自閉傾向がある場合、ゲームの健康効果を阻害するかもしれない

 脳の動機づけネットワークは前頭前野、報酬系、島皮質などからなり、やる気にかかわるほかいわゆる依存にもかかわります。
 ↓は健康的なゲームユーザー(インターネットゲーム障害とは認められないユーザー)で、動機づけネットワークでの神経接続がうつスケールや自閉スケールの影響を受けるのかを調べたもの。119人の健康的なボランティアで安静時MRIで神経接続を調査。
 インターネット使用スケール2(GPIUS2)スコアは、左中前頭回と、両側の内側前頭前野の間、右補足運動野との間、右前島皮質、左中前頭回と右品皮質の間の神経接続の強さと相関し、これはスコアが増すほど動機づけネットワークの好ましい神経接続の強さが増すことを示すと考えられたそう。
 この関係は自閉スケール(AQスコア)で調整するとよけいに強まり、つまり、無症状でも自閉傾向があると望ましい接続が弱まることが示されたそう。いっぽうでうつスケール(BDI-Ⅱ)は影響を与えず、自閉傾向のあることがゲームによる動機づけネットワークの健全な神経接続を強めるのを抑制してしまう可能性が示されたそう。
Neural Correlates of Non-clinical Internet Use in the Motivation Network and Its Modulation by Subclinical Autistic Traits.
Fujiwara H, Yoshimura S, Kobayashi K, Ueno T, Oishi N, Murai T.
Front Hum Neurosci. 2018 Dec 10;12:493.

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