テーマ:コカイン

コカイン使用障害におけるオキシトシン効果は、性別とトラウマ体験の有無で異なるらしい

 依存症には自己治療仮説がある。何かに依存するのは、こころや体の痛みやストレスから逃れるためで、たとえばトラウマの疼きを自己治療するように薬物等を使用するといったものです。脳でいえば、単に腹側被蓋、側坐核、線条体、腹内側前頭前野といった快感系に出来上がったニューラルネットワークが問題なのではなく、痛みにかかわる島皮質や、嫌悪にかかわる偏…
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コカイン乱用に遺伝的改変が役立つ???

 コカインの分解にはブチリルコリンエステラーゼが有効だが、その筋肉注射では半減期が短く、効果が限定的であった。そこでマウスの皮膚幹細胞を遺伝的に改変し、ブチリルコリンエステラーゼの産生を強化したところ、コカイン探索行動が抑制され、過剰摂取が抑えられたそう。 Genome-edited skin epidermal stem cells…
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コカイン使用障害を免疫系でコントロール?

 コカイン使用障害者にコカインを連想させる映像などを見せると、ドーパミン系が活性化するほか、免疫応答が生じることが知られている。  ↓は、コカインの使用によって顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)が発現上昇することを明らかにしたもの。さらに、側坐核にG-CSFを注入すると、コカイン摂取量は増加したが、砂糖水については摂取意欲が変わらな…
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コカインで淡蒼球外節と腹側被蓋野の間の活動亢進が起こる

 コカインの摂取への応答の結果として神経回路が変化することはよく知られています。そしてこの変化がコストベネフィットの計算に基づく行動選択を変化させていくと考えられています。  たとえば、脳では腹側線条体が行動の開始に不可欠で、ドーパミン神経のスタート地点である腹側被蓋野からの神経接続で予測される便益(ベネフィット)を計算し、嫌悪感など…
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コカイン離脱による脳の変化

 コカインなどの薬物依存症では慢性的で再発性を呈する場合が多いが、それは脳の持続的な適応によるもので、その結果、特に薬物関連刺激やストレスへの感受性を高め、制御不能な薬物探索行動や摂取行動を生み出すと考えられている。実際、動物モデルではいくつかの長期持続的な適応変化が示されている。  しかし、コカインからの離脱の過程で、脳で何が起きて…
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