高脂血症の治療薬スタチンや、アンジオテンシン受容体ブロック系の降圧剤を、約1600人の70歳ほどの高齢者(HOPE3参加者)に割り付け、6年後の認知機能テスト(DSST、the modified Montreal Cognitive Assessment、 Trail Making Test Part B)の成績変化を調べた。
そ…
肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる
https://higeoyaji.at.webry.info/201809/article_6.html
脂肪細胞から分泌され食欲を調整するレプチンは、海馬に作用して記憶を良くする
肥満ではレプチンが低下
Effects of leptin on memory…
系統的レビューを含む39の研究の12820の記録を解析したところ、運動は認知機能の改善に中程度の効果が期待できることが示された(0.29; 95% CI 0.17 to 0.41; p<0.01). 有酸素運動、筋トレ、様々な要素を持つトレーニングや太極拳でも変わらず期待でき、一回45-60分の中程度以上の運動が認知…
イギリスの縦断調査、English Longitudinal Study of Ageing(ELSA)の第六波(Wave6)のデータを用いた研究。50~89歳の1万601人のうち、「過去12ヵ月で性行為を行ったか?」という質問にNOを含めて回答した(白紙回答でない)6,833人(男性3,060人、女性3,773人)のデータで、性行為…
肥満に加えて以下の代謝異常の二つ以上を満足すると、認知機能が低下しやすいのだそうです。
・トリグリセリド上昇または脂質降下剤使用
・血圧上昇または降圧薬使用
・高血糖または糖尿病薬使用
・HDL-コレステロール低下
Obesity phenotypes in midlife and cognition in early old…
↓といった項目で測られる人生の目的意識について246人の高齢者について調べ、その後、亡くなる直前まで毎年、認知機能の評価をした研究によれば、目的意識が強い人と弱い人とでは、脳の病変の進行に差はなかったが、目的意識が強い人の方が、認知機能の低下がゆっくりだった。目的意識を持つことが脳を守る働きをすると考えられた。
I feel good…