マスコミの方、ゲーム症の調査報告があったらこんな質問をしてください

ゲーム障害(ゲーム症)の実態調査報告が行われるそうですが、記者会見などの際、マスコミの方々は以下のような質問をして、正しい報道をしていただければと思います。

今回の調査は、直近一年間についてのものですか?
ICD-11では「ある一年間」となっていますが、どうなのでしょう。
ギャンブル等依存症調査でみなさまはSOGS(South Oakland Gambling Scale)を尺度にして調査なさったと記憶しています。そしてその際、「これまでに」という時間軸で調べられました。その結果、2009,2013年は500万人規模がギャンブル等依存症と報告されました。しかし、2017年の調査では「これまでに」での調査なのに大幅減で320万人とのことでした。しかも、世界の動向では「直近一年間」の調査が主流なので、それに合わせて「直近一年間」の調査も実施、0.8%・70万人がAMEDの結果だとし、ギャンブル等依存症対策基本計画にも記載されています。また、この数字にも次の質問のように疑義が出ているとのこと。そういった数値の変動が今後起こらないであろうことの確認で質問いたしました。今日の数字を報道したにしても数年で大幅に変動しては視聴者にいいわけが立たないので。

使われている指標・尺度はどういうもので、信頼性、妥当性は高いのですか?
ギャンブル等依存症でお使いになられたSOGSという尺度は、NCRGによれば時代遅れで高い値を出しがちなので使用をすすめないとしています(http://www.ncrg.org/sites/default/files/uploads/gambling_and_public_health_-_a_guide_for_policymakers_web.pdf)。そのSOGSで調べられた0.8%・70万人という数字はWilliamsの補正では0.59%・51.6万人が正しいといった論文も出ているようなので(秋山ら2018)、今回の調査ではどのような尺度を用い、その尺度の信頼性・妥当性はどうなのか、視聴者に正しい情報をお伝えするため質問しました。

使われたデータ等の保持期間はどのくらいですか、また一般や専門家のアクセスは可能ですか?
SOGSの信頼性等はおくとしても、2009、2013年に500万人規模だった調査結果が、2017年に320万人になったのは、適切なランダムサンプリングに基づくこの規模の調査ではちょっと異常な気がします。データやその処理の適切さを疑うわけではありませんが、今回の調査について様々な疑義が生じた時、調査の信ぴょう性をのちのち担保できるような処置を行っているのか、教えてください。なにせ、とても重要で国民へのインパクトの大きい話ですので。

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