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7つの生活習慣をひとつ満たすごとに認知症の発症が1割弱減る?
 心血管の健康のためにライフ シンプル7が提案されている。ライフシンプル7は、非喫煙、BMI<25、運動習慣あり、魚を週2回以上および野菜や果物を1日3回以上摂取、未治療でコレステロール値<200mg/dL、未治療で空腹時血糖<100mg/dL、未治療で血圧<120/80mmHg。ひとつ満たすごとに1点ずつ加算されていく。  この点数と、心血管健康スコア、認知症発症、全認知機能のスコア(Z値:平均0、1SDで±1)を検討した研究↓。6,626例(平均年齢73.7歳)平均8.5年追跡。やはり、心... ...続きを見る

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2018/09/26 14:13
肥満と脳
肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる https://higeoyaji.at.webry.info/201809/article_6.html 脂肪細胞から分泌され食欲を調整するレプチンは、海馬に作用して記憶を良くする 肥満ではレプチンが低下 Effects of leptin on memory processing. Peptides. 2006 Jun;27(6):1420-5. Epub 2005 Nov 15. 高炭水化物ダイエットは太っている... ...続きを見る

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2018/09/23 21:03
ゲーム症、ギャンブル症の操作的定義
インターネットゲーム障害(ゲーム症) DSM-5の定義(参考、日本語版p788−790)  *太字は篠原、ここが等閑視され下記チェック項目だけが取り上げられるのは正しくない。「臨床的に意味のある機能障害や苦痛」があるとの精神科医の臨床的判断がだいじ。精神障害か否かの定義そのものでもある。これはギャンブル障害でも同様。ゲーム依存、ギャンブル依存の疑い数として公表されるものは、以下のチェック項目のようなものによるのみなので過剰、軽度例を多数含む。 *項目はやや改変 *DSM-5ではインターネ... ...続きを見る

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2018/09/21 22:19
体動からの音を抑制する仕組み
 歌ったり、歩いたり、楽器を演奏したりすると、この動きに伴う音が生じる。しかし、わたしたちはその音に煩わされることなく、環境の音を聞くことができる。  ↓はその仕組みの研究。マウスをVR環境に置き、その環境下で、ある体動に合わせて新しい音が聞こえる体験をさせる。すると、体動に関する音の処理にかかわる聴覚皮質の活動が選択的に抑制されたそう。聴覚皮質は、運動によって生じる予測可能な音を選択的に抑制するよう学習し、そのように皮質の構成を変えていくらしい。 A cortical filter tha... ...続きを見る

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2018/09/21 14:32
コカイン乱用に遺伝的改変が役立つ???
 コカインの分解にはブチリルコリンエステラーゼが有効だが、その筋肉注射では半減期が短く、効果が限定的であった。そこでマウスの皮膚幹細胞を遺伝的に改変し、ブチリルコリンエステラーゼの産生を強化したところ、コカイン探索行動が抑制され、過剰摂取が抑えられたそう。 Genome-edited skin epidermal stem cells protect mice from cocaine-seeking behaviour and cocaine overdose Yuanyuan Li, Q... ...続きを見る

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2018/09/21 01:16
老化細胞を除去すれば記憶力の低下が抑制されうる
マウスの実験。 細胞は老化すると分裂能を失い機能不全を起こす。これが蓄積すると組織の変性を促進してしまう。実際、タウが強くかかわるアルツハイマー病様神経変性を呈するマウスの脳には、細胞周期阻害蛋白質・p16INK4A発現老化アストロサイト/マイクログリアが蓄積する。 そこで遺伝的改変を行い海馬領域などで老化細胞の除去を続けたところ、ニューロンにおけるタウタンパク質のリン酸化とその後の神経原繊維がもつれ合った塊の蓄積が少なくなり、皮質と海馬のニューロン変性が防止されたそう。そして、記憶力減退が... ...続きを見る

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2018/09/21 00:56
ギャンブル障害関連因子メモ
以下は、ギャンブリング障害ハンドブック「2章 疫学 国際的視点」より、 ...続きを見る

