飲酒量が1月でビールロング缶分増えれば、脳が7日ほど老いるらしい。1日1パック1年の喫煙で11日老いるそう。

 南カリフォルニア大のArthur W. Togaらは、機械学習とMRIを用いて、英国バイオバンクにデータ登録されている45~81歳の被験者(合計17,308人)の相対脳年齢を決定したそう。
 まず、トレーニングセットの被験者(n = 5,193)から、脳全体の解剖学的測定に基づいて相対脳年齢を取得するための統計モデルを決め、評価セットの被験者(n = 12,115)に適用、相対脳年齢と喫煙、アルコール消費、および遺伝的変異との関連をテストしたところ、タバコとアルコールの毎日またはほぼ毎日の消費は、どちらも相対脳年齢の増加と有意に関連(P <0.001)。また、1塩基変異が相対脳年齢と有意に関連(p<5E-8)。 最も有意に関連したのはMAPT遺伝子(タウ遺伝子)だったそう。
 喫煙と脳年齢の関連では、喫煙量が1パック・年増えると、相対脳年齢が0.03年上昇。一日1パック1年喫煙すると、脳が11日ほど老いるそう。また、1日当たりのアルコール摂取量が1グラム増えると、相対脳年齢が0.02年上昇。20日当たりのアルコール摂取量がビールロング缶(アルコール20g)ほど増えると、脳が7日ほど年老いるらしい。
 WHOも認知機能低下予防及び認知症の予防に、運動と禁煙と強く推奨し、危険で害ある飲酒行動をやめたり減らしたりすることを条件付きで推奨しているので、節酒、禁煙は実行したほうがよさそうですな。ま飲酒喫煙の快を優先するのもありだと思いますが。
Association of relative brain age with tobacco smoking, alcohol consumption, and genetic variants
Kaida Ning, Lu Zhao, Will Matloff, Fengzhu Sun & Arthur W. Toga
Scientific Reports volume 10, Article number: 10 (2020)

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