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zoom RSS うつ病と自殺リスクに共通する遺伝子と有効な薬物を特定?

<<   作成日時 : 2018/02/21 00:13   >>

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 自殺者の90%以上に気分障害(大うつ病)がみられること、また気分障害の自殺傾向に対する遺伝的脆弱性が指摘されていますが、その根拠を示す研究はあまり行われていません。
 イラン医科大のAli Bozorgmehrらは、文献レビューで、うつ病と自殺行動に関連する遺伝子および遺伝学的薬物治療についての検討を行い、最も基本的な共通遺伝子として、脳由来神経栄養因子をコードするBDNF、セロトニントランスポーターをコードするSLC6A4、遺伝子の転写因子のCREB1、腫瘍壊死因子のTNFがあげられた。
 また主な共有欠損経路は、ドパミン作動性経路、セロトニン作動性経路、神経突起の免疫学的経路で、SLC6A4とSLC6A2の2つが治療ターゲットで、セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と三環系抗うつ薬(TCA)が、自殺リスクを有するうつ病患者に有効な薬物であることが、改めて示唆された。
 こういう研究を統合システム生物学的基礎研究というらしいが、既存のデータに基づく分析のため、あらたなデータが出てくれば結果が変わりうるそうだ。
What do the genetic association data say about the high risk of suicide in people with depression? A novel network-based approach to find common molecular basis for depression and suicidal behavior and related therapeutic targets.
Bozorgmehr A, Alizadeh F, Ofogh SN, Hamzekalayi MRA, Herati S, Moradkhani A, Shahbazi A, Ghadirivasfi M.
J Affect Disord. 2018 Mar 15;229:463-468. doi: 10.1016/j.jad.2017.12.079. Epub 2018 Jan 8.

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