雄雌の見分けも経験によって修飾される

 脳は柔軟に変化する。一見、生得的に見える事柄でも、脳内表現は経験によって変わる。
 ↓はそれを示した報告。
 D Andersonらは、飼育ゲージ内に同種のマウスが入ってきたとき、雌雄の表現が視床下部の神経集団に現れると考えた。そこで、飼育ケージに同種の雄または雌を入れ、視床下部を調べた。結果、異性との経験のないマウスでは雌雄の神経表現がオーバーラップしているらしかったが、社会的・性的経験が増えるにつれて、相手の性に特異的な細胞集団が現れてくることを示した。
 生得行動でも作り付けの神経回路ではないわけだ。
Social behaviour shapes hypothalamic neural ensemble representations of conspecific sex
Ryan Remedios, Ann Kennedy, Moriel Zelikowsky, Benjamin F. Grewe, Mark J. Schnitzer & David J. Anderson
Nature 550, 388–392 (19 October 2017)

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