ドーパミンのD2受容体の活動を高めると、ラットをリスク回避型にすることが出来る

 ドーパミンにはD1~D5まで受容体があり、これとドーパミンが結びついて脳に作用します。そしてカジノ的パチンコ的な光と音の演出はD3受容体を介してハイリスク行動に誘引するとの報告があります(http://higeoyaji.at.webry.info/201602/article_19.html)。
 ↓はD2受容体。もともとD2受容体の多型が報酬不全症候群など、強迫的で反復的な行動とかかわるとの指摘がありましたが、快感の中核、側坐核でD2受容体の活動を高めるとリスク回避的になったとか。
 ドーパミンD2受容体を発現する側坐核内の細胞の活動亢進は、以前の決定の「悪い」結果を反映しており、次の選択が安全なものにするようで、この活動増大の個体差がリスク選好と相関していたそうです。D2Rを発現する側坐核ニューロンによってリスク行動が制御されているようです。
 ちなみに知的活動とのかかわりの強いD1受容体の密度とギャンブル障害の程度が相関するとの報告もあります。
Nucleus accumbens D2R cells signal prior outcomes and control risky decision-making
Kelly A. Zalocusky, Charu Ramakrishnan, Talia N. Lerner, Thomas J. Davidson, Brian Knutson & Karl Deisseroth
Nature 531, 642–646 (31 March 2016) doi:10.1038/nature17400

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