新型コロナメモ

新型コロナはクラスター感染。
クラスター感染とは、多くの人は誰にも感染させないが、一部に1人が多くの人に感染させている感染。リンクの追えない症例からつながった患者の集積のうち5人以上のものをクラスターと呼ぶ。⇒だからクラスター対策が初期の主体

孤発例の周辺には必ず見えないクラスターがある。
なぜ見えないか。
軽症、無症状が多く見つかりにくい若年層クラスター。
密接な接触を伴う飲食店クラスター(社会的に追いにくいクラスター)。
これらが院内感染につながる(台東区病院は屋形船クラスターとつながり、無症候または軽症の医療従事者から感染拡大、医師による複数病院への感染、か)

無症状または軽症例からの感染の特徴(想定)
咳・くしゃみがなく通常の飛沫感染ではない。
換気量が増大するような激しい運動、大声を出す、歌う、1対複数の密接した接触、密接な接触を伴う接客
いわゆる3密(密閉、密着、密接)+呼吸、対策

PCR検査問題
感度問題:陽性を陽性とする率、6-7割。3割は取りこぼす。
入院や隔離を決断する段階の検査として、感度が低い検査は本来不向き。3割は取りこぼす。
陰性でも、炎症反応があり、画像検査で疑われれば、新型コロナと扱うべき。その後の対応は同じだし、アビガン等はコロナでもインフルでも使いうる。患者に不利益はほぼない。
しかし、医療従事者には、診察、炎症反応、画像検査時点で感染リスクがあり、事前のPCRは3割の取りこぼしはあるものの、リスクを7割抑えられる。クラスター対策としての濃厚接触者全数調査はまさにこのため。ここにPCRを使っている。
しかし、クラスターが追いきれなくなってきている。
だから、接触を8割抑え、またクラスター対策を主体にできるレベルに感染率を減らそう。
同時に、入院隔離の決断にも、不向きなPCRを使う。この場合は3割の取りこぼし可能性はきちんと伝え、全体リスクを減らすために用いる。したがって、PCR陰性後の対応も、軽症者と同じように、そして軽症者とは異なる宿泊施設での対応が必要。
結局、疑いなし⇒自宅(この場合も発熱後2週程度の自己隔離)、疑いあり非確定(PCR陰性含む)⇒看護側防護環境で施設で対応(現状これがない)または自宅自己隔離、疑いあり確定⇒看護側防御環境での別施設対応、中等・重症⇒役割分担した病院対応。

一方、PCRは、感度が低くても、市中感染率をランダムサンプリングで調べるのには向く。感度が低くても、長野市の感染率は推定できる。それは役に立つが、PCR検査のキャパシティはどこの国、地域にもあり(韓国も全数調査ではない、大邱でのクラスター追跡が大規模)、簡易な新キットが普及し、技術者問題が解消しない限り、この方法は使えない。抗体検査と合わせて行っている国や地域はあるが、抗体検査も抗体検出に2週かかり、かつ3分の一は消える可能性がある。
だから、接触を8割抑える、へ。同時にトリアージ、二次災害の発生の予防を優先。
肺炎死亡数は2016年は年間約12万人、2017年は9万7千人。現在の新型コロナ死亡数は100人のオーダー。仮に2万人まで増大しても2016,2017年の差程度。アメリカもこうなる前にインフルで2万人死亡。だからたいしたことはない、などというつもりはないが、リスクゼロを目標にするのは不可能だし、ろくなことはない。

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