テーマ:恐怖

得体のしれない恐怖を恐れる仕組み、相手を思いやる仕組み、バッシングの仕組み

 人の脳には偏桃体といって、恐怖や不安にかかわる部位があり、未知の病や得体のしれない恐怖に対して、逃げ出す、戦う・排斥する、フリーズする、といった反応を生み出します。アジア人排斥などで働く脳部位はここです。  なぜそのような反応をする仕組みが脳にあるかというと、そういう働きの強い人の方が感染症などに結果としてかかりにくく、生き残り確率…
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そうなんだ、海馬と前頭前野に記憶痕跡が出来、アクティブさと関連ネットワークが変わるんだ。

 これまで、恐怖記憶に限らずエピソード記憶は、海馬で形成され(短期記憶)、時間経過とともに大脳新皮質に移行し長期記憶化すると考えられてきましたが、利根川先生らの研究↓によって、海馬、前頭前皮質両方に記憶痕跡(エングラム)ができ、記憶想起時の主体が海馬優位から前頭前皮質優位に移行していくプロセスが明らかになったそうです。  以下、理研H…
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タバコの影響をショッキングに示す画像を見せると、扁桃体、内側前頭前皮質の活動が高まる

 米国の非営利団体Truth Initiative(ワシントンD.C.)のRaymond Niauraらの研究によれば、若年の喫煙者19人に、タバコの警告ラベルに表示された生々しい画像と、そうでない画像を見せたところ、その脳活動に差が認められ、ショッキングな画像のほうが、扁桃体、内側前頭前皮質の活動が高まったとか。ショッキングな画像とは…
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ほう、扁桃体の反応で数年後のストレス耐性が予想できるのか。

753人について、怒り顔や怯えた顔への扁桃体の反応性を調べておき、その後、平均2年、最長4年、病気や家計等の人生における心配事(Life Stress)が起きているかと、その出来事のインパクトがどれくらいあるかを調査し続けた研究で、扁桃体の反応性が高いとストレスによるダメージが大きくなることが示されました。 扁桃体の反応性を調べること…
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寝ている間に恐怖が和らぐらしい

 恐怖の記憶は寝ている間に繰り返されることで減っていくらしい。この発見↓は恐怖症に対して、昼間の間にセラピーを行う治療に加えて、寝ている間に治療を行うという新しい方法に道を開くものだ。  これまでの研究で空間位置の学習や運動手順の記憶が寝ている間に強化されることが明らかになっている。しかし、情動記憶が寝ている間に操作可能かは明らかにな…
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恐怖記憶の消去

記憶は呼び起した時に不安定化することが知られている。たとえば、精神分析的な療法は、潜在化したトラウマを何度も呼び起こしかつ文脈を与えることで潜在記憶を変容させる方法と見ることもできる。 このところ、恐怖記憶を呼び起こすときの薬物的な介入の効果が示されている。たとえば、αCaMKIIの過剰発現、たとえばノルアドレナリン、アドレナリンのβ…
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