「はげひげ」の脳的メモ

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zoom RSS ドーパミンニューロンの活動は行動の開始確率とその後の強度にかかわる

<<   作成日時 : 2018/02/09 00:52   >>

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 生き物は生き残るために、行動を起こすか、起こさないか、起こすならどのタイミングでがだいじです。一方、パーキンソン病におけるsubstantia nigra pars compacta (SNc) :黒質緻密部のドーパミンニューロン(DANs)の欠落は、行動の開始の障害につながり、行動の緩慢さにつながります。自発運動におけるDANsの役割はその行動の増強にかかわる一方で、報酬予測がDANsの一過性の活動にかかわることも知られています。特に行動の開始時のこれらの関係が様々に確かめられてきました。しかし、自発運動初期におけるこれらの活動はまだ示されておらず、運動の開始と維持におけるDANsの違いもよくわかっていません。
 そこで↓では、黒質緻密部の多数のドーパミンニューロン(報酬に反応するDANsではない)の自発運動開始時の活動をマウスで調べたもの。結果、これらの活動は行動特異的ではなく汎用的で、将来の運動の強度とかかわっていたそう。
 そして、マウスが動いていないときにDANsの活動を止めると、活動の開始確率が下がり、活発でもなくなったそう。逆に、短期的に活動を刺激すると、開始確率や活発さが増したそう。しかし、運動開始後に操作しても、継続中の運動には影響を与えなかったそう。すでに学習されている運動でも同様だったそう。 
 確率条件でDANsの活動の強さが変わるのはよく知られていますが、それが行動の開始や強度にもかかわるわけです。
Dopamine neuron activity before action initiation gates and invigorates future movements
Joaquim Alves da Silva, Fatuel Tecuapetla, Vitor Paixão & Rui M. Costa
Nature volume 554, pages 244–248 (08 February 2018)
doi:10.1038/nature25457

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