ADHD治療薬で脳が変わる

 まあ、カウンセリングでも脳活動はよく変わるし、瞑想でも結合が変わったりするので、「脳が変わる!!」で驚いたふりはくだらんと思いますが、↓はADHDの治療薬メチルフェニデート(リタリン、コンサータ)で男児の脳白質の結合が強まったというもの。
 アムステルダム大の研究。メチルフェニデート使用歴がないADHD男児(10~12歳)および成人男性(23~40歳)に、16週間メチルフェニデートを使用。投与群(男児25人、成人男性24人)とプラセボ群(男児25人、成人男性24人)で、治療開始前および治療終了の1週間後に安静時MRI検査。
 結果、メチルフェニデート投与男児で、白質の結合性が増加。白質は学習や、脳のさまざまな領域の間の連絡といった機能において重要な連絡路のようなもの。プラセボ群では変化が認められなかった。
 子どもにとってメチルフェニデート投与で望ましい変化が生じる可能性が高い。大人ではこの変化が期待できないかもしれない。
White Matter by Diffusion MRI Following Methylphenidate Treatment: A Randomized Control Trial in Males with Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder.
Radiology. 2019 Aug 13;182528. doi: 10.1148/radiol.2019182528.
Cheima Bouziane, Olena G Filatova, Anouk Schrantee, Matthan W A Caan, Frans M Vos, Liesbeth Reneman

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