海馬、内側前頭皮質が記憶の引き出しと意思決定にかかわる

 意思決定は、以前の経験を柔軟に使用して行われます。このプロセスは、内側前頭皮質(MFC)と内側側頭葉に依存しますが、これらが選択的記憶検索を行う方法は不明です。 そこでてんかん患者を被験者に、MFC、扁桃体、海馬で単一のニューロンを記録。 MFCは、神経活動の異なる部分空間を使用し、目標を表すことにより、変化するタスク要求を表現していました。 記憶検索を必要とする課題では、扁桃体と海馬のフィールド電位へのMFCニューロンのフェーズロッキングを選択的に関与させ、それによってメモリの検索、回路化を可能にしていました。 しまった記憶を意思決定のために引き出すことに携わる海馬と内側前頭皮質(MFC)間経路が見出されたわけで、この回路への関与が記憶障害の治療に役立つかもしれません。
Flexible recruitment of memory-based choice representations by the human medial frontal cortex.
Minxha J, Adolphs R, Fusi S, Mamelak AN, Rutishauser U.
Science. 2020 Jun 26;368(6498):eaba3313. doi: 10.1126/science.aba3313.

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