テーマ:アミロイドβ

おお、とうとうアミロイドβをターゲットとした認知症治療薬が承認されるのか?

 アデュカヌマブはアミロイドβの除去によってアルツハイマー病の進行抑制を目指した薬だったが、第3相試験の無益性解析(ある段階のデータ量から有効性が見込めるかを推定する解析)で効果が見込めず、実験の中止を発表した薬。  1638人と1647人を対象に18か月の投与試験を行い、1748人のデータについて無益性解析を行ったところ、効果が認め…
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失敗続きの認知症治療薬開発に新たな光?

 アルツハイマー病にアミロイドβがかかわることは古くから知られており、アルツハイマー病の治療薬開発はアミロイドβ凝縮の抑制などアミロイドβをターゲットに行われてきました。そして今のところこの戦略での治療薬はすべて失敗に終わっています。  ↓の昭和大などによる研究は、ここに新たな光を差し込ませるかもしれないもの。アミロイドβには主に40…
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LATEという認知症

認知症で代表的なのがアルツハイマー病で、アルツハイマー病にはアミロイドβやタウたんぱくが関わることが知られている。一方、前頭側頭葉変性症も初老期ではアルツハイマー病に次いで多い認知症でTDP‐43が変わることが知られている。TDP‐43はほかにもALSなどにもかかわり神経変性障害に広範にかかわると考えられ、アルツハイマー病やレビー小体…
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アミロイドβを標的としたアルツハイマー病治療薬は連戦連敗

アルツハイマー病の原因物質としてアミロイドβがあげられ、その蓄積の抑制を狙う創薬が盛んにおこなわれてきました。しかし、アミロイドβを標的とした薬は一つも実現していません。今年だけでも、1月にRocheがCrenezumabの第3相試験2つを中止、3月にはBiogenがaducanumabのPh3試験の失敗を発表しました。  IQVI…
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年齢とAPOEε4の保有、四つの血中タンパクがあれば、アルツハイマー病がわかる

 アルツハイマー病の予測因子として、アミロイドβやタウタンパクが知られています。前者の測定には脳脊髄液中のAβ1-42低値が強くかかわりますが、この測定には侵襲的で高額です。そこでランダムフォレストという機械学習の一手法を使って、血中のたんぱく質などから、Aβ1-42低値を予測してみたところ、四つの血中たんぱく質 (CGA, Aβ1-4…
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眠りが浅くなると、記憶が定着しにくくなり、アルツハイマー病のリスクが上がる

 徐波睡眠というゆっくりした脳波が生じている時、人はぐっすり眠っている。そしてこの時、記憶が定着することが知られ、ぐっすり眠れなくなると記憶が定着しにくくなることが示されている。それだけではなく、アルツハイマー病の原因物質の一つ、アミロイドβの蓄積も増えることも知られてきた。  ↓は、さらにアルツハイマー病のもうひとつの関連物質、タウ…
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ゲノム編集でアミロイドβを減らしアルツハイマー病を予防、一方でアミロイドβ仮説が間違っている?

 アルツハイマー病の原因物質と考えられているアミロイドβは、その前駆体たんぱく質(APP)から産出されます。理化学研究所の西道先生らは、アルツハイマー病のより適切なモデルマウスを作成する過程で、アミロイドβが蓄積しにくいマウスを見つけ、ゲノム編集技術を駆使し34塩基の配列を欠失させただけでAβの蓄積が抑制されることが明らかにしました。エ…
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アルツハイマー病をアミロイドβ、タウタンパク、神経変性で定義

 精神疾患は一般にそうですが、DSM-5などの操作的な診断基準に基づいて、診断が行われます。つまり、がんのあるなし、インフルエンザか否かのように、ほぼ明確なバイオロジカルマーカーがあって診断が行われているわけではありません。  アルツハイマー病も同様で、確定診断は死後の剖検によってのみ可能となっています。しかし医師は、健康状態全般・過…
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アミロイドβオリゴマーの除去でアルツハイマー病が回復

 ありがたいことです。国立精神・神経医療研究センターの田之頭先生らの研究。アルツハイマー病の回復の可能性が実証的に示されました。  アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβが蓄積し、集合体(Aβオリゴマー)化することが病気の引き金になると考えられていますが、この除去がアルツハイマー病の回復につながりうることを実証的に示した研究です。 …
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レスベラトロールはアルツハイマー病の改善にかかわりうる

アルツハイマー病は脳でのアミロイドβプラークの蓄積とタウタンパクの毒性によって生じると考えられています。  ↓は、アルツハイマー病患者にブドウの皮に含まれているレスベラトロール(ポリフェノールの一種)を投与して、アルツハイマー病の改善を目指すプラセボ対照無作為化第2相試験。被験者119人のうち脳脊髄液(CSF)Aβ42が600 ng…
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生活習慣病→アルツハイマー病、だけではなく、逆コースも。

 心臓病など、生活習慣病の予防や治療がアルツハイマー病の予防に役立つことは、大規模疫学研究などで明らかになっているが、↓はアルツハイマー病が心不全リスクを高める可能性があるという指摘。  ハーバード大のFederica del Monte氏らはアルツハイマー病の患者22人、健康な対照群35人を比較。アルツハイマー病患者は左心室壁に肥厚…
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アルツハイマー病の予防的治療薬aducanumab

 薬として承認されるには治験が必要で、治験は第Ⅰ相、第Ⅱ相、第Ⅲ相からなります。第Ⅰ相試験は動物実験の結果を人に試す最初の段階で、少数の健康な成人を対象に薬剤を投与し、薬効よりも安全性や薬物の体内動態の確認を行います。第Ⅱ相試験では、同意を得た患者さんに投与し、効果のある病気や病態を調べるとともに、使い方による効果の比較が行われます。第…
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うーん、そうですか、アミロイドβの沈着を減らす治療法は、増悪・・・・

 アルツハイマー病の病理学的特徴の一つは、脳内にアミロイドβが凝集し、プラークを作ることです。そして実験動物に変異型ヒトアミロイドタンパク質を発現させると、アミロイドβが沈着し、これが神経活動異常亢進を引き起こし、神経回路の正常な機能を阻害することも明らかになっており、アミロイドβの沈着抑制がアルツハイマー病の治療や予防に役立つと考えら…
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アミロイドベータが球状になると神経毒性を持つそうだ

2015年8月3日(月)配信共同通信社 参考  先端医療振興財団(神戸市)や京都大などのチームによると、アミロイドベータは脳内で約30個球状に集まり、アミロスフェロイドと呼ばれる塊になる。このアミロスフェロイドは神経細胞の表面にあり細胞内の物質のバランスを保つ「NAKα3」というタンパク質と結合する。するとNAKα3が働かなくなり、神…
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やはりアミロイド造影は初期アルツハイマーの診断に有効

 認知症ではない人の様々な調査を総合した結果、アルツハイマー型認知症のリスク因子は、認知機能が正常な人がアミロイド陽性であるリスク因子と同じであることが示されました。つまり、一般に考えられているように、認知機能正常者のアミロイド陽性は初期ADの表れであることが改めて示されたわけです。  また、認知症患者の調査を総合した結果、アルツハイ…
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