夜行性動物でも「青」で眠気を抑制するらしい

 われわれは光を浴びると目覚め、暗くなると眠くなるが、ネズミのような夜行性動物は光で眠くなる。このメカニズムにはメラノプシンがかかわると考えられています。メラノプシンはメラノプシン発現網膜神経節細胞で発現し460~480 nm付近の青色光で反応しやすく、交差上核に投射して、概日時計の位相の制御を担うものと思われています。
 なので、ネズミでは青色によってメラノプシンが分泌され、人では目覚めるものの、睡眠誘導に役立つと考えられますが、↓はそうならないことを示した研究。青色はコルチコステロンを介して人同様、目覚めを誘導するようです。一方、緑色ならコルチコステロンの分泌は増さず眠くなるようです。
 とするなら、海物語の青は人はもちろん、ネズミでも目覚めを促すのかもしれないですな。
Melanopsin Regulates Both Sleep-Promoting and Arousal-Promoting Responses to Light.
Pilorz V, Tam SK, Hughes S, Pothecary CA, Jagannath A, Hankins MW, Bannerman DM, Lightman SL, Vyazovskiy VV, Nolan PM, Foster RG, Peirson SN.
PLoS Biol. 2016 Jun 8;14(6):e1002482. doi: 10.1371/journal.pbio.1002482. eCollection 2016 Jun.

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