コーヒー好き、紅茶好き、は遺伝子から。

 苦みの成分として、甲状腺機能亢進症の治療に用いられ芽キャベツやブロッコリーの苦み成分プロピルチオウラシル(PROP)、トニックウォーターの苦み成分キニーネ、コーヒー、紅茶の苦み成分カフェインなどがある。そして、苦みの知覚は、特定の遺伝子群を有していることと関連していることが分かっている。
 ↓はカフェインの苦みに関する感受性の高さにかかわる遺伝群を持つと、コーヒー消費量が多くなるという報告。茶葉とコーヒー豆を比較すると茶葉の方がカフェインが多いが、淹れるとコーヒーの方がカフェインが多くなる。カフェインはコーヒーの苦みの10%ほどを担うだけだが、これに対する感受性が高い遺伝群を持つと、コーヒーをよく飲むようになるというわけだ。一方、カフェインに対する感受性が高いと紅茶消費量は少なくなるそうで、カフェインの苦みを感じ取れるほどに、その味がわかり?、カフェインの多いコーヒーを好むようになるのかもしれない。
 紅茶に関しては、PROPとキニーネの苦味に対する感受性の高さが、紅茶摂取量の多さと関連していたそう。逆に、PROPとキニーネの苦味に対する感受性の高さはコーヒー消費量の少なさと関連していたそう。
 アルコールは、PROPの苦味を強く知覚するとアルコール消費量が少なかったが、キニーネとカフェインの苦味はかかわらなかったそう。
 何かと遺伝群で説明されることが増えてきています。知能、学業成績、病気、精神障害、ギャンブル障害・・・
Understanding the role of bitter taste perception in coffee, tea and alcohol consumption through Mendelian randomization.
Ong JS, Hwang DL, Zhong VW, An J, Gharahkhani P, Breslin PAS, Wright MJ, Lawlor DA, Whitfield J, MacGregor S, Martin NG, Cornelis MC.
Sci Rep. 2018 Nov 15;8(1):16414. doi: 10.1038/s41598-018-34713-z.

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