人の記憶の限界

短期記憶には容量限界がある。
短期記憶のうちワーキングメモリ(作業記憶:記憶や情報を一時的に保持し、作業を行う、作業のための記憶)が扱える情報のまとまり(チャンク)は三つ、ないしは四つ。「あのこと」「このこと」「そのこと」「その他」くらいなら多重、あるいは入れ子処理が可能だが、それ以上の一時メモはできない。
また数字の記憶なら7±2、言葉なら5±2(これらもワーキングメモリの容量限界からも説明される。うまいチャンクわけ、あるいはすでに知っていることを利用するとこの限界を超えられる)。
一方、長期記憶は随時更新されるニューロンネットワークに蓄えられており、すでに知っていること、獲得されている記憶ネットワークと組み合わされていくので、短期記憶の容量限界をやすやすと超える。しかし、一度長期記憶化しさえすれば忘れないというわけではなく、たとえば類似の記憶を呼び起こすと、似た記憶が抑制され思い出しにくくなる。
http://higeoyaji.at.webry.info/201504/article_2.html
また記憶を引き出す力にはワーキングメモリの力がかかわるので、ワーキングメモリの力が例えば加齢に伴って落ちると再生の障害は起きやすくなるし、やたらワーキングメモリにかかわる前頭前野が活動を高めているときは、うまく思い出せない時でもある。

"人の記憶の限界" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント