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人の気持ちに共感する力の少なくとも10%は遺伝要因で説明できる
 性格や行動特性の3-5割が遺伝要因で説明できることが双子研究などから明らかになっている。その点から考えると、「人の気持ちに共感する力の少なくとも10%は遺伝要因で説明できる」という↓の結果は、そう驚きでもないし、むしろ案外遺伝要因の影響が小さいのかもしれないな、と思わせるものだ。  ケンブリッジ大学のVarun Warrierらは、23andMe社の利用客のうち、研究に協力することを承諾した4万6,861人を対象に、60項目の質問で構成された共感力を点数化する検査と、遺伝子解析の結果とを照合... ...続きを見る

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2018/03/27 09:59
仕組みの見えるディープラーニング
 ディープラーニングの一般的な弱点は、脳に似せた層化構造で計算処理を行わせると、なぜか、正解率が上がっていくが、なぜそうなるのか仕組みとの対応が取れない点にある。  ↓は、ディープラーニングアルゴリズムの構造を、細胞内の既知の分子システムの構造にマッピングすることで、人口ニューラルネットワークを「目に見える」ようにしたそう。そして、このモデルは、いったん訓練されると、遺伝的変化の物理的影響を予測できるようになったそう。  この可視化によって、遺伝子と物理的特徴との関係の基盤となる機序について... ...続きを見る

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2018/03/22 01:29
一度自傷行為をした若者の一年以内の自殺は46倍にもなる
 ↓は自傷行為を行った12〜24歳の若者、32395人の一年間の追跡調査の報告。  自傷行為を行った後、一年以内に自殺によって死に至った率は、10代では46倍、20-24歳では19.2倍となっていた(デモグラフィックを合わせた一般人と比べて)。  自傷後の自殺のリスクは白人に比べてアメリカインディアンやアラスカ先住民は4.69倍だった。  また自傷行為が、手首のカットなど暴力的な方法の場合、そうでない方法での自傷行為に比べて、自殺のリスクが18.04倍となった(手首カットでは35.73倍)... ...続きを見る

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2018/03/22 01:16
成人では脳細胞は新生しない(1998まで)⇒新生する⇒やっぱり新生しない
 一昔前、1998年までは、脳細胞は心臓の細胞と同様、生まれた時から同じ細胞と付き合い続ける、新しい細胞は生まれてこない、と考えられていました。しかし、ガン細胞を染める技術を使って、新生細胞を調べたところ、海馬歯状回、脳室周辺部などで、新生細胞がみつかり、歳をとっても脳細胞は新しく生まれると考えられるようになりました。  しかし、↓は、従来の研究で解析された対象よりも多数かつ網羅的にヒト海馬標本を用いて解析し(59例)、出生後早い時期には新たなニューロンの産生があるという証拠が得られたが、出生... ...続きを見る

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2018/03/20 23:55
ほう、握力が高いとうつの発病を抑制しうるのか。
 50歳以上の一般成人4,505例の調査。  握力によって三分位し、2年後のうつ病発症オッズを調べた。  三分位の中位で、うつ発症オッズが31.5%有意に減少(p=0.04)、上位では34.1%減少した(p=0.02)。  握力と健康の関連、握力とメンタルヘルスの関連は以前から指摘されていたが、縦断的に明らかにしたのは珍しい。 Sex-related differences in the association between grip strength and depression: ... ...続きを見る

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2018/03/17 01:13
「渇望」を生み、水分摂取を促す回路
「渇望」はギャンブル障害でも中核的な感覚だ。おなかが減るというより、喉の渇き、強烈な乾きが水を欲するようにギャンブル行動を欲する。現実には薬物で起こる渇望と、行為における渇望ではおそらく質(関連する神経回路網)が異なると思われるが、比喩としては重要だ。  ↓はカリフォルニア工科大の岡先生らの報告。体内の水分バランスをモニターしつつ、水の摂取頻度をコントロールする回路網を大脳終板などに見出し、染色にも成功したというもの。この回路が体液の向上性をモニターしている。  将来的には薬物使用障害の渇... ...続きを見る

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2018/03/12 10:56
学んで新薬の可能性を見つけるAI企業が4500万ドルの投資を獲得
 日々新たな創薬の可能性を示す論文が嫌になるほど発表されている。そのすべてとは言わなくとも、自分の興味に関連する論文を読みこむだけでも、膨大な時間がかかる。しかし、読み込むポイント、応用へのステップは、ほぼ定式化可能でもある。  となると人工知能の出番。すでに2012年Atomwiseは科学者のように学び創薬の可能性を見出すAI技術・神経回路様回路装置を作り出し、売ることを目的に設立され、すでに米国の製薬会社トップ10のうち4社、複数のバイオテック企業、40を超える大学研究機関との提携をし、稼... ...続きを見る

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2018/03/12 10:46
うつ⇒恥⇒ギャンブル、アルコール
ギャンブリングは自己治癒行動であるとの理論によれば、若者はうつ的なネガティブな気分から逃れるために、アルコールやギャンブリングに走る。↓はその媒介要因として「恥」の感覚を提案したもの。  211人の追跡調査で、第一波でうつ傾向が高かった人は、第二波で「恥」の感覚が高く、これがギャンブルをよりたくさんすることと、アルコール問題を予測したそう。  恥の感覚への対処が臨床上重要だという。河本らは両価性を重症化要因として指摘しているが、恥の感覚は両価性を増強するようにも思える。 Shame me... ...続きを見る

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2018/03/11 01:10
ギャンブル依存の回復支援では併存する精神疾患への配慮が必要
 ギャンブル障害には、アルコール使用障害、うつ、統合失調症、ADHDなどの併存障害が多いことはよく知られている。Dowling NA et al.(2015)によれば、アルコール使用障害 15.2%、薬物使用障害 4.2%、大うつ病性障害 29.9%、双極性障害 8.8%、統合失調症 4.7%、パニック障害 13.7%、社交不安障害 14.9%、PTSD 12.3%、ADHD 9.3%、など併存障害全体では74.8%におよぶという。  ↓はNational Epidemiological Su... ...続きを見る

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2018/03/11 00:49
言語性知能が標準偏差分低くなるごとに、ギャンブル問題のリスクが2倍になる
 イングランドの一般世帯の7403名についての2007精神疾患調査の分析から、ギャンブル問題を抱えている人は0.7%(95%CI、0.5-1.0%)で、問題を抱えるリスクは言語性IQテストの成績が低いほど高く、言語性IQが1標準偏差分低くなるごとに、そのリスクが2.1倍(95%CI、1.3-3.4倍)となっていたそう。これはギャンブル問題と関連がある、年齢、性、社会経済要因、薬物依存、喫煙、衝動性、標準的な精神疾患の影響を除去した上での結果だそう。  日本でも、佐藤先生、朝倉先生、ワンデーポー... ...続きを見る

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2018/03/11 00:23
神経質な人の方が犬にかまれやすいらしい
 イングランド地方チェシャー州の694人(385世帯)のデータを分析した結果、4人に1人弱はイヌに咬まれた経験があり、神経症傾向が弱まるごとに、イヌに咬まれるリスクが低下したそう。  犬の前で不安がるとよけいにかまれるという俗説は、そこそこ本当らしい。  いじっめっこの前で不安がると、余計にいじめられるなんて関係はあったりするんだろうか。  目に脅えが見えるとかさにかかってくる、はありそうにはおもうが。 How many people have been bitten by dogs? ... ...続きを見る

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2018/03/03 21:44

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篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
「はげひげ」の脳的メモ 2018年3月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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