責任あるギャンブリングメッセージはリスクある人のチラ見は促進するかもしれない

 なるほど。アイトラッカーを使ったこんな研究もあるのか。オーストラリアの研究。
 スポーツの試合ではスポーツベッティングの広告が打たれているそうで、そうした広告を打つのなら「責任あるギャンブリング」に関するメッセージも流さなければいけないようになっているそう。しかし、責任あるギャンブリングメッセージがユーザーに届いているのかは不明。
 ということで、49名のスポーツベッターと非ギャンブラー10人について、アイトラッカーで責任あるギャンブリングメッセージをどのくらい見ているのかを比べたそう。
 結果、責任あるギャンブリングメッセージは、ギャンブリング情報に比べて、ほぼ固視されていなかったそう(p<.001)。ただしその程度とギャンブリング障害リスクに有意な関連はなかったそう。一方、その領域への視線の訪問数はギャンブリング障害リスクの高い人ほど見るそうで(p=.006)、それなりの意味はあるが、高コントラスト/ブロック色の背景にメッセージを提示するとより注目されるようだそう。
 この手の実験はうちの機器でもできるから、ゲーム障害系でやってみるか。
Are sports bettors looking at responsible gambling messages? An eye-tracking study on wagering advertisements.
Lole L, Li E, Russell AM, Greer N, Thorne H, Hing N.
J Behav Addict. 2019 Aug 26:1-9. doi: 10.1556/2006.8.2019.37.

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