中高年の方、今、結婚していないと、結婚している人の三倍は早死にしやすいそうです。

4802人(1940年代からUniversity of North Carolina Alumni Heart Study (UNCAHS)に参加した人)の被験者について18歳時点での性格や(たとえばせっかちで完全主義だと心臓病など早死にリスクが高まる)、社会経済状態や健康リスク行動(喫煙、肥満など)で調整したうえで、結婚またはパートナーがいる状態が早死にに与える影響を調査した研究によると、今結婚している人と比べると、結婚したことのない人の早死にリスクは2.33倍、かつて結婚していた人は1.64倍でした。中年期にパートナーがいないことを取り出すと、早死にリスクはかつて結婚していた場合は最大3.10倍、ずっと独り者の場合は2.59倍だったそうです。
認知機能低下リスクやアルツハイマー病のリスクでも似たような結果が出ています(フィンランドの調査では認知機能低下のリスクが三倍、アルツハイマー病のリスクは7.67倍↓)。なにも夫婦間の暖かいコミュニケーションが健康や脳に寄与するばかりではなく、夫婦間の適度なストレスが脳を鍛えるようです。夫婦でいると他のストレスに強くなるとの報告もありますからストレス耐性が高まることが重要なのかもしれません。
Ann Behav Med. 2013 Jan 9. [Epub ahead of print]
Consistency and Timing of Marital Transitions and Survival During Midlife: the Role of Personality and Health Risk Behaviors.
Siegler IC, Brummett BH, Martin P, Helms MJ.
BMJ. 2009 Jul 2;339:b2462. doi: 10.1136/bmj.b2462.
Association between mid-life marital status and cognitive function in later life: population based cohort study.
Håkansson K, Rovio S, Helkala EL, Vilska AR, Winblad B, Soininen H, Nissinen A, Mohammed AH, Kivipelto M.

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