テーマ:認知機能

愛と運動が脳を救う?

「オキシトシンがアルツハイマー型認知症に関連する神経活性の障害を改善」 https://www.tus.ac.jp/mediarelations/archive/20200710_2987.html オキシトシンは愛や絆にかかわるホルモン、信頼の増強、コミュニケーション障害のサポートの期待も。一方、オキシトシンの分泌が高いと、異性を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「酒は百薬の長」は健康一般では否定されているが、認知機能だけは何とか役立つらしい

 かつて「百薬の長」といわれた「酒」は、近年では少量であっても量反応的に健康リスクが高まることが知られている。一方で、認知機能に関しては、ワインを常飲する地中海食で認知機能の低下予防や、認知障害の予防に役立つとする研究も多数あるが、そうでないとする研究もある。そこで、米国成人の全国的に代表的なサンプルである健康および退職研究(HRS)の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

クロスワードやナンプレを行う人は認知機能テストの成績が良い?

 WHOは認知機能低下および認知症のリスク低下についてのガイドライン(2019)を公表しています。それによれば、認知機能低下および認知症のリスク低減に、運動、禁煙、地中海食、健康的でバランスのとれた食事、危険で害ある飲酒行動をやめたり減らしたりすること、認知的なトレーニング、過体重・肥満・高血圧・高脂血・糖尿病への介入が、かなり低い~高…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

スタチン&降圧剤が認知機能に効くのは高血圧高脂血群

 高脂血症の治療薬スタチンや、アンジオテンシン受容体ブロック系の降圧剤を、約1600人の70歳ほどの高齢者(HOPE3参加者)に割り付け、6年後の認知機能テスト(DSST、the modified Montreal Cognitive Assessment、 Trail Making Test Part B)の成績変化を調べた。  そ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

知的活動は後年の認知機能の高さとかかわるが、低下抑制にはかかわらない

 知的活動への参加は認知機能低下予防や、認知症の予防にかかわる可能性が、疫学データから考えられてきた。しかし、それは幼児期の能力や教育が影響したものに過ぎず、縦断的研究では知的活動が認知機能低下予防に役立っていないのではないかという研究。  ↓は、スコットランドの1936年生まれ498例を対象に、縦断的前向き調査を行った結果の報告。知…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

野菜、果物の積極的な摂取は認知機能の低下を抑制しうる

 野菜や果物の摂取が認知機能に与える影響を調べた研究↓。1986年に51歳だった27842人の医療従事者について多項ロジスティック回帰分析によって、野菜や果物摂取が将来の認知機能にどのような影響を与えるかを調べたもの。  野菜や果物の摂取量は2002年まで4年ごとに行われた食物摂取頻度調査によった。認知機能は2008年と2012年に、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

7つの生活習慣をひとつ満たすごとに認知症の発症が1割弱減る?

 心血管の健康のためにライフ シンプル7が提案されている。ライフシンプル7は、非喫煙、BMI<25、運動習慣あり、魚を週2回以上および野菜や果物を1日3回以上摂取、未治療でコレステロール値<200mg/dL、未治療で空腹時血糖<100mg/dL、未治療で血圧<120/80mmHg。ひとつ満たすごとに1点ずつ加算されていく。  この点数…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

肥満と脳

肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる https://higeoyaji.at.webry.info/201809/article_6.html 脂肪細胞から分泌され食欲を調整するレプチンは、海馬に作用して記憶を良くする 肥満ではレプチンが低下 Effects of leptin on memory…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

HbA1cが増すごとに認知機能が低下する関連が見いだされた

 5189人について2004~2005年でのHbA1cとその後10年の認知機能の関連を調べた研究↓。  ベースライン時の年齢、性別、総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド、高感度CRP、BMI、教育、婚姻状況、うつ症状、現在の喫煙状況、飲酒、高血圧、CHD、脳卒中、慢性肺疾患、がんに関する調整後、HbA1cが1mmo…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

高塩分は高血圧を介さず、認知機能をむしばむ

 塩分の多い食事が高血圧につながることはよく知られているし、高血圧が認知機能低下や認知症のリスクを高めることもよく知られている。  ↓はこうした認知機能の低下が高血圧を介さず、過剰な塩分摂取で免疫系を介して起こることを示したもの。  Costantino Iadecolaら、高塩分の食餌をマウスに与えた。結果、数週間で血管内皮の機能…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

50歳以上が運動することと認知機能の改善が関係する

 系統的レビューを含む39の研究の12820の記録を解析したところ、運動は認知機能の改善に中程度の効果が期待できることが示された(0.29; 95% CI 0.17 to 0.41; p<0.01). 有酸素運動、筋トレ、様々な要素を持つトレーニングや太極拳でも変わらず期待でき、一回45-60分の中程度以上の運動が認知…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

臍帯血で認知機能を高めうる

 臍帯血(さいたいけつ、英名:Umbilical cord blood)は、胎児と母体を繋ぐへその緒(臍帯:さいたい)の中に含まれる胎児血。造血幹細胞を含み、白血病などの血液疾患患者への移植医療に広く用いられている(HLAは合わせる) 。  ↓はこの投与が認知機能の改善に役立つ可能性を示した研究。ヒトの臍帯血漿が年取ったマウスの海馬…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

軽度認知障害に中程度の有酸素運動が有効だが・・・

 カナダ・ブリティッシュコロンビア大の研究。脳血管疾患による軽度の認知機能(記憶・思考)障害を有する高齢者70名を対象に、半分に週三回1時間のエクササイズ(早歩きなどの中等度の有酸素運動)を6か月、残り半分には認知機能低下予防に関する食事などの情報提供を行った。  研究開始時、終了時、六か月後に、全般的な思考能力、計画や組織化などの実…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カフェインは認知機能低下予防に役立つ

 カフェインはうつを抑制するかもしれない(http://higeoyaji.at.webry.info/201506/article_13.html)とか、頭を使ったり、覚えたりした後にカフェインをとると、その内容をよく覚えているらしい(http://higeoyaji.at.webry.info/201401/article_6.ht…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

地中海食による認知機能低下予防、認知症予防の証拠の評価

 地中海食の順守度が、健康長寿、生活習慣病予防のほか、認知機能低下や認知症を予防することを示唆する研究は多数ある。↓はPubMed、Embase、CINAHL、CENTRAL、PsycINFOのデータベースを検索したもの。RCT5件、観察研究27件が質のいいもので、大部分の研究で、地中海食は、認知機能改善、認知障害リスク低下、認知症また…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Sex on the brain! すごい題名の論文で、セックスが認知機能を高めることが示されました

 イギリスの縦断調査、English Longitudinal Study of Ageing(ELSA)の第六波(Wave6)のデータを用いた研究。50~89歳の1万601人のうち、「過去12ヵ月で性行為を行ったか?」という質問にNOを含めて回答した(白紙回答でない)6,833人(男性3,060人、女性3,773人)のデータで、性行為…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

人とのかかわり、仕事の複雑さ、学歴は脳を守りうる

 アルツハイマー病など認知機能の低下と脳白質病変指標WMH(white matter hyperintensity)がかかわることが知られていますが、中年でこの病変があっても、人を相手にする仕事をしている人は、認知機能がより維持しやすいとか。人とのかかわり、コミュニケーションが、認知機能低下予防や、アルツハイマー病に役立つとの知見を補強…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

APOEε4を持つとアルツハイマー病のリスクが高まるだけではなく、認知機能も低下しやすい?

 アポリポタンパク質(APO)は、リポタンパク質と結合し、リポタンパク質の認識や脂質代謝に関与する酵素群の活性化あるいは補酵素として働く一群のタンパク質であり、A~Eに大別される。このうちApoE遺伝子には、ε2、ε3、ε4の対立遺伝子がある。そして、ε4をもつ人々は、3~10倍、アルツハイマー病のリスクが高まることが知られています。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

6時間睡眠でもダメ?

 2003年と、古い研究ですが、被験者48人を「睡眠4時間」「睡眠6時間」「睡眠8時間」のグループに分け、2週間にわたり、それぞれ決まった時間以上眠らないようにしてもらった実験。認知機能や反応時間がテストされ、「どのくらい眠いですか?」といったような気分に関する質問が行われました。  結果、最も高いパフォーマンスを示したのは睡眠8時間…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

統合失調症では認知機能テストの成績が低く、実行機能は高齢なほど低下が大きい

 統合失調症では最初の精神病エピソードで認知機能がやや低下することが報告されていますが、ワルシャワ医科大学のAnna Mosiolekらは、18~55歳の統合失調症入院患者128例(女性:64例、男性64例)と対照群64例(女性:32例、男性32例)の認知機能について、ウィスコンシンカード分類課題(WCST)、レイ聴覚性言語学習検査、レ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

