色の好みが時間によって異なる

 色に対する好みは先天的なものか、後天的なものなのか、はたまた前世代での後天学習が世代をまたいで伝わるのか、議論が分かれている。
 ↓はショウジョウバエの色の好みが一日の時間帯で異なることを示した研究。
(1)青色光は一日を通して嫌がられる。この忌避は、おもにmd(multidendritic)ニューロンを介して起こる。そのとき、ロドプシン7とTRP(transient receptor potential)チャネルPainlessが必要で、体内時計のうち一日のリズムを決める概日時計とは無関係。
(2)緑色光に対しては、朝と夕方に好きのピークがある。ロドプシンを視物質とする光受容器を必要とし、概日時計に制御。
(3)緑色光は正午頃にそう好きではなくなり、薄明光を好むようになる。このプロセスにはdTRPA1とPyrexiaが必要で概日時計の制御を受けている。
 ま、ヒトでどうかはわからんですが。
Daytime colour preference in Drosophila depends on the circadian clock and TRP channels
Stanislav Lazopulo, Andrey Lazopulo, James D. Baker & Sheyum Syed
Nature volume 574, pages108–111 (2019)

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