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2018/09/19 22:25
体罰関係
スポーツ界における暴力やパワハラや体罰が世間を騒がせることが多くなりました。 体罰が指導・教育に有効であるという実証データはありません。それどころか、体罰は子どもの脳の発達に深刻な悪影響を及ぼすことが、国内外の研究で明らかになってきました。 厚生労働省が昨年公表した資料(「愛の鞭ゼロ作戦」)には、体罰や暴言が、子どもの脳に「萎縮」や「変形」などの大きな影響を及ぼすという研究結果が引用されています。 この研究によると、子ども時代に厳格な体罰(虐待レベル)を受けた18〜25歳の男女の脳を、MR... ...続きを見る

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2018/09/18 23:55
肥満は頭の働きを低下させるが、そこには免疫細胞のバカ食いがかかわる
 肥満が認知機能の低下とかかわることが知られていますが、そのメカニズムに免疫細胞・マイクログリアがかかわることを示した研究↓。まず食事で太らせたマウスで海馬関連の認知機能テストを実施し、認知機能の障害を確認。この障害が、海馬歯状回のスパイン(新しい接続につながる膨らみ)の減少と、マイクログリアの活性化とかかわることを示したそう。一方、マイクログリアの活性や貪食作用を封じると肥満に伴う認知機能低下を防げたそう。  つまり、肥満は、マイクログリアの海馬での貪食を促し、認知機能低下をうむらしい。 ... ...続きを見る

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2018/09/16 00:28
幼児期の睡眠
 2歳くらいまでは6〜9回の昼寝をし、一日の必要な睡眠を満たしています。5歳くらいになると、おおくの子どもは夜だけ寝るようになっていきます。この間の数年の移行期には昼寝が必要です。実際、30か月〜36か月(2歳半〜3歳)の幼児では、昼寝を1回しなかっただけで幼児の不安感が増し、喜びが減り、ものごとへの関心が低下、問題解決のための理解力も低下することが観察されています。また、5歳未満では、記憶テストの成績が低下することも報告されています。  大人の場合でも睡眠が記憶の定着に役立つことが知られてい... ...続きを見る

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2018/09/15 21:17
ゲーム症と脳関連メモ
 尾崎先生&久里浜のゲーム障害調査がらみで、脳とゲーム障害あれこれが注目されています。以下が代表的なメタ解析などだと思いますが、この見方として、これらは相関関係に過ぎない点には注意が必要です。ゲームにはまって脳がこうなった、のか、脳がこうだった人がゲームにハマった、のか、その相互作用か。発達障害など背景障害を考えるとむしろ後者かもしれないわけで、ゲーム時間との相関も縦断的に見ないといかんわけです。  このとき、ギャンブル障害(依存)でもゲーム障害(依存)でも、チェックリストの前に、DSMなどで... ...続きを見る

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2018/09/02 22:40
セロトニンと自閉症スペクトラム障害
 社会性とは何か、その具体的な中身もいまだ同意が得られていないし、ましてその神経基盤について、様々な仮説が提案されてはいるもののよくわかっていない。そのために自閉症スペクトラム障害の治療法の開発がなかなかすすまない。  ↓のスタンフォード大などの研究は、側坐核でのセロトニン放出の調整が社会性の神経科学的一端を担うのではないかという研究。マウスの研究で、側坐核での背側縫線核(セロトニン神経の起始点の一つ)ニューロンからのセロトニン放出を双方向で調整することが、社会性の安定や変化にかかわるという。... ...続きを見る

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2018/09/02 21:31
9月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、月〜金でときどき、9:43ころから。 フジテレビ、「今夜はナゾトレ」監修、隔週火曜日、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」、22:00-22:55、朝、解説 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 ...続きを見る

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2018/09/01 14:09
子どもの写真で自己肯定感を育てる??
 つい最近まで自己肯定感(効力感:GSE)と脳のかかわりは手つかずであった。  しかし、ここ数年、GSEがやる気などともかかわるレンズ核や(Nakagawa et al 2017)、虐待体験で小さくなる、あるいは幸福感との相関の報告がある楔前部(Sugiura et al 2016)の大きさと相関することが報告されている。やる気や幸せを感じる力が自己肯定感とかかわるわけだ。  一方、何らかの課題時の脳活動と自己肯定感を調べた研究としては、語の流暢性課題時にGSEと左前頭前野の活動がかかわると... ...続きを見る

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2018/09/01 13:13

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篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
「はげひげ」の脳的メモ 2018年9月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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