹側(vHPC)への入力阻害は不安を和らげ、活性化は逆に不安行動を促進しうることがマウス実験で示されています。BLA神経は直接的な活性化や間接的抑制を介してvHPC錐体ニューロンに影響を及ぼすことも確認されています。 BLA to vHPC Inputs Modulate Anxiety-Rela… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月21日 続きを読むread more
忘れようとすると、その前後の出来事の記憶も薄れるらしい バード大のJustin Hulbertとケンブリッジ大の研究者たちは、381人の参加者に記憶想起の実験を行った。参加者は、関連した一対の単語(例えば、「跳躍」と「バレエ」)を記憶してもらい、その一方の単語が表示された後、それと対になる単語について思い出してもらったり、あえて思い出さないようにしてもらったりした。また、ときおり、ありそう… トラックバック:0 コメント:0 2016年03月24日 続きを読むread more
感情の抑制機構は行動の抑制機構を共有する 外側から与えられたものに反応して現れる感情を抑え込む場合には、外側前頭前皮質が活性化する。一方で、内発的な環境を抑え込む場合には背内側前頭前皮質が活性化する。この機構は実際の動作を抑制する場合も同様だが、行動の抑制の場合は補足運動野と背内側前頭前皮質の結びつきが強い。 Brain Struct Funct. 2013 May 5. [… トラックバック:0 コメント:0 2013年05月14日 続きを読むread more
ブレーキ回路 カリフォルニア大サンディエゴ校のアロンらの研究によれば、右脳の、下前頭回、視床下核、前補足運動野が行動のブレーキのトライアングル回路だという。視床下核がブレーキそのもの、下前頭回がその命令、前補足運動野はその矛盾の調整を行なっているという。 予想されたこととは言えエレガンスな解だ。またNO-GO信号が何ゆえ努力時にしか現れにくいか… トラックバック:0 コメント:0 2007年04月08日 続きを読むread more