テーマ:統合失調症

OCDが統合失調症の初期症状である可能性に注意

 2000~13年に新たにOCD(強迫性障害)と診断された人の縦断調査。非OCD群はランダムに抽出、性、年齢、都市レベル、所得でマッチング。  結果、OCD群2,009例、非OCD群8,036例が抽出、統合失調症発症リスクは、OCD群876.2/10万人年、非OCD群28.7/10万人年。OCD群で統合失調症リスクが30倍程度高かった…
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統合失調症、双極性障害、知能

統合失調症と双極性障害では遺伝子上のオーバーラップがあることが知られている。一方で、統合失調症では認知機能の低下が併存する場合が多いことが知られているが、双極性障害と一般知能(IQg)との関連はあまり明らかではない。  ↓は統合失調症82,315人、双極性障害51,710人、および一般知能がわかっている269,867人についてゲノム…
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MRIデータをAIで学習、統合失調症の判別精度向上

 結局、脳のイメージングデータを使って、何らかの精神疾患または障害の判別を行うということになれば、各ボクセルの血流データだけでも膨大、かつそれらのコネクティビティということになるので、少ない指標に集約する名人芸的作業または意図的無視で線形化する方が怪しげになり、AIを使った方がそれらしくなる。  そしてそのデータを見て、あ、そこがポイ…
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統合失調症の遺伝子治療の可能性

 理研、筑波大、東大などの研究チームによる研究。統合失調症はメジャーな疾患で有病率は1%と考えられています。近年話題のギャンブリング障害(ギャンブル依存)でも併存する場合があることが調べ、Dowlingによれば4.7%程度の併存が報告されています(うつは29.9%、日本のリカバリーサポートネットの報告でもうつ、統合失調症との併存の自己申…
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白黒がはっきりする指標で判断を

 統合失調症の転帰についての研究だが、その効果の検討について、soft outcomeに頼るだけではなく、八仮測定可能なhard primary outcomeを報告すべきというコメンテーターの主張が興味深い。  ↓はドパミンD3/2受容体部分アゴニストCariprazineの効果をリスペリドンとの比較で行った、欧州11か国での調査。…
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統合失調症の妄想内容

 2008~11年にドイツの精神科病院に入院した統合失調症と診断された妄想型入院患者182例の分析。女性90例、男性92例。 ・妄想の頻度に男女差なし。 ・女性は「監視されている」という妄想が多い。 ・男性は「自分のことを○○が話している」という妄想が多い。 ・女性は、他人との重要な関係に基づく関係妄想が多い。 だそうです。 …
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正直、よくわからんのですが、統合失調症はネアンデルタール的要素の一掃にともなって現れた?

正直、よくわからんのですが、ネアンデルタールを一掃し、クロマニヨン化していく過程にかかわった遺伝群が、統合失調症の発症とかぶっているようで、統合失調症は人類の進化に伴って現れてきた障害らしいということのようです。 Genetic Markers of Human Evolution Are Enriched in Schizophre…
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ケタミン

 近年、治療抵抗性うつへの効用が指摘されているNMDA遮断薬ケタミンですが、健常人にケタミンを投与すると統合失調症への寄与が示唆されているグルタミン酸過剰や海馬の連結低下をもたらすらしく、その連結低下の程度はグルタミン酸過剰の程度と関連するらしいそうです。 Ketamine modulates hippocampal neuroche…
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統合失調症では認知機能テストの成績が低く、実行機能は高齢なほど低下が大きい

 統合失調症では最初の精神病エピソードで認知機能がやや低下することが報告されていますが、ワルシャワ医科大学のAnna Mosiolekらは、18~55歳の統合失調症入院患者128例(女性:64例、男性64例)と対照群64例(女性:32例、男性32例)の認知機能について、ウィスコンシンカード分類課題(WCST)、レイ聴覚性言語学習検査、レ…
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統合失調症にコリン作動性薬物?

 統合失調症は1%程度の有病率があるメジャーな精神障害ですが、その治療は、ドーパミン作動薬の改善などで、日常を営める障害者が増えてきてはいるものの、家族から見ると治療法の改善は遅々としたものに過ぎません。  ↓はコリン作動系をターゲットとした統合失調症薬物開発のレビュー。コリン作動薬は認知症の治療薬にも用いられており、なんとかうまくい…
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シナプス減少が過剰に起こって統合失調症が生じうる

 約1%は発生するメジャーな障害、統合失調症では脳のシナプス数の減少が指摘されることがあります。一方、発生後、発達期にかけて、シナプス刈り込み(剪定)が行われることもよく知られています。脳は過剰なシナプス接合をつくり、不要なものを刈り込んでいくことで、必要なつながりを強化する、それが発達であろうと考えられています。  さて、↓は、シナ…
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統合失調症、何とかしてほしいです

 統合失調症の薬はすいぶんよくなり、服薬すれば大学時代を十分やり過ごせるようになってきました。それでも高齢化した患者や、さらに高齢化した家族による介護の問題は相変わらず古くて新しい問題です。さらに薬の開発等を進めてほしいものです。  今回、Intra-Cellular Therapies社がITI-007(セロトニンやドパミン受容体へ…
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統合失調症の発症リスク低下にω3サプリメントが役立つらしい?

 メルボルン大のポール・アミンガーらは、以前から統合失調症のウルトラハイリスク群に対してω3多価不飽和脂肪酸(PUFA)を与え、発症リスクの低下を報告しています。たとえば2010年にはPUFAを添加した食事を13~25歳のハイリスクな参加者に与えて、精神病の初回エピソードが最長1年間現れなかったことを報告しています。  今回は、研究ス…
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統合失調症の新薬の可能性

 統合失調症は、ルーラン、エビリファイなど、主にドーパミンとセロトニン神経系に作用して陽性症状と陰性症状の両方に効果が期待されている新規抗精神病薬の出現によって、学校現場などでずいぶんと社会適応がよくなってきているように感じます。↓の研究はさらに新しい切り口での創薬につながる研究で、1%弱は出現する統合失調の改善へ期待が高まります。 …
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