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マウスに幻覚を見せる

神経を1つ単位で刺激できる光遺伝学的装置を使った研究で、マウス視覚野のわずかな神経の刺激で、幻覚を誘発。見ていないのに見たように振る舞わせることに成功とのこと。 脳疾患症状を決定付ける神経を探す試みも始まっていて、統合失調症やアルツハイマー病モデルマウスで、問題となっている不活発な神経の繋がりを刺激して症状の解消を目指す実験も始まって…
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「人の名前が。。。」ほかあれこれ

篠原先生に質問 ① 人の名前や顔が覚えられない。会ったことがあるのに、何度も名刺を出してしまうので、恥ずかしいです。名前と顔の覚え方、忘れている時にうまく切り抜ける方法が知りたい。 本当は「人の名前は覚えておくべきもの」「おぼえていないと失礼」という風潮が変わるべきだと思います。というのは、会った人の顔と名前、その人とのエピソー…
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脳の保存、再生?

 今日のビデオのオープニングは脳の保存・貯蔵サービスです。20年ほど前のビデオで、アルコ―財団という営期待窒素による冷凍保存を進めている財団のものです。遺体をめぐる裁判沙汰もすくなくないとか。全身保存で約15万ドル、頭部のみの保存で約8万ドルだとか。この手の話は、この財団だけではなく、思い出したようにときどき出てきます。  たとえば、…
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ギャンブリング障害(ギャンブル等依存症)では欠かせない質問

 Lori Rugle(コネチカット州メンタルヘルス・アディクション対策部問題ギャンブル回復支援室長:2014年当時)によれば、ギャンブリング障害(ギャンブル等依存症)の生物学的因子を明らかにする質問として、以下の子ども時代についての質問が欠かせないという。 ・学校の特殊学級に割り当てられたことがありますか? ・あなたは、「劣等…
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肥満と脳

肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる https://higeoyaji.at.webry.info/201809/article_6.html 脂肪細胞から分泌され食欲を調整するレプチンは、海馬に作用して記憶を良くする 肥満ではレプチンが低下 Effects of leptin on memory…
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老化細胞を除去すれば記憶力の低下が抑制されうる

マウスの実験。 細胞は老化すると分裂能を失い機能不全を起こす。これが蓄積すると組織の変性を促進してしまう。実際、タウが強くかかわるアルツハイマー病様神経変性を呈するマウスの脳には、細胞周期阻害蛋白質・p16INK4A発現老化アストロサイト/マイクログリアが蓄積する。 そこで遺伝的改変を行い海馬領域などで老化細胞の除去を続けたところ、…
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体罰関係

スポーツ界における暴力やパワハラや体罰が世間を騒がせることが多くなりました。 体罰が指導・教育に有効であるという実証データはありません。それどころか、体罰は子どもの脳の発達に深刻な悪影響を及ぼすことが、国内外の研究で明らかになってきました。 厚生労働省が昨年公表した資料(「愛の鞭ゼロ作戦」)には、体罰や暴言が、子どもの脳に「萎縮」や…
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肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる

 肥満が認知機能の低下とかかわることが知られていますが、そのメカニズムに免疫細胞・マイクログリアがかかわることを示した研究↓。まず食事で太らせたマウスで海馬関連の認知機能テストを実施し、認知機能の障害を確認。この障害が、海馬歯状回のスパイン(新しい接続につながる膨らみ)の減少と、マイクログリアの活性化とかかわることを示したそう。一方、マ…
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ゲーム症と脳関連メモ

 尾崎先生&久里浜のゲーム障害調査がらみで、脳とゲーム障害あれこれが注目されています。以下が代表的なメタ解析などだと思いますが、この見方として、これらは相関関係に過ぎない点には注意が必要です。ゲームにはまって脳がこうなった、のか、脳がこうだった人がゲームにハマった、のか、その相互作用か。発達障害など背景障害を考えるとむしろ後者かもしれな…
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子どもの写真で自己肯定感を育てる??