高齢者が車の運転を止めると認知機能が低下する

 高齢者の高速道路逆走やアクセルとブレーキの踏み間違いなどが目立ってくると、運転免許更新時の認知機能チェックは必須だと思えるし、高齢者は運転を控えたほうがいいんじゃないかと思えてきます。  一方で、高齢者が運転を止めると、心身の健康が低下するとの報告も多く、悩ましい事態です。コロンビア大のGuohua Liらは、運転を止めた高齢者と、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

みんな知っていると思うけど、これは衝撃的だね→若い血の注入で認知機能が改善する

みんな知っていると思うけど、これは衝撃的だね。 生後3か月の若いマウス(人間だと20~30歳に相当)から、生後18か月(56~69歳相当)の老齢マウスに、輸血を複数回行ったところ、老齢マウスのシナプス可塑性が向上して、脳の構造に変化がみられ、認知機能(頭の働き)が改善したそうです。 筋肉構造の改善は報告されていましたが、やはり、脳も…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

遊びは脳を守る!

最近、実に興味深い研究が報告されました。 なんと有酸素運動より遊びの方が脳を守る効果が大きいかもしれないというのです。 記憶というのは脳の左右にある海馬(かいば)というところで作られます。海馬で長期増強という、ちょっとした刺激で一気に関連情報がつながり立ち上がるようになる現象が記憶を支えています。 しかしアルツハイマー病の原因物質…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

スロットは脳トレ

わたしたちはスロットトレーニングによって中高年の頭の働きがよくなるのかを調べました。 スロットトレーニングは、目押し練習10分、展示会用の高確率機10分、実機10分の遊技を週三回、4週間続けるものです。 頭の働きは、脳測といって記憶力、注意力、計画力などを調べるテストと、知能テスト(IQテスト)を使って調べました。トレーニング…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

スロットトレーニングは中高年の脳トレになるのか?

認知機能低下予防には、認知的なトレーニング、野菜摂取、地中海食、ω3脂肪酸、運動のほかレジャーが有効であることが知られている。とくに家に引きこもらず刺激的なレジャーが有効とされ、最近では刺激的な遊びが有酸素運動以上にアミロイドβによる記憶障害を抑制しうることも報告されている。またコミュニケーションが認知機能低下予防に役立つことも知られて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

高齢者のうつが認知機能障害を引き起こすのではなく、認知機能障害がうつを伴うらしい

65歳以上の地域住民2160人を調べた継続的な調査から、調査開始時のうつと軽度認知障害の有病率がかかわることが明らかになった(オッズ比, 1.4; 95% CI, 1.1-1.9)、また認知症の有病率もうつとかかわることが明らかになった (2.2; 1.6-3.1). 一方で、うつは認知症の発症リスクの上昇とはかかわるものの (haza…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

肥満と代謝異常の両方を有すると認知機能が低下しやすい。そうでしょうね。わしも十分危ない。。。

肥満に加えて以下の代謝異常の二つ以上を満足すると、認知機能が低下しやすいのだそうです。 ・トリグリセリド上昇または脂質降下剤使用 ・血圧上昇または降圧薬使用 ・高血糖または糖尿病薬使用 ・HDL-コレステロール低下 Obesity phenotypes in midlife and cognition in early old…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

目的意識が脳を守る

↓といった項目で測られる人生の目的意識について246人の高齢者について調べ、その後、亡くなる直前まで毎年、認知機能の評価をした研究によれば、目的意識が強い人と弱い人とでは、脳の病変の進行に差はなかったが、目的意識が強い人の方が、認知機能の低下がゆっくりだった。目的意識を持つことが脳を守る働きをすると考えられた。 I feel good…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オリーブオイル、牛肉などに含まれる一価不飽和脂肪酸を多くとると高齢女性の認知機能が保たれやすい

65歳を超える高齢女性6000人を4年間追跡調査した結果、飽和脂肪酸(バター、ラード、脂身の多い肉)の摂取量が多いと認知機能や言語記憶が歳とともに低下しやすい一方で、一価不飽和脂肪酸(オリーブ油、なたね油)の摂取量が多いと認知機能や言語記憶が落ちにくいことが示されました。牛肉はどっちも多いから悩ましい。 Dietary fat t…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

果糖の過剰摂取は学習や記憶の障害を引き起こすが、ω3脂肪酸でその悪影響が軽減する。

ラットの実験で、糖分(果糖)の過剰摂取は学習や記憶の障害を引き起こし、インスリンシグナルの伝達を妨害するが、その悪影響はω-3脂肪酸摂取によって軽減しうることが示されました。 糖尿病、肥満、脂肪肝に関連した果糖の有害作用は知られていますが、果糖の脳への悪影響はこの研究で初めて示されたのだとか。 ‘Metabolic syndro…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more