統合失調症、双極性障害、知能

統合失調症と双極性障害では遺伝子上のオーバーラップがあることが知られている。一方で、統合失調症では認知機能の低下が併存する場合が多いことが知られているが、双極性障害と一般知能(IQg)との関連はあまり明らかではない。
 ↓は統合失調症82,315人、双極性障害51,710人、および一般知能がわかっている269,867人についてゲノムワイド解析を行った研究。
 結果、統合失調症とかかわり、かつ一般知能とかかわるゲノム遺伝子座が75見いだされ、また双極性障害にかかわり、一般知能にかかわる遺伝子座が12見出されたそう。この研究で統合失調症ではこれまで見出されていない20の新規遺伝子座が見いだされ、双極性障害では4見いだされたそう。
 統合失調症では75のうち61の遺伝子座は認知機能の低下とかかわり、双極性障害では12のうち9がむしろ認知機能の高さと関連したそう。そして統合失調症と一般知能で共通する遺伝子座は神経発達、シナプス統合、神経伝達とかかわるものだったとか。
Genome-wide analysis reveals extensive genetic overlap between schizophrenia, bipolar disorder, and intelligence
Olav B Smeland, Shahram Bahrami, Oleksandr Frei, Alexey Shadrin, Kevin O’Connell, Jeanne Savage, Kyoko Watanabe, Florian Krull, Francesco Bettella, Nils Eiel Steen, Torill Ueland, Danielle Posthuma, Srdjan Djurovic, Anders M Dale & Ole A Andreassen
Molecular Psychiatry (2019) 04 January

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