 つい最近まで自己肯定感(効力感:GSE)と脳のかかわりは手つかずであった。  しかし、ここ数年、GSEがやる気などともかかわるレンズ核や(Nakagawa et al 2017)、虐待体験で小さくなる、あるいは幸福感との相関の報告がある楔前部(Sugiura et al 2016)の大きさと相関することが報告されている。やる気や幸せ…
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強迫性障害にもTMS

 うつや片頭痛の治療に、脳の外側から磁気刺激を行う方法の装置(経頭蓋磁気刺激装置:TMS)が、FDAによってそれぞれ2008年、2013年に承認されています。今回は強迫性障害、強迫性障害は思考や行動が際限なく繰り返さずにはいられない障害で、米国成人では約1%の有病率です。  およそ100人が参加した試験の結果、TMS装置治療群で38%…
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やる気や意欲があり、ノリがよく、感情もコントロールできると、若いと感じやすいわけか?

 ソウル国際大の研究。59–84歳の68人。主観的年齢(自分は何歳くらいだと思えるか)と脳の構造の関連を調査。性格、主観的な健康状態、鬱の症状、認知機能などの要因を考慮したあとでも、主観的年齢と脳の構造に相関が認められた箇所があった(主観的に若い、年齢相当、年齢より歳を感じる、の三群比較)。  それは抑制力やがまんにかかわ…
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暑さと作業効率メモ

日本建築学会、電話交換手、25℃から一度上がるごとに作業効率2%低下 28度設定で6%ダウン 30分の残業が必要(田辺ら、2008) 運搬作業+音声刺激⇒PCで応答、35度で聞き逃しエラー23度の3倍ほど 運搬作業時間2.5倍(庄司ら、Specific Research Reports of the National Inst…
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やっぱり、高齢者でも海馬の神経細胞は新生する

「人の海馬の神経細胞再生は、子どものときから速やかに低下し、大人では観察不能なレベルまで低下する」というカリフォルニア大サンフランシスコ校の研究者たちの論文がNatureで最近報告された(http://higeoyaji.at.webry.info/201803/article_8.html)。成人では脳細胞が新生しないのではないか、…
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リスク行動はうつります、同調します

 リスクのある賭け事の決定に、他者の決断が影響することは既に報告されています。他者の選択を観察すると、その他者の選択と同じ選択をする傾向が強く、特に、その他者の選択が被験者自身の危険性に対する好み(リスクをとるか、安全をとるか:リスカーかセイファーか)に沿ったものであると、その傾向が強まったそう。この選択には腹内側前頭前皮質、前部帯状回…
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Energy Landscape Analysisか~

 すごいな。http://tezk.hatenablog.com/entry/2017/07/10/144941の方法。 T. Ezaki, T. Watanabe, M. Ohzeki, N. Masuda, "Energy landscape analysis of neuroimaging data", Phil. Trans…
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雄雌の見分けも経験によって修飾される

 脳は柔軟に変化する。一見、生得的に見える事柄でも、脳内表現は経験によって変わる。  ↓はそれを示した報告。  D Andersonらは、飼育ゲージ内に同種のマウスが入ってきたとき、雌雄の表現が視床下部の神経集団に現れると考えた。そこで、飼育ケージに同種の雄または雌を入れ、視床下部を調べた。結果、異性との経験のないマウスでは雌雄の神…
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ゲームと脳の関係、あれこれあるのが当たり前

 以前、このブログで、ゲームと脳、成績などとの関係を調べた研究をいくつか紹介し、ダメという報告もあれば、賢くなるといった報告もあり、データを見る限り一日一時間以内なら問題は生じにくそう、といったことを書いた(「ゲームは何時間まで?」http://higeoyaji.at.webry.info/201610/article_12.html…
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学習するなら午前中

 東大の清水先生らは、記憶の形成に強くかかわる海馬でSCOPたんぱく質の役割を明らかにしています。SCOP は主に脳神経細胞に発現する分子で、視交叉上核における発現量が日内リズムを示す分子です。 学習刺激が海馬に入ると、神経細胞内のCaイオン濃度が上昇し、タンパク質分解酵素であるカルパインが活性化する。 活性化したカルパインはSCOP …
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コカイン離脱による脳の変化

 コカインなどの薬物依存症では慢性的で再発性を呈する場合が多いが、それは脳の持続的な適応によるもので、その結果、特に薬物関連刺激やストレスへの感受性を高め、制御不能な薬物探索行動や摂取行動を生み出すと考えられている。実際、動物モデルではいくつかの長期持続的な適応変化が示されている。  しかし、コカインからの離脱の過程で、脳で何が起きて…
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自閉症の人が目を合わせないのは不快ゆえ?

 米マサチューセッツ総合病院のNouchine Hadjikhaniらの研究。自閉症の人(23人)と定型発達の対照群(20人)に人間の顔の映像を見せ脳をスキャン。自由に見る場合と、目の部分だけを見る場合で、後者では自閉症の人たちで、皮質下系の過剰な活性化が見られたという。  皮質下系は、乳児期には人間の顔を表象するものを見た場合に活性…
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うつ病について脳表皮から経頭蓋直流刺激(tDCS)を行う治療法は抗うつ薬に劣る

 うつ病などで用いられる脳深部刺激(DBS)を脳の表層からの1000HZ超の高周波電気刺激で行いうることがCellで示されたが(http://higeoyaji.at.webry.info/201706/article_10.html)、単極性の大うつ病について脳表皮から経頭蓋直流刺激(tDCS)を行う治療法は、プラセボには勝ったものの…
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運動をすると認知症になりにくいのではなく、認知症になる人はその10年ほど前から運動しなくなっていく?

 酒は脳にとっても百薬の長ならず、を明らかにした、ロンドンの公務員1万人超の30年追跡調査Whitehall IIから、これまた衝撃の報告が。  認知症のない高齢者120名に、週三回一日40分、一年の速歩。1-2%縮小した海馬が2%増えた(Erickson KIら、PNAS、2011)。認知症ではないが物忘れを自覚している50歳以上1…
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脳深部刺激を脳の表層からの高周波電気刺激で行いうる

電気による脳深部刺激(DBS)は気分や認知の障害の治療法として活用可能な方法です。しかし、ターゲットとなる脳の深部に電極等を設置する手術的方法が必要でした。  ↓は脳表面の二電極でDBSが可能となことを示した研究。脳表面の2つの電極からの1000 Hz超の2種類の高周波電気刺激を行うことで、脳内に電場を誘導し、たとえば海馬などの特定…
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百薬の長、脳でも惨敗??

英国の公務員を対象としたWhitehall II研究(1985年スタート、2015年まで)に参加したもののうち550人についての研究。Whitehall II研究開始時の平均年齢は43.0±5.4歳、30年後(2012~15年)にMRI検査。  結果、30年間のアルコール摂取量が多いほど海馬萎縮のリスクが上昇。摂取なし群(週1未満単…
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幼児期のドーパミン神経の正常化が重要?

 快感に強くかかわる報酬系は主にドーパミン作動性で、腹側被蓋(VTA)を起始点として側坐核、前頭葉へと投射しています。↓は幼少期に「VTA転写因子Otx2」の抑制によってストレスの影響を受けやすくなり、うつ的状態が生じやすくなるというもの。しかもこれが幼少期に永続的に生じやすくなるらしいというもの。  逆に幼少期にVTAのOtx2発現…
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嗜癖行動(いわゆる依存)の後天遺伝

 以前、このブログで、「トラウマは世代をまたぐ、幼児虐待は三代たたる?」(http://higeoyaji.at.webry.info/201404/article_10.html)、あるいは、「トラウマも、メタボも三代たたりうる」(http://higeoyaji.at.webry.info/201607/article_6.html…
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ボルダリングで「うつ」改善

 ボルダリングが「うつ」の改善に役立つ可能性を示した研究。グループを二つに分け、一方はボルダリングを8週間行い、一方はボルダリングの開始を8週遅らせコントロール群として扱うタイプのRCT。  8週の間、週一回3時間のボルダリングにチャレンジ。ベッグ抑うつ尺度(BDI-Ⅱ)、SCL-90、セルフマネジメントスキルについての調査(FERU…
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