テーマ:予防

スタチンは認知症予防に役立つ

 生活習慣病の予防や治療が認知症一般やアルツハイマー病の予防に役立つことは、疫学データ中心の議論であることは否めないものの、よく知られた話になってきている。  高脂血症の治療薬スタチンが認知症の予防に役立つという指摘は古くからあるが、↓はそのメタ解析。適格基準を満たした25報を対象。  結果、すべての認知症リスクの有意な低下とスタチ…
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認知症、介入可能な九つの因子

ランセット認知症予防、介入、ケアに関する国際委員会(Lancet International Commission on Dementia Prevention, Intervention and Care)は認知症症例の35%が個人の努力で減らしうると報告した。高い順に記述すると、「中年期の聴力低下」を防ぐことで9%(これは比較的…
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結構運動すると、それなりのことがあるらしい

 WHOは健康のために、600MET分/週の運動を推奨しています。METs(メッツ)は「Metabolic equivalents」の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表しています。例えば、バードワッチングくらいの歩行で2.5METs、ほどほどの速さのウォーキング(4.5~5.1Km/時)で3…
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自殺予防には心理より物理?

 テルアビブ大などが1797の研究(23の系統的レビュー、12のメタ解析、40のRCT、67のコホート研究、22の環境や人口研究に基づく調査)をまとめた結果、自殺の予防には、鎮痛剤の制限で43%、飛び込み自殺で有名な場所に壁を作るなどの制限で86%へり、学校でプライマリケア医、学校・職場の専門家がリスク行動に気づくプログラムを行うことで…
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病的賭博の有病率について

以下、連載予定からの抜粋ですので、図や表は載せていません。 「男性の9.6%、女性の1.6%がギャンブル依存症」という数字  さて話をNHKの番組に戻しましょう。図1の実験の様子とリアルタイムデータが「あさいち」で使われ、「パチンコにハマる女たち」でも流用されたのですが、番組放映後、わたしのところに業界から二通りの問い合わせがありま…
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飽和脂肪酸を少なくとり、低GIの食事がアルツハイマー病予防的。しかも4週間程度で。

ワシントン大学医学部のグループは、健康成人(20人、平均年齢69歳)および軽度認知障害(29人、平均年齢68歳)を無作為に分け、飽和脂肪と血糖インデックスが共に高い食事(HIGH)、または、これらが共に低い食事(LOW)を4週間摂取してもらい、脳脊髄液中のβアミロイド(アルツハイマー病生体指標のひとつ)などを調べました。その結果、健康成…
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繰り返すが、

繰り返すが、人は認知症になったっていいし、生活習慣病になったっていい。身体をやんでもいいし、こころをやんでもいい。人に迷惑をかけたっていいし、社会に頼ったていい。嫌がられつまはじきにされようとも、なお生きていくくらいの権利は誰にでもある。 そういう前提の上で、認知症になりにくい生活の話しや、生活習慣病予防の話が出てくるのであって、予防…
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認知症なんでもサイト

認知症なんでもサイト(http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/boke2.htm三宅貴夫氏運営)というすばらしいサイトがある。以下そこの見出しの引用だが、ざっと見れば認知症予防研究の動向が概観できる。運動、食事(特に魚と野菜、緑黄色野菜)、コミュニケーション、社会参加、頭を使うこと。すばらしいことにどの方法も副…
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予防、病、障害、受容

 わしは予防を目指す言説を吐き出しているが、この言説を吐き出すたびに居心地の悪さにさいなまれる。  不健康でいいじゃないか。  ボケて何が悪い。  ぴんぴんころりが理想なわけがない。人は人に迷惑を掛けまくってぶざまに死んでいくぐらいの権利を持っているだろう。心の幅を平均値に持っていくより、心の幅に合わせて社会を作るほうが自然なんじ…
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