孤独は脳内で自分と他者を遠ざけるらしい

 健康や幸福には社会的つながりが重要ですが、脳が他の人々とのつながりをどのように表現しているかは不明です。↓は、脳が他者をどう表象しているのかをfMRIで調べた研究。
 男女43名が、16のターゲット(自己、5人の近しい人、5人の知人、および5人の有名人)を想像する。このとき、各ターゲットへの主観的な近さ、および自身の孤独度を調査。内側前頭前野皮質;(MPFC)といわゆる社会脳で、ターゲットは三つに分類されていたそう。具体的には、自己、ソーシャルネットワークメンバー(近しい人や知人)、有名人でクラスターを作っており、主観的近さでMPFCと社会脳の活動が増加していたそう。また、社会的つながりが少ない(つまり孤独な)参加者は、MPFCで自己と他者の間の表現の類似性を低下させることとかかわったそう。孤独な個人が「人は私の周りにいるが私と一緒ではない」などの発言を行う理由を示しているのかもしれません。
Self-other representation in the social brain reflects social connection.
Courtney AL, Meyer ML.
J Neurosci. 2020 Jun 15:JN-RM-2826-19. doi: 10.1523/JNEUROSCI.2826-19.2020. Online ahead of print.
PMID: 32541067

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