甘い飲み物や果実ジュースの摂取が多いことと、記憶不良や脳容積減少が関連する

 以前、ワシントン州King Countyの日系アメリカ人1836人を10年間追跡調査した研究で、果物・野菜ジュースを1週間に3回以上飲んでいた人は1週間に1回未満であった人に比べてアルツハイマー病に76%なりにくいといった報告がありましたが(ハザード比0.24 Fruit and Vegetable Juices and Alzheimer’s Disease: The Kame Project. The American Journal of Medicine. Volume 119, Issue 9 , September 2006, Pages 751-759)、一方で、動物実験では過度の砂糖摂取がアルツハイマー病と関連するとの指摘がありました。
 ↓は、有名なフラミンガムスタディから。砂糖の多い飲料の摂取(アンケートによる)と、神経心理検査結果(4276人)とMRIデータ(3846人)の関連を調べたところ、一日一本以下の砂糖が豊富な飲料の摂取群に比べて、1-2本、2本以上で脳の容量が小さくなっており、エピソード記憶も低下していたそう。毎日果物ジュースを飲んでいる場合も、全脳容量、海馬容量が小さく、エピソード記憶も低下していたそうで、砂糖の多い飲料は避けた方がいいようです。
Sugary beverage intake and preclinical Alzheimer's disease in the community.
Pase MP, Himali JJ, Jacques PF, DeCarli C, Satizabal CL, Aparicio H, Vasan RS, Beiser AS, Seshadri S.
Alzheimers Dement. 2017 Mar 6. pii: S1552-5260(17)30050-X. doi: 10.1016/j.jalz.2017.01.024.

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