「はげひげ」の脳的メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS ゲーム症、ギャンブル症の操作的定義

<<   作成日時 : 2018/09/21 22:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

インターネットゲーム障害(ゲーム症)
DSM-5の定義(参考、日本語版p788−790) 
*太字は篠原、ここが等閑視され下記チェック項目だけが取り上げられるのは正しくない。「臨床的に意味のある機能障害や苦痛」があるとの精神科医の臨床的判断がだいじ。精神障害か否かの定義そのものでもある。これはギャンブル障害でも同様。ゲーム依存、ギャンブル依存の疑い数として公表されるものは、以下のチェック項目のようなものによるのみなので過剰、軽度例を多数含む。
*項目はやや改変
*DSM-5ではインターネットゲーム障害は「今後の研究のための病態」で本編には入っていない。ICD‐11では入る。

臨床的に意味のある機能障害や苦痛を引き起こす持続的かつ反復的な、しばしば他のプレーヤーとともにゲームをするためのインターネット使用で、以下の5つ(またはそれ以上)が、12か月の期間内のどこかで起こることによって示される。

(1) インターネットゲームへのとらわれ(生活の中の主要な活動になる)
(2) インターネットゲームが取り去られた際の離脱症状(いらいら、不安、かなしみなど)
(3) 耐性が生じている(インターネットゲームに費やす時間を増大している。いつもと同じ時間では満足できなくなりつつある)
(4) インターネットゲームの時間などをコントロールしようとして失敗したことがある
(5) インターネットゲーム以外の過去の趣味や娯楽に対する興味が喪失している
(6) 心理社会的問題が起きているにもかかわらず、過度なインターネットゲーム使用を続けている
(7) 家族、治療者、または他者に対して、インターネットゲーム使用の程度についてウソをつく
(8) 否定的な気分(無力感、罪責感、不安など。ゲームをしている負い目も含む)を避けるために、あるいは和らげるためにインターネットゲームをする
(9) インターネットゲームへの参加のために、大事な交友関係、仕事、教育や雇用の機会を失ったことがある

現在の重症度を特定せよ


ギャンブル障害(ギャンブル症) DSM-5の定義(参考、日本語版p578−582) 太字篠原
臨床的に意味のある機能的障害や苦痛を引き起こす「問題のあるギャンブル」が、12か月間、持続したり反復したりしたこと。ここでいう「問題のあるギャンブル」とは以下に示す項目を四つ以上満たす行為を指す。
(1) 期待しただけの興奮を得るためには、使う金額を増やしてギャンブルをする必要がある(耐性)
(2) ギャンブルを減らしたり止めたりするとイライラして落ち着かなくなる(離脱)
(3) ギャンブルをコントロールしよう、減らそう、やめようとする努力が繰り返し失敗に終わる(行動制御の困難)
(4) しばしばギャンブルにとらわれている(たとえば、過去のギャンブル行為をいきいきと思い出すことがずっと続く、次のギャンブルのための計画やハンディのつけ方を考えることがずっと続く、ギャンブルをするための資金を得る方法を考えることがずっと続く)(とらわれ)
(5) 苦痛(たとえば、孤立感、罪悪感、不安、抑うつ感)を感じたとき、しばしばギャンブル行為に走る(逃避)
(6) ギャンブルでお金を失うと、取り返そうとして別の日に舞い戻ってくることがしばしばある(深追い)
(7) ギャンブル行為にどれだけのめり込んでいるかについてウソをつく(嘘)
(8) 重要な人間関係や仕事、教育や職業上の機会を、ギャンブル行為のせいで危険にさらしたり、失ったりしたことがある(社会関係問題)
(9) ギャンブル行為によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、誰かにお金を出してくれるように頼む(経済的問題)
●鑑別診断(以下はギャンブル障害から除外する)
・問題のないギャンブル行為:職業的ギャンブル行為や社交的ギャンブル行為
・躁病エピソードで説明できる問題のあるギャンブル行為
・パーソナリティ障がいで説明できる問題のあるギャンブル行為
・ドーパミン作動性薬物による治療によって生じた問題のあるギャンブル行為
●該当する場合は以下を特定せよ
・ギャンブル障害がエピソーディック(挿話的)であるのか:一度ならず診断基準に当てはまる一年があるが、少なくとも数か月は症状が治まっている。
・ギャンブル障害が持続的であるかどうか:複数年にわたって診断基準を満たす状態が続いている。
・寛解が始まっているのか:ギャンブル障がいの基準を以前は満たしていたが、三か月以上12か月未満の期間、ギャンブル障害の基準をみたしていない。
・寛解が持続しているのか:ギャンブル障がいの基準を以前は満たしていたが、12か月以上の期間、ギャンブル行為障がいの基準をみたしていない。
●重症度を特定せよ
軽い:4〜5の診断項目が当てはまる
中程度:6〜7の診断項目が当てはまる
重度:8〜9の診断項目が当てはまる

ギャンブル障害の疑いは軽度を含む。ギャンブル全体で70万人、ぱちんこで40万人と推測されている。マスコミ紹介の重度反復例は数千から数万か。

アルコール使用障害はこちら
https://higeoyaji.at.webry.info/201804/article_15.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
ゲーム症、ギャンブル症の操作的定義 「はげひげ」の脳的メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる