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運動は認知症の進行抑制に役立たない???
 認知症や認知機能の低下予防に運動が役立つことは、多くの疫学調査で示されてきた。たとえば久山町スタディでは週一回以上の運動が認知症のリスク低下に役立つことが示されている。軽度認知症の方を対象に運動、音楽、遊びなどを複合的に取り込む試みで、認知症への進行抑制が起こりうる可能性も示唆されてきた(筑波大学病院の試みなど)。また、動物実験ではアルツハイマー病にかかわるアミロイドβによる海馬記憶障害が運動によって抑制されることもよく示されてきた。  ところが、↓はさまざまな交絡因子の可能性を極力除去した... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/05/29 23:56
超音波は蝸牛液を介して脳を活性化する
超音波は人間の耳には聞こえない高い振動数をもつ音波。だいたい20KHZ以上。この超音波は脳の様々な個所を活性化することが知られ、可聴域ではない超音波を混ぜ込むことで、なんらかの慣性誘導ができるのではないかと期待されている。  ↓はこの活性化が、超音波が直接的に脳の神経細胞を活性化させるのではなく、蝸牛を介して実現しているらしいことを示したもの。超音波に暴露しても、蝸牛液を除いたり、聴神経を除去すると、超音波による脳の活性化が観察できなくなるそう。つまり超音波が蝸牛液を震わし、それが聴覚神経... ...続きを見る

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2018/05/29 21:29
側坐核の電気刺激でインシュリン抵抗性が改善
2型糖尿病ではインシュリン感受性が低下し、同じ量のインシュリンを投与しても、血糖値の低下が小さい。このインシュリン抵抗性が快感の中核、側坐核でのドーパミン放出の改善で改善されるという研究。  2型糖尿病の肥満男性で、かつ強迫性障害(OCD)を持つ患者に対して、脳深部刺激(DBS)治療を行ったところ、インスリン必要量が大幅に減少したそう。さらに他の患者やマウスで調べたところ腹側線条体にDBSを行うことで、ドパミン放出が促され、線条体の神経を活性化してインスリン感受性が改善しうるらしい。  ま... ...続きを見る

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2018/05/28 01:32
紫外線は嫌われ者だが頭をよくするかもしれない
 紫外線はシミやがんなどを誘発しうることで嫌われがちです。しかし、一日15分くらいの日光浴は、ビタミンDの生成によって骨量をふやしてくれますし、殺菌作用、リラックス効果などがあります。  ↓はさらに賢くなるかもしれないという研究。マウスの実験ですが、紫外線を浴びると脳の運動皮質や海馬でグルタミン酸の生成、放出を促し、動作学習や記憶の改善をもたらしうるウロカニン酸が血中や脳内で増えるそう。ウロカニン酸は血中で増した部分も血液脳関門を通過し、神経内で酵素ウロカナーゼによってグルタミン酸に変わります... ...続きを見る

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2018/05/22 00:19
スタチンは認知症予防に役立つ
 生活習慣病の予防や治療が認知症一般やアルツハイマー病の予防に役立つことは、疫学データ中心の議論であることは否めないものの、よく知られた話になってきている。  高脂血症の治療薬スタチンが認知症の予防に役立つという指摘は古くからあるが、↓はそのメタ解析。適格基準を満たした25報を対象。  結果、すべての認知症リスクの有意な低下とスタチン使用は関連した(16報、調整RR:0.849、95%CI:0.787〜0.916、p=0.000)。アルツハイマー型認知症リスクの有意な低下とスタチン使用が関連... ...続きを見る

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2018/05/21 02:00
仕組みは必然?人工知能が勝手にグリット細胞らしきものを生み出した
 生き物にとって場所の認識は重要です。どこでエサを得たか、どこで危機に陥ったか、その認識と記憶がなければ、生き残りの確率が低下してしまいます。オキーフ博士とモーザー博士夫妻がこの仕組みを明らかにしています。オキーフ博士は海馬に特定の場所で発火する細胞を見つけ「場所細胞」と名付けました。またこの場所細胞の発火が10Hzほどのθ波によって同期しており、かつそれが位相的にずれていることで、空間の位置関係表現がθ波一サイクルに圧縮されます。これを「場所細胞の位相前進」と呼びます。さらにモーザ―博士夫妻は... ...続きを見る

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2018/05/18 00:34
レプチンは視床下部弓状核のアグーチ関連ペプチドニューロンでまず働く
 脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。運動や寒さでは褐色脂肪細胞由来のリポカインが分泌を増し、代謝を高め、脂肪を燃やします(http://higeoyaji.at.webry.info/201805/article_3.html)。  一方、白色脂肪細胞はレプチンを分泌し、食欲を抑えます。単純には胃から分泌されるグレリンなどが食欲を亢進し、レプチンが食欲を抑制するわけです。このレプチンは脳の視床下部弓状核内のレプチン受容体に働き掛け、食欲のほか、グルコースのバランスや体重の調節を... ...続きを見る

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2018/05/13 22:55
運動はリポカインを増し、代謝を高め、脂肪を燃やす
 夏と冬のどちらが太りやすいのか?  冬は寒くて運動不足になりがち。一方夏は汗もたくさん出る、夏痩せなんて言葉もあるから、冬の方が太りやすい。。。さにあらず。実際、体重の季節変動を見ると夏太り現象が。その理由として寒い時の方が体温維持のために必要なカロリーが多くなる、寒いとリポカイン(伝達分子として作用して全身代謝に影響しうる脂質の総称)が増え代謝を増すなどがあげられています。  ↓リポカイン(12,13-diHOME)が運動でも同様に増えるという報告。リポカインが骨格筋で、糖ではなく、脂肪... ...続きを見る

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2018/05/10 13:09
5月1日〜
フジテレビ、「とくダネ!脳活ジョニー」監修、月〜金でときどき、9:43ころから。 フジテレビ、「今夜はナゾトレ」監修、隔週火曜日、19:00-20:00。 BSフジ、「脳ベルSHOW」、毎週月〜金、22:00-22:55、解説 SBC、「ラジオJ」、月一出演。 ...続きを見る

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2018/05/06 22:38
ゲノム編集でアミロイドβを減らしアルツハイマー病を予防、一方でアミロイドβ仮説が間違っている?
 アルツハイマー病の原因物質と考えられているアミロイドβは、その前駆体たんぱく質(APP)から産出されます。理化学研究所の西道先生らは、アルツハイマー病のより適切なモデルマウスを作成する過程で、アミロイドβが蓄積しにくいマウスを見つけ、ゲノム編集技術を駆使し34塩基の配列を欠失させただけでAβの蓄積が抑制されることが明らかにしました。エイズでは保護的変異の同定によって、効果のある薬剤が開発されました。アルツハイマー病でも保護的変異の同定で、新しい核酸医薬などの開発が可能になるかもしれないとのこと... ...続きを見る

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2018/05/06 21:16

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「はげひげ」の脳的メモ 2018年5月